どの地区が自分に合う?名古屋市各区の特徴をいろんな観点からご紹介!【西区・中村区・中区・熱田区・中川区・港区・南区・守山区】

西区の特徴

名古屋市の北西部に位置している「西区(にしく)」は、近代工業を代表する企業も多く立ち並ぶ地域です。トヨタグループの発祥地として知られる「トヨタ産業技術記念館(旧豊田紡織本社工場)」や、森村グループの発祥地として知られる「ノリタケの森」などの大手企業の歴史を刻む地でもあります。

西区は中央から東西に地域を分けるように庄内川が通っています。南北には市営地下鉄の鶴舞線が通っており、交通の利便性を高めています。
名古屋城の西に位置している地域で、全体的に平坦な土地であることが特徴です。先述した庄内川の他にも、新川や堀川、水場川、惣兵衛川、山西用水などの河川も通っています。

また西区の南部地域には、産業や文化、歴史に関連する地域事業を活性化させることを目的とした「ものづくり文化の道」構想が推進されています。
西区では国の伝統工芸品に指定されている「名古屋友禅」や、18世紀頃から代々伝統が受け継がれ高度な家内工業技術を必要とする「名古屋扇子」など伝統的なものづくり産業が発達しています。
この「ものづくり文化の道」構想では、こうしたものづくりを中心として地域の魅力を発信することを目的としており、そのことによって人のネットワークも活性化させて地域を盛り上げようとしているのです。

名古屋市西区の施工例(東新住建)

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中村区の特徴

名古屋市で西区の下に位置するのは「中村区(なかむらく)」です。中村区は1937年に西区と中区の一部をとって分区されています。
名古屋駅西口周辺に位置しているので交通の便もよく、「尾張中村」と呼ばれることもあります。

中村区は1960年代の前半まで住民人口が20万人に達するなど発展を続けており、一時期名古屋市内でも最も人口が多い区になりました。
しかし名古屋市が東側へ拡大するにつれてその勢いは衰え、人口密度の高さによって住民離れが進んでいる地域でもあります。

歴史的に中村区は下町の雰囲気を残している地域です。かつては日雇い労働者が多く住んでおり、戦前から住宅地として利用されていました。
いまでは街の再整備により街並みが変わりましたがいまだに下町の雰囲気は残されているようです。

歴史面ではさらに、豊臣秀吉や加藤清正も中村区生まれであると言われています。そのため秀吉に関連した名称の地名や学校も多く存在します。

また名古屋駅の周辺には数多くの企業ビルや金融機関などの高層ビルが集まっており、デパートや商店街、地下街、モールなど商業施設も多数建設されています。

名古屋市中村区施行例1
名古屋市中村区の施工例2

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中区の特徴

名古屋市の中央、北西部よりに位置している「中区(なかく)」は、行政や商業、金融など様々な面で発達している地域です。
名古屋市内では、千種区や中村区、東区、北区、西区など隣接している区の数が最も多い区です。

名古屋商工会議所や名古屋証券取引所もあり、名古屋市だけではなく愛知県、ましては中部地方全体でも特に経済の中枢機能が集中している地域でもあります。
名古屋城の三の丸地内には、愛知県庁や名古屋市役所など愛知県でも主要な行政機関や、国の出先機関などが集まっています。
上場企業も数多く本社を置いており経済活性の中心地として知られています。

また栄三丁目付近では、三越や丸栄、松坂屋などの大手デパートが立ち並んでおり、商業地域の中心としての役割を担っています。
夜でも栄ではネオンがきらめき、商業施設の賑わいは終日続きます。中心地ならではの夜景や街並みがさらにその賑わいを表しています。

文化面でも寄席や落語を中心とする歴史ある演劇場「大須演芸場」や「名古屋能楽堂」、「中日劇場」、また歴史的な知識を学べる施設である「愛知県公文書館」や「愛知県産業貿易館」など幅広く運営されています。

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熱田区の特徴

名古屋市の中心からやや南西よりに位置しているのは「熱田区(あつたく)」です。
熱田区は名古屋市の各区の中でも一番人口が低い地域で、1965年より減少傾向にあることが指摘されています。

しかし、現在ではザ・ライオンズ ミッドキャピタルタワーや、一条タワー金山など高層マンションも建設されていることで人口増加に転じています。またイオンモール熱田が開店したり、名古屋高速道路のインターチェンジが設置されたりしたことでも急成長しており、変わりつつある区であるとも言えます。

歴史的には、熱田区は「東海道五十三次」の宮宿のひとつでした。
東海道五十三次は、江戸時代に整備された東海道にある53の宿場のことを指します。ちょうど熱田神宮周辺にあたり、門前町としても栄えていました。
そのため熱田区の中でも特に熱田神宮周辺では下町の雰囲気が強いところも残されています。

現代では日本最大級のコンベンションホールでもある「名古屋国際会議場」が建設されており、デザイン都市名古屋のシンボルとしても知られています。
国際会議やイベントなどで使われる国際的ネットワークの地として役割を果たしています。
また国際会議場に隣接している堀川も、散策路や船着場などの設置が進められており、街の景観を保ったり区民のアクティビティを守ったりするための活動がされています。

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中川区の特徴

名古屋市の中西部に位置する「中川区(なかがわく)」は、近年宅地化が進んでいる地域でもあり、名古屋市内でも2位の人口数を誇ります。

全体的に平坦な土地で構成されており、ほとんどの地域で海抜がゼロメートルの地帯であることも特徴のひとつです。
また中川区だけでも、名前の元となった中川運河を始めとして、庄内川や新川、戸田川、福田川、荒子川、堀川など7つの河川が流れていることでも知られています。

中川運河に沿っている地域には工業地帯が広がっており、鉄工所や木工所、倉庫などが立ち並んでいます。
また河川を利用したイベントとして、近年中川運河の水面を利用したアートイベントが行われています。

歴史面では、中川区の荒川が戦国時代から安土桃山時代にかけての武将である前田利家の生誕の地として知られています。
荒子には観光地としても人気の高い「荒子観音寺(浄海山圓龍院観音寺)」があります。荒子観音寺は1000体を超える数の円空仏が所蔵されていたり、国の文化財として認められている多宝塔があったりと歴史的価値の高い観音寺です。

他にも1930年に中川運河と堀川の通船路として建てられた「松重閘門」は、名古屋市の文化財および都市景観重要建築物としても指定されています。

名古屋市中川区の施工例(東新住建)

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港区の特徴

名古屋市の南西部に位置している「港区(みなとく)」は、名古屋市の区の中でも最大の面積を誇っています。
港区は海に面して位置しており、南部には日本を代表する国際貿易港の「名古屋港」があります。
歴史的に港区は全域が尾張藩の領地で、湾岸部は特に埋め立てによってできた地域です。

港区の一番の特徴は、何と言ってもウォーターフロントを生かしたまちづくりです。
「名古屋港ガーデンふ頭」では、南極をテーマとして展開している「名古屋港水族館」や実際に体験しながら楽しく学べる「名古屋海洋博物館」、買い物や食事など様々な商業アクティビティが楽しめる「ジェッティ」などが展開されています。

また港区の西部では、日本最大級の規模を誇るプールである「サンビーチ日光川」を日光川公園内に設置していたり、「とだがわこどもランド」や戸田川緑地の「バーベキューガーデン」などがあったりと、レジャー施設も豊富に揃っています。

一方で、港区の南陽地区では米作りが盛んで、300ヘクタール以上もの水田が広がっている田園地域となります。
名古屋市内の中でも最大規模の田園地域です。

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南区の特徴

名古屋市の中南部、港区の東側には「南区(みなみく)」があります。経済的な面で古代から社会の要請を受けて変容してきた地域と言えます。

南区は古代には海産業が栄えており、「前浜塩」に代表されるような製塩業が非常に発達していました。この頃取れた前浜塩は内陸部にも届けられていました。

江戸時代には新田の開発が求められ、開発が進むにつれて製塩業は衰退していきます。
明治時代になると、次は愛知海苔の中心産地として海苔産業が発達しますが、1959年には伊勢湾台風の影響で地元産業が大きなダメージを受けたため衰退していきます。

その後は時代の流れもあり、鉄鋼や金属、機械、化学などの分野で工業が発展して工業地帯を形成します。
しかし、区の経済を支えていた三菱関連の工場が倒産したことによって打撃を受け、現在では南部の繁華街である「新瑞」を中心として商業が発展しています。

南区東部の笠寺台地では、縄文や弥生、古墳時代に使われていたとみられる遺物も多く発見されている歴史の深い地域です。
また「笠寺観音本堂」では、国の重要文化財でもある「色紙墨書妙法蓮華経巻第五」や、県指定文化財の「笠覆寺文書」が所蔵されています。

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守山区の特徴

名古屋市の東北部に位置している「守山区(もりやまく)」は、美濃東部や木曽などの山間部に最も近い地域です。
名古屋市内の他の区に比べても人口がトップレベルで高く、地価も比較的安いということで人口が増加し続けている地域でもあります。

北部には庄内川、南部には矢田川が流れています。東北部にある標高198メートルの東谷山から西南にかけては、なだらかな小山地帯が広がっています。
このように緑が多い地性を生かして、人口の渓谷である「白沢渓谷」や、テニスや野球場などの運動場も整備されている「小幡緑地公園」などの公園があります。
また矢田川や庄内川の河川敷緑地や、「東谷山フルーツパーク」、「志段味スポーツランド」などのレジャー施設も豊富にあります。

歴史面でみると、守山区のある地帯は古代に海岸に当たる地域だったので、数多くの古墳が残されていることでも知られています。
特に「志段味古墳群」というのは守山区を含む一帯に残された古墳の7基を指す名称で、国史跡として守られています。

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まとめ

名古屋市の各区を、地理的特徴や歴史面、観光面、住居面などの面から見ていきました。時代の要請によって移り変わっていった区や、それぞれの地理的特性を生かした区など、各区の色が違います。皆さんもぜひご自分の要望に照らし合わせて住居区を選んでくださいね。

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