徳川家康公と織田信長公が同盟を結んだ地「清須」とはどんな街?

2023年の大河ドラマ「どうする家康」の放送を受け、徳川家康公とゆかりのあるスポットが注目を集めています。
清須市内の「清洲城」もその1つで、清洲城は徳川家康公と織田信長公が「清洲同盟」を結んだ地として、多くの歴史ファンから親しまれているスポットです。
この記事では、清洲城に残る徳川家康公の歴史を紹介しつつ、清須市の交通機関や商業施設、子育て支援といった現在の住みやすさについても解説します。

徳川家康公と織田信長公が同盟を結んだ地、清須

清洲城は応永12年(1405年)に建立された城で、弘治元年(1555)に織田信長公が入城しました。
永禄3年(1560)の桶狭間の戦いに勝利した後、この清洲城から天下統一への一歩を踏み出したとされています。

関ケ原の戦い後、清洲城の城下は人口6万人を超える賑わいを見せていたようですが、慶長15年(1610年)に徳川家康公が廃城を命じたため、それ以降は政治・経済・司法の中心が名古屋へ移っていきました。
現在の清洲城は平成元年(1989年)に再建されたもので、4階まで続く天守閣には土器や刀、火縄銃等の関連展示が行われています。
大河ドラマ戦国史も展示されているので、清洲城に立ち寄った際はぜひこちらもチェックしてみてください。

開館時間9:00~16:30
料金大人(高校生以上)300円/小人(小・中学生)150円/未就学児無料
休館日月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始
住所〒452-0932 愛知県清須市朝日城屋敷1-1

より詳細な情報が知りたい場合はコチラをご参照ください。

清須市の特徴と住みやすさ

続いて、現在の清須市の特徴や住みやすさについて詳しく見ていきましょう。

エリアの特徴

清須市は愛知県西部・尾張平野の中央に位置する市で、人口は約7万人(2023年2月時点)です。
西春日井郡西枇杷島町・新川町・清洲町の合併によって平成17年7月に新設された比較的新しい市であり、現在は北名古屋市・一宮市・あま市・稲沢市・名古屋市と隣接しています。
名古屋方面へのアクセスが充実していることから、市の面積(17.35㎢)に対する人口の割合が高く、地価等も上昇傾向にある人気のエリアとなっています。

“都会過ぎず田舎過ぎない”のが魅力

清須市内には以下の通り多くの路線が走っており、名古屋方面へのアクセスに優れているのが特徴です。

名鉄名古屋本線・名鉄津島線須ヶ口駅愛知県清須市須ケ口
JR東海道本線・東海交通事業城北線枇杷島駅愛知県清須市西枇杷島町七畝割
名鉄名古屋本線新清洲駅愛知県清須市新清洲1丁目
名鉄犬山線下小田井駅愛知県清須市西枇杷島町上新
名鉄名古屋本線西枇杷島駅愛知県清須市西枇杷島町日之出1丁目
名鉄名古屋本線丸ノ内駅愛知県清須市清洲
名鉄名古屋本線新川橋駅愛知県清須市土器野
名鉄名古屋本線二ツ杁駅愛知県清須市西枇杷島町芳野2丁目
東海交通事業城北線尾張星の宮駅愛知県清須市阿原

このように交通機関が充実している一方で、清須市には自然を感じられるスポットも数多く存在しています。
庄内川や新川、五条川等の河川が流れる他、清須公園や枇杷島公園等の遊べるスポットも充実しており、“都会過ぎず田舎過ぎない”街として人気を集めています。

トヨタ自動車の直営校がある?

清須市には、トヨタ社が運営する直営の専修学校「トヨタ名古屋自動車大学校」が立地しているのも特徴です。
こちらは1961年の設立以降、現在までに27,000人を超える卒業生を輩出し、その就職率はなんと100%となっています。
中でもトヨタ系企業への就職率は97.8%(2020年度)となっており、トヨタ直営校ならではのトップレベルの教育を受けることが可能です。

子育てのしやすさも魅力

清須市では、地域と家庭の連携による様々な子育て支援事業が展開されており、主な取り組みとして以下のようなものが挙げられます。

子育て世代包括支援センター母子保健コーディネーターと子育てコンシェルジュが連携し、妊娠から子育てにわたる相談や支援を行う施設の開設
子育てアプリ「キヨスマ」妊娠・子育て中の女性や家族に対する情報提供を行うアプリの配信
清須ファミリー・サポート・センター子育ての手助けが必要な人と、子育てを手助けできる人が会員となって助け合う会員組織
放課後児童クラブ放課後の時間帯において、家庭に代わる生活の場所として遊び場を提供
産前・産後ヘルパー清須市内在住で、家事・育児ができない状況にある場合にホームヘルパーを派遣するサービス
子育て支援センター子育てに関する情報提供や悩み相談ができる施設

より詳細な情報が知りたい場合はコチラをご参照ください。

まとめ

清須市は大河ドラマ放送の影響もあり、全国的にも注目を集めている街です。
清須市は自然が豊かで落ち着きがある一方、交通機関が充実した利便性の高い街でもあることから、住みやすさという面でも高い人気を誇っています。
名古屋市の中心部と比較して住宅購入のコスト等も抑えられるため、愛知県への移住をお考えの方は、清須市での物件探しも検討してみてはいかがでしょうか。

不動産投資をお考えの方へー

手間のかからない不動産投資。いま、人気です。