観光で人気の荒子観音寺がある中川区の特徴

中川区の住みやすさ

中川区（なかがわく）は名古屋市の西側中央に位置しています。中川区には中川運河が流れており、区の名前の元にもなっています。また毎年多くの観光客が訪れる「荒子観音（あらこかんのん）」も有名です。

名古屋市内で2番目に人口が多く、特に庄内川の西側で土地の区画整理事業によって住居開発も進んでおり、大きなマンションや公営住宅も増えている影響で人口が増えました。
中央に行くと区役所などの行政機関があり、地下鉄駅周辺では買い物を楽しんだり食事ができたりする商業地域が賑わっています。
東部に行くと中川運河に沿って工業地帯が広まっており、鉄工所や木工所、倉庫などがあります。

JR東海の東海道本線や中央本線、名古屋鉄道の名古屋本線、近畿日本鉄道の名古屋線、市営地下鉄の東山線など公共交通機関も発達しています。
さらに南北にかけては国道302号線と名古屋第2環状自動車道、東西にかけては東名阪自動車道や名古屋高速5号線、国道1号線など交通の便もいいところです。

中川区の学区

中川区には広見学区、露橋学区、八熊学区、八幡学区、愛知学区、常磐学区、篠原学区、昭和橋学区、玉川学区、野田学区、荒子学区、中島学区、西中島学区、正色学区、五反田学区、戸田学区、春田学区、豊治学区、長須賀学区、西前田学区、万場学区、千音寺学区、赤星学区、明正学区の24の学区が存在します。

一番世帯数が多い学区は荒子学区で、9,158世帯に当たる21,706人がこの学区に住んでいます。荒子学区では子どもたちと一緒に自主防災訓練を行って、炊き出し訓練やおにぎり作りなどのアクティビティを行っているそうです。
愛知学区では毎年秋に神明社境内を使って「あいちまつり」を開催していたり、篠原学区では篠原八幡神社を使って「三世代餅つき大会」を行ったりと様々なアクティビティにあふれています。

中川区の保育園

中川区にある認可されている保育園には、8つの公立保育園と42の私立保育園があります。

公立保育園は、産休明けから受け入れ可能な中島保育園を除いて全てが6ヶ月以降の子どもの受け入れからとなっています。
利用定員数はだいたい100人前後に収まっており、富田第二保育園の120人定員が最も大きい規模です。
富田第一保育園、富田第三保育園では延長保育も実施しており、正色第二保育園や富田第二保育園、豊成保育園、中島保育園では延長保育に加えて子育て支援センターを設置しています。

私立保育園では規模に関わらず産休明けから受け入れ可能としているところも比較的多く見られます。
最大規模の私立保育園は宗教法人が運営するたかばた保育園で、363人の定員数です。