どの地区が自分に合う?名古屋市各区の特徴をいろんな観点からご紹介!【西区・中村区・中区・熱田区・中川区・港区・南区・守山区】

西区の特徴

名古屋市の北西部に位置している「西区(にしく)」は、近代工業を代表する企業も多く立ち並ぶ地域です。トヨタグループの発祥地として知られる「トヨタ産業技術記念館(旧豊田紡織本社工場)」や、森村グループの発祥地として知られる「ノリタケの森」などの大手企業の歴史を刻む地でもあります。

西区は中央から東西に地域を分けるように庄内川が通っています。南北には市営地下鉄の鶴舞線が通っており、交通の利便性を高めています。

名古屋城の西に位置している地域で、全体的に平坦な土地であることが特徴です。先述した庄内川の他、新川や堀川、水場川、惣兵衛川、山西用水などの河川も通っています。

また西区の南部地域には、産業や文化、歴史に関連する地域事業を活性化させることを目的とした「ものづくり文化の道」構想が推進されています。

西区では国の伝統工芸品に指定されている「名古屋友禅」や、18世紀頃から代々伝統が受け継がれ高度な家内工業技術を必要とする「名古屋扇子」など伝統的なものづくり産業が発達しています。

この「ものづくり文化の道」構想では、こうしたものづくりを中心として地域の魅力を発信することを目的としており、そのことによって人のネットワークも活性化させて地域を盛り上げようとしているのです。

西区の住環境

地価の推移・交通

西区は名古屋駅のある中村区と隣接しており、地下鉄鶴舞線と名鉄犬山線が通る新興住宅地エリアです。

西区内に位置する鶴舞線沿線の上小田井駅・庄内通駅・浄心駅・浅間町駅の周辺はいずれも地価が上昇しています。

また高速道路のICもあるため、車での移動も便利な地域です。

商業施設

西区には約230店舗が入る大型商業施設「Mozoワンダーシティ」があります。

中小規模のスーパーマーケットも全域に点在しており、基本的にショッピングで困ることはないでしょう。

教育・子育て

西区は比較的学校の数が多く、庄内緑地公園などの大きな公園もあるため、子育てに世代に優しい環境と言えます。

幼稚園 20
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中学校 7

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名古屋市西区の施工例(東新住建)

中村区の特徴

名古屋市で西区の下に位置するのは「中村区(なかむらく)」です。中村区は1937年に西区と中区の一部をとって分区されています。

名古屋駅西口周辺に位置しているので交通の便もよく、「尾張中村」と呼ばれることもあります。

中村区は1960年代の前半まで住民人口が20万人に達するなど発展を続けており、一時期名古屋市内でも最も人口が多い区になりました。

しかし名古屋市が東側へ拡大するにつれてその勢いは衰え、人口密度の高さによって住民離れが進んでいる地域でもあります。

歴史的に中村区は下町の雰囲気を残している地域です。かつては日雇い労働者が多く住んでおり、戦前から住宅地として利用されていました。

いまでは街の再整備により街並みが変わりましたがいまだに下町の雰囲気は残されているようです。

歴史面ではさらに、豊臣秀吉や加藤清正も中村区生まれであると言われています。そのため秀吉に関連した名称の地名や学校も多く存在します。

また名古屋駅の周辺には数多くの企業ビルや金融機関などの高層ビルが集まっており、デパートや商店街、地下街、モールなど商業施設も多数建設されています。

中村区の住環境

地価の推移・交通

中村区は、名古屋市内の交通機関の中心とも言える“名古屋駅”があるエリアです。

リニア中央新幹線や笹島エリアの再開発なども進んでおり、今後ますますの発展が期待されています。

名古屋駅をはじめ、中村区役所駅や国際センター駅など中村区内の各駅周辺の地価は、2019年から2020年にかけて10%以上も上昇しました。

商業施設

名古屋駅周辺には「JRセントラルタワーズ」や「ミッドランドスクエア」など、数多くの商業施設が並びます。

一方で、名古屋駅から少し離れたところには柳橋中央市場をはじめ約300店舗が集まる「西柳錦商店街」があり、下町情緒のある街並みを楽しめます。

教育・子育て

病院や公園などの施設が充実しており、子育てに不便のない地域です。

ただし駅周辺は治安面で不安の声もあるため、駅から少し離れたエリアの方が落ち着いて過ごせるでしょう。

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小学校 15
中学校 7

名古屋市中村区の施工例

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中区の特徴

名古屋市の中央、北西部よりに位置している「中区(なかく)」は、行政や商業、金融など様々な面で発達している地域です。

名古屋市内では、千種区や中村区、東区、北区、西区など隣接している区の数が最も多い区です。

名古屋商工会議所や名古屋証券取引所もあり、名古屋市だけではなく愛知県、ましては中部地方全体でも特に経済の中枢機能が集中している地域でもあります。

名古屋城の三の丸地内には、愛知県庁や名古屋市役所など愛知県でも主要な行政機関や、国の出先機関などが集まっています。

上場企業も数多く本社を置いており経済活性の中心地として知られています。

また栄三丁目付近では、三越や丸栄、松坂屋などの大手デパートが立ち並んでおり、商業地域の中心としての役割を担っています。

夜でも栄ではネオンがきらめき、商業施設の賑わいは終日続きます。中心地ならではの夜景や街並みがさらにその賑わいを表しています。

文化面でも寄席や落語を中心とする歴史ある演劇場「大須演芸場」や「名古屋能楽堂」、「中日劇場」、また歴史的な知識を学べる施設である「愛知県公文書館」や「愛知県産業貿易館」など幅広く運営されています。

中区の住環境

地価の推移・交通

中区は地下鉄東山線・名城線・鶴舞線・桜通線が通る、名古屋の都心部にあたるエリアです。

特に人気の高い栄・伏見エリアでは、現在も高層マンションの建設ラッシュが続いており、地価の上昇率も大きくなっています。

商業施設

三越やラシック、PARCOなど、大型の商業施設が多く立ち並ぶ中区は、商業の中心地として栄えています。

また最近では久屋大通公園に新たな商業施設「久屋大通パーク」が誕生。

若い世代を中心に、更なる賑わいを見せる話題のエリアとなっています。

教育・子育て

中区は交通機関や商業施設が充実している一方、学校の数はあまり多くありません。

家賃も比較的高いため、どちらかと言えば、ファミリー層よりも若いビジネスマンなどに人気の地域と言えます。

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小学校 11
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熱田区の特徴

名古屋市の中心からやや南西よりに位置しているのは「熱田区(あつたく)」です。

熱田区は名古屋市の各区の中でも一番人口が低い地域で、1965年より減少傾向にあることが指摘されています。

しかし、現在ではザ・ライオンズ ミッドキャピタルタワーや、一条タワー金山など高層マンションも建設されていることで人口増加に転じています。またイオンモール熱田が開店したり、名古屋高速道路のインターチェンジが設置されたりしたことでも急成長しており、変わりつつある区であるとも言えます。

歴史的には、熱田区は「東海道五十三次」の宮宿のひとつでした。

東海道五十三次は、江戸時代に整備された東海道にある53の宿場のことを指します。ちょうど熱田神宮周辺にあたり、門前町としても栄えていました。

そのため熱田区の中でも特に熱田神宮周辺では下町の雰囲気が強いところも残されています。

現代では日本最大級のコンベンションホールでもある「名古屋国際会議場」が建設されており、デザイン都市名古屋のシンボルとしても知られるエリアです。

また国際会議やイベントなどで使われる国際的ネットワークの地として役割を果たしています。

その他、国際会議場に隣接している堀川でも散策路や船着場などの設置が進められており、街の景観を保ったり区民のアクティビティを守ったりするための活動がされています。

熱田区の住環境

地価の推移・交通

熱田区は地下鉄名城線・名港線の他、名鉄名古屋本線・名鉄常滑線・JR中央本線・JR東海道本線が通っており、各所へのアクセスの良さが魅力のエリアです。

特に伝馬町駅や神宮西駅周辺は利便性が高いと評判で、地価の値上がり率も急上昇しています。

商業施設

熱田区内の金山エリアには、「アスナル金山」をはじめ多くの商業施設が揃っています。

「金山小町」や「ミュープラット金山」など新しい施設も次々とオープンしており、若者を中心に話題を集めている地域です。

教育・子育て

学校の数は比較的少なめですが、「熱田神宮」をはじめ歴史的・文化的な建造物が残る落ち着いたエリアです。

治安の良い地域でもあるので、子育ての環境としておすすめと言えるでしょう。

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小学校 7
中学校 4

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中川区の特徴

名古屋市の中西部に位置する「中川区(なかがわく)」は、近年宅地化が進んでいる地域でもあり、名古屋市内でも2位の人口数を誇ります。

全体的に平坦な土地で構成されており、ほとんどの地域で海抜がゼロメートルの地帯であることも特徴のひとつです。

また中川区だけでも、名前の元となった中川運河を始めとして、庄内川や新川、戸田川、福田川、荒子川、堀川など7つの河川が流れていることでも知られています。

中川運河に沿っている地域には工業地帯が広がっており、鉄工所や木工所、倉庫などが立ち並んでいます。

また河川を利用したイベントとして、近年中川運河の水面を利用したアートイベントが行われています。

歴史面では、中川区の荒川が戦国時代から安土桃山時代にかけての武将である前田利家の生誕の地として知られています。

荒子には観光地としても人気の高い「荒子観音寺(浄海山圓龍院観音寺)」があります。荒子観音寺は1000体を超える数の円空仏が所蔵されていたり、国の文化財として認められている多宝塔があったりと歴史的価値の高い観音寺です。

他にも1930年に中川運河と堀川の通船路として建てられた「松重閘門」は、名古屋市の文化財および都市景観重要建築物としても指定されています。

中川区の住環境

地価の推移・交通

中川区には地下鉄東山線が通っており、沿線の八田駅周辺の地価は上昇傾向にあります。

バスや幹線道路などが充実しているため、車でのアクセスが便利なエリアです。

商業施設

特別目立った商業施設はないものの、全域にスーパーマーケットやドラッグストアが点在しています。

名古屋駅・栄駅までそれぞれ15分程度で移動できるため、地下鉄を利用してショッピングに行くことができます。

教育・子育て

中川区では農業体験や文化・歴史に関する講座の実施など、まちの魅力づくりに力を入れています。

人とのふれあいを通して、学校教育とはまた異った様々な学習ができるのがポイントです。

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港区の特徴

名古屋市の南西部に位置している「港区(みなとく)」は、名古屋市の区の中でも最大の面積を誇っています。

港区は海に面して位置しており、南部には日本を代表する国際貿易港の「名古屋港」があります。

歴史的に港区は全域が尾張藩の領地で、湾岸部は特に埋め立てによってできた地域です。

港区の一番の特徴は、何と言ってもウォーターフロントを生かしたまちづくりです。

「名古屋港ガーデンふ頭」では、南極をテーマとして展開している「名古屋港水族館」や実際に体験しながら楽しく学べる「名古屋海洋博物館」、買い物や食事など様々な商業アクティビティが楽しめる「ジェッティ」などが展開されています。

また港区の西部では、日本最大級の規模を誇るプールである「サンビーチ日光川」を日光川公園内に設置していたり、「とだがわこどもランド」や戸田川緑地の「バーベキューガーデン」などがあったりと、レジャー施設も豊富に揃っています。

一方で、港区の南陽地区では米作りが盛んで、300ヘクタール以上もの水田が広がっている田園地域となります。

名古屋市内の中でも最大規模の田園地域です。

港区の住環境

地価の推移・交通

港区には地下鉄名港線が通っており、東海道駅・港区役所駅などで地価が上昇傾向となっています。

またあおなみ線も通っているため、「名古屋港水族館」や「レゴランド・ジャパン」などの観光施設へのアクセスに優れています。

商業施設

港区エリアの「ららぽーと名古屋みなとアクルス」は、ナゴヤドーム6個分の敷地を持つ大型商業施設です。

その他にも「Maker’s Pier」や「JETTY」など多くのショッピングモールがあり、買い物に関しても充実したエリアと言えるでしょう。

教育・子育て

港区には「とだがわこどもランド」をはじめ、子ども向けの無料施設が充実しています。

小学校の数も多く、子育て世代から人気を集めるエリアです。

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南区の特徴

名古屋市の中南部、港区の東側には「南区(みなみく)」があります。経済的な面で古代から社会の要請を受けて変容してきた地域と言えます。

南区は古代には海産業が栄えており、「前浜塩」に代表されるような製塩業が非常に発達していました。この頃取れた前浜塩は内陸部にも届けられていました。

江戸時代には新田の開発が求められ、開発が進むにつれて製塩業は衰退していきます。

明治時代になると、次は愛知海苔の中心産地として海苔産業が発達しますが、1959年には伊勢湾台風の影響で地元産業が大きなダメージを受けたため衰退していきます。

その後は時代の流れもあり、鉄鋼や金属、機械、化学などの分野で工業が発展して工業地帯を形成します。

しかし、区の経済を支えていた三菱関連の工場が倒産したことによって打撃を受け、現在では南部の繁華街である「新瑞」を中心として商業が発展しています。

南区東部の笠寺台地では、縄文や弥生、古墳時代に使われていたとみられる遺物も多く発見されている歴史の深い地域です。

また「笠寺観音本堂」では、国の重要文化財でもある「色紙墨書妙法蓮華経巻第五」や、県指定文化財の「笠覆寺文書」が所蔵されています。

南区の住環境

地価の推移・交通

南区には地下鉄桜通線をはじめ、名鉄名古屋本線・名鉄常滑線・JR東海道本線・築港線路が通っています。

桜通線沿線の桜本町駅周辺の地価が上昇傾向にある他、国道・環状線・高速道路なども充実していることから全体的に注目されつつある地域です。

商業施設

「ビバモール名古屋南店」や「アピタ名古屋南店」などの商業施設があります。

また南区には「日本ガイシホール」があり、プロスポーツイベントや有名アーティストのコンサートなどが行われる“区のシンボル”的存在として親しまれています。

教育・子育て

南区には70か所を超える公園があり、自然豊かな環境でのびのびと子育てができる人気のエリアです。

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守山区の特徴

名古屋市の東北部に位置している「守山区(もりやまく)」は、美濃東部や木曽などの山間部に最も近い地域です。

名古屋市内の他の区に比べても人口がトップレベルで高く、地価も比較的安いということで人口が増加し続けている地域でもあります。

北部には庄内川、南部には矢田川が流れています。東北部にある標高198メートルの東谷山から西南にかけては、なだらかな小山地帯が広がっています。

このように緑が多い地性を生かして、人口の渓谷である「白沢渓谷」や、テニスや野球場などの運動場も整備されている「小幡緑地公園」などの公園があります。

また矢田川や庄内川の河川敷緑地や、「東谷山フルーツパーク」、「志段味スポーツランド」などのレジャー施設も豊富です。

歴史面でみると、守山区のある地帯は古代では海岸に当たる地域でした。

そのため数多くの古墳が残されており、特に「志段味古墳群」は守山区を含む一帯に残された古墳の7基を指す名称で、国史跡として現在まで守られています。

守山区の住環境

地価の推移・交通

守山区には名鉄瀬戸線・JR中央線・ゆとりーとラインなどが通っています。

名古屋市の中心地からは少し離れていますが、アクセス自体は充実しているため、落ち着いて子育てができるとファミリー層から人気の高いエリアです。

藤が丘や志段味エリアを中心に地価も上昇傾向となっています。

商業施設

守山区は住宅地の多い地域のため、中小規模のスーパーマーケットやドラッグストアなどが充実しています。

また2021年春には「コストコ守山倉庫店」のオープンが予定されており、今後ますます注目を集めるエリアになっていくでしょう。

教育・子育て

守山区は大学のキャンパスが集まる文教地区としても知られ、学生たちの活気あふれるにぎやかな地域です。

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まとめ

名古屋市の各区を、地理的特徴や歴史面、観光面、住居面などの面から見ていきました。時代の要請によって移り変わっていった区や、それぞれの地理的特性を生かした区など、各区の色が違います。皆さんもぜひご自分の要望に照らし合わせて住居区を選んでくださいね。

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