水道光熱費を安く抑える方法

毎月家計の上でかなりの金額を占めるのが水道光熱費です。
1ヵ月どれほどかかっているかをきちんと知っているでしょうか。
夏と冬でどの程度違いがあるかを理解しているでしょうか。
この水道光熱費の節約こそ、家計の見直しの特効薬です。
誰もが安くしたい水道光熱費。
その節約方法を徹底的に解説します。

水道・電気・ガスは無駄遣いが多い

住宅をはじめ家電や家庭用のガス製品まで省エネ性能をアピールしています。
実際、省エネ性能は飛躍的に向上しています。
しかし、新しいものに替えても思うように水道・電気・ガスの料金が安くならない。
それはどこかになにかしら無駄があるのではないでしょうか。
出しっぱなしの水道、人がいないのにつけっぱなしの照明…。
水道・電気・ガスの料金をおさえる節約方法は、一見なんでもないものが大半です。
このちょっとしたこと、誰でも実行できることができるか否かで、料金に大きな差が出ます。
電気料金に続いてガス料金も自由化されました。
まさに家族がみんなで無駄遣いを確認して取り組むのには絶好の機会です。
それこそもったいない精神で節水・節電・節ガスにのぞみましょう。

水道代を安くするには

まず、毎月の水道の使用水量をチェック!

東京都水道局の世帯人員別の1か月あたりの平均使用水量によると。
4人家族の平均使用水量は24.3立方メートルです。
水道局からの請求書には通常2か月分の料金とともに使用水量も記載されています。
その数字が平均を超えている場合は節水を心がけましょう。

節水は風呂、トイレから

家庭で最も多く水が使用されているのは風呂*です。
その割合はなんと40%になります。
以下トイレ21%、炊事18%、洗濯15%、洗面・その他6%の順です。
使用量が多いところから、しっかり節水につとめることが
水道代を安くするコツです。

風呂の節水テクニック

シャワーの出しっぱなしはやめる。

シャワーを15分出し続けるとおよそ180リットルの水を使用したことになります。
これは標準的なバスタブがいっぱいになる量です。
出しっぱなしはやめる、シャワーの時間を短縮することで節水になります。
最近、人気の節水型シャワーヘッドに変えれば節水、節ガス効果が得られます。

残り湯を洗濯や掃除に利用。

残り湯を何もしないで流すのは、もったいないことです。
せめて半分でも洗濯や掃除、庭木や鉢植えの水やりに使いましょう。

トイレの節水テクニック

大と小のレバーをきちんと使う。

つい小でも大のレバーを回してしまう。
それは改めましょう。
大のレバーを回すとおよそ12~20リットルもの水を使います。
トイレをリフォームする予定があるならば節水型水洗トイレに交換すると
節水効果が著しくアップします。

節水コマを使う。

節水コマは水の蛇口にセットするだけで、流出水量を調節、節水を可能にします。
洗面、手洗い、台所のように流し洗いが多いところで効果を発揮。
最大50%の節水効果があるといわれています。

炊事の節水テクニック

洗いおけを利用する。

水を流したままで食器などを洗っていませんか。
洗いおけに水をためて洗えば節水になります。

食器洗い乾燥機を使う。

食器洗い乾燥機は、内部に洗剤の溶けた水(お湯)をためて洗います。
手洗いより少量の水できれいに洗え、炊事の時短にもなります。

洗濯の節水テクニック

洗濯機のすすぎはためすすぎにする。

注水すすぎではなくてためすすぎにします。
注水すすぎよりも少量の水でOK。

洗剤の量は適量に。

洗剤はたくさん入れたからといってきれいに洗えるわけではありません。
すすぎに時間がかかるので水道代、電気代がかかります。

洗面の節水テクニック

洗顔・手洗いは洗面器で。

洗顔で3分間水を流しっぱなしにすると約36リットル使います。
洗面器にためて洗えば水の使用量は約4リットルです。

歯みがきの水はコップに。

朝晩の歯みがき用の水はコップに入れて使いましょう。
30秒間水を流したまま磨くと約6リットルの水を使用。
コップに水をくめば使う水は約0.6リットル。 10分の1ですみます。

電気代を安くするには

電気代がかかる家電ベスト3

電気代を安くするには、ご家庭で使用している家電でどの製品が電力消費量が高いかを知ることにあります。
財団法人資源エネルギーセンターのデータによると電気代が高い家電ベスト3は、エアコン、冷蔵庫、照明器具でした。
年間の電気代の概算額はエアコンは約16,000~50,000円、冷蔵庫は約8,500~10,000円、照明器具は1つにつき3,200円ほどです。
これらの家電を上手に節電することが、電気代を安くすることになります。
そのポイントを紹介していきます。

エアコンの節電テクニック

自動運転におまかせにする。

エアコンは頻繁なオン・オフで消費電力が上がります。冷房も暖房も自動運転設定が最も省エネになります。

扇風機やサーキュレーターも同時に使う。

エアコン使用時にサーキュレーターや扇風機を併用すると冷暖房がより効率的に。
夏季は設定温度を高く、冬季は設定温度を低くすることで節電になります。

エアコンのフィルターはこまめに清掃。

エアコンのフィルター掃除を定期的に行うことで電気代の節約に。
2週間に1度程度フィルター掃除をするようにしましょう。

室外機の上にはものを置かない。

室外機の上にものが置いてあるとエアコンの効率が悪くなります。
室外機周りはさえぎるものがないように気をつけましょう。

最新のエアコンに交換する。

最近のエアコンは省エネ性能に優れているので旧型のエアコンを買い替えるだけで大幅な節電が期待できます。

冷蔵庫の節電テクニック

温度設定を季節で変える。

冷蔵庫の温度設定を夏季は高め、冬季は低めに温度調節すれば節電につながります。

壁から離して設置する。

冷蔵庫と壁の間に空間があると放熱がスムーズにでき、無駄な電力がかかりません。

食品をあまり詰め込まないようにする。

冷蔵庫内がギューギュー詰めですと冷やそうとして消費電力量が上がります。
詰め込み注意です。

開け閉めは必要な時に、短時間で。

また扉の開け閉めを繰り返すと庫内の冷気が逃げる原因となります。
必要な時にだけ短時間開けることが省エネになります。

照明器具の節電テクニック

照明器具をLTD電球にする。

消費電力が少なくて長寿命のLED電球に換えれば節電になります。

不必要な照明器具の点灯は即、消す。

家の中で無駄に照明器具がついていたら消すようにしましょう。
こまめな消灯が省エネを生みます。

そのほかに電気代を節約する方法は

契約アンペア数を下げる。

電力会社で料金は異なりますが50アンペアを40アンペア、10アンペア下げた場合、
一月で250円程度下がります。

待機電力を徹底的にカットする。

待機電力とは家電製品などで、使用していないにもかかわらず、すぐに使えるよういつも流れている電力のことをいいます。
一世帯あたりの平均年間消費電力量4,432kWhですが、待機時の消費電力量は228kWh。
これは家庭での消費電力量全体の実に約5%に相当します。
代表的なものはテレビやオーディオ機器などです。
その対策は、使わないときはコンセントを抜いておくことです。

*出典:一般財団法人省エネルギーセンターの調査

ガス・電気のセット割りを利用する。

電力とガスが自由化され、ガス会社と電力会社からさまざまな企業がガス・電気のセット割りでしのぎを削っています。
特典も各社いろいろ。
ガス会社や電力会社などのWebサイトで料金シミュレーションなどを利用してどの会社を利用すればお得になるかを判断してから決めるようにしましょう。

夜間割引サービスを利用する。

電力会社では電力ニーズの低い夜間にお得な電気料金を設定しています。
午後11時から午前7時の時間帯で料金が60~70%ぐらい安価に。
対象は、昼間自宅にいない共働き夫婦やこの時間帯に電気を大量に使う人などです。
洗濯機や食洗器などタイマー機能が使えものならば深夜にセットして使うと、電気料金の節約になります。

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ガス代を安くするには


1年中、風呂や料理などに使用しているガス。
ガス料金の高さを実感するのは特に寒い季節です。
ガスファンヒーターはつけっぱなし。
風呂も沸くまでかなり時間がかかります。
夏と比較すると冬のガス料金は数倍かかるといわれています。
ガス代を少しでも安くしたい。その節ガステクニックを紹介します。

風呂の節ガステクニック

設定温度を1℃下げる。

風呂やシャワーの設定温度を1℃下げる。
これだけでも節約になります。

入浴後は浴槽に蓋をして保温。

家族の入浴時間がバラバラな場合は浴槽に蓋や保温シートをして湯の温度の低下を防ぐようにしましょう。

湯はりは浴槽の8割程度までに。
浴槽に満タンに湯をはると追い炊きのときにガス料金が余計にかかります。

キッチンの節ガステクニック

ガス給湯器の設定温度を低くする。

シンプルなことですが、ガスの給湯温度を1度下げることでガス代は下がります。

電子レンジや圧力鍋を活用する。

たとえばゆでるのはガスではなく電子レンジで、時間のかかる煮物料理は圧力鍋で。
ガスを使わないこと、すなわちガス料金の節約になります。

食器洗い乾燥機で皿を洗う。

食器をガス給湯器の湯で洗うよりも電気の食器洗い乾燥機にまかせた方が安くなります。

環境保全にもつながる節約する意味とは

水を大切に使う。
無駄な電気はこまめに消す。
鍋からはみ出たガスの炎は弱める。
こんな一人ひとりの日々の小さな積み重ねが、やがてエコ活動の大きな流れとなって美しい地球環境を守ります。
水やエネルギーを節約することは家計にもうれしいこと。
そして地球温暖化に効果的な二酸化炭素排出量の削減につながり、地球にもうれしいことです。
環境保全は決して難しいことではありません。
節約という意識を強く持って暮らす。そのライフスタイルの延長線上にあります。

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まとめ

水道光熱費を節約する方法をいろいろ採り上げました。
大幅に料金を節約してエコにも通じる、節水・節電・節ガスは、
ますますこれからの時代の重要なキーワードです。
毎月の水道光熱費でお悩みの方は、
できることから実行してみてください。

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