注文住宅を建てるにあたって参考にしてほしい暖房器具の選び方

Electric oil heater, oil-filled radiator on the floor. 3D rendering

注文住宅を建てる場合、暖房選びは重要なポイントになります。
リビングや寝室といった部屋ごとに適した暖房器具は違うため、部屋に適した暖房器具を設置しましょう。
今回は、部屋の種類別に暖房器具の選び方をご紹介します。

【暖房器具の選び方】リビング編

家族が集まるリビングには、部屋全体を暖められる暖房器具が必要です。
例えばエアコンは部屋全体を暖めるほか、機種によっては人感センサーが搭載されていて効率よく部屋全体を暖めることができます。

エアコンの選び方のポイントは、「設置する部屋の大きさにあったタイプを購入すること」や「エコモードなど省電力で使える」など、効率や費用対効果の高いものを購入しましょう。
電気代ですが、近年はエコモードなどが搭載されたタイプも多いため大分安くなり、1時間でだいたい3円から40円です。
設定温度や風の強さで料金が変わるので、設定温度を下げることで電気代を抑えられます。

エアコンと一緒に使用したい暖房器具として、床暖房があります。
床暖房の機種のなかにはエアコンと動作が連動するものがあり、床暖房が効き始めの時はエアコンが強く働いたあと、床暖房が効いてきたらエアコンが弱くなる仕組みです。

リビングの暖房の選び方は、部屋全体を効率良く暖められるかを重視して決めましょう。

【暖房器具の選び方】寝室編

心地よい眠りを妨げないために暖房は音が静かなほか、電源ランプが点灯しないものがおすすめです。
寝室で使用したい暖房器具として電気毛布が挙げられます。
部屋全体を暖める効果はありませんが、布団をいつでも暖かい状態にできるので快適な睡眠環境をつくれます。
電気代の相場はひと月使っても36円前後とお財布に優しいです。
しかし、タイマー機能がないものが多く暖まりすぎて低温やけどになる恐れがあります。

このような事故防ぐために、ある程度暖まったら電源を切ることを忘れず行いましょう。

寝室全体を暖める暖房器具は、オイルヒーターがおすすめです。
風邪がでないうえ、空気が乾燥しにくいことに加え音もでません。
そのため、睡眠時の利用におすすめです。
しかし、「暖まるまでに時間がかかる」や「電気代が高い」などデメリットもあるため、タイマーを設定し適温になったら電源を切るように設定するなど、対策を行えば問題ないでしょう。

【暖房器具の選び方】和室編

和室はただ暖めるだけではなく、和室の雰囲気を損なわない選び方がおすすめです。
例えば、畳の上にホットカーペットを敷いたら、和室の雰囲気は台無しになります。
そこで導入をおすすめしたいものが畳用の床暖房です。

畳の下に直接敷くため、見た目を損なわずに部屋を暖められます。
代表的な電気ヒーター式床暖房は毎日使った場合、ひと月で約7000円弱です。
毎日使うと電気代を圧迫しかねませんので、適度な仕様頻度に抑えましょう。

まとめ

今回は、使う部屋によって変わる暖房器具の選び方をご紹介しました。
暖房器具を購入する際に参考にしていただけると幸いです。

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