厳しい暑さが続く夏の時期は、自然が作り出す“涼”を楽しめる鍾乳洞や洞窟へのお出かけがおすすめです。
この記事では、愛知・岐阜エリアにある鍾乳洞や洞窟スポットと、その周辺情報をご紹介。
名古屋方面からのアクセス情報などもまとめているので、涼しいお出かけスポットをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
飛騨大鍾乳洞(岐阜県)
飛騨大鍾乳洞は全長約800mの鍾乳洞で、飛騨高山と奥飛騨温泉郷の中間に位置しています。
観光可能な鍾乳洞としては日本一高い場所にある(標高900m)と言われ、通年で平均12℃という気温の低さも特徴の1つです。
また飛騨大鍾乳洞には第1出口~最終出口まで3つの出口が用意されており、体力やスケジュールに合わせてルートを調整しやすいのも魅力。
ヘリクタイト(ねじれて垂れさがる鍾乳石)をはじめ、珍しい鍾乳石をいくつも楽しめるスポットとなっているので、飛騨方面にお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてください。
営業時間 | 8:00~17:00(4月~10月)/9:00~16:00(11月~3月) |
入場料 | 大人 1,100円/小中生 550円 |
所在地 | 岐阜県高山市丹生川町日面1147 |
アクセス | 中部縦貫自動車道「高山」ICより約25分 |
詳細URL | https://www.syonyudo.com/ |
周辺施設 | ・奥飛騨クマ牧場(飛騨大鍾乳洞から約11.4km)・福地温泉(飛騨大鍾乳洞から約10.5km)・道の駅 奥飛騨温泉郷上宝(飛騨大鍾乳洞から約9.9km) |
美山鍾乳洞(岐阜県)
美山鍾乳洞は日本最大級の立体迷路型鍾乳洞として知られ、全長2kmのうち約800mが公開されています。
年間を通して15℃~16℃の気温となっており、夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴。
所要時間は30分~40分程度で、天気の良い日は出口にある展望台から御嶽山を望むことができます。
また美山鍾乳洞では洞窟探検(ケイビング)も行っており、未公開のエリアを探索することも可能です。(要予約)
営業時間 | 9:00~17:00 ※12月~3月初旬休業 |
入場料 | 中学生以上 900円/3歳以上 500円 |
所在地 | 岐阜県郡上市八幡町美山421 |
アクセス | 東海北陸自動車道「郡上八幡」ICより約25分 |
詳細URL | http://www.miyama-gujo.jp/ |
周辺施設 | ・郡上八幡城(美山鍾乳洞から約5.6km)・やなか水のこみち(美山鍾乳洞から約6.0km)・郡上八幡旧庁舎記念館(美山鍾乳洞から約5.8km) |
大滝鍾乳洞(岐阜県)
大滝鍾乳洞は総延長2kmにおよぶ東海地区最大級の石灰洞窟で、うち約700mが公開されています。
洞窟の最深部には落差30mの地底滝があり、この滝をはじめとする豊富な水によって現在も鍾乳石が成長を続けているというのが特徴。
鍾乳洞の入り口まではケーブルカーに乗って移動するため、鍾乳洞に入る前から楽しめるスポットです。
また施設内には釣り堀も併設されており、釣った魚をその場で焼いて食べることも可能です。
前述した美山鍾乳洞にも近いので、2つの鍾乳洞を巡ってみるのもおすすめです。
営業時間 | 8:30~17:00 ※1・2月の平日休業 |
入場料 | 大人 1,000円/中高生 800円/5歳以上 500円 |
所在地 | 岐阜県郡上市八幡町安久田2298 |
アクセス | 東海北陸自動車道「郡上八幡」ICより約15分 |
詳細URL | http://www.ootakicave.com/ootakicavegate.htm |
周辺施設 | ・郡上八幡レインボーオートキャンプ場(大滝鍾乳洞から約1.3km)・郡上八幡城(大滝鍾乳洞から約2.7km) |
関ケ原鍾乳洞(岐阜県)
関ケ原鍾乳洞は全長518mの鍾乳洞で、約20分で一周できるお手軽なスポットです。
通路は全て舗装されており、ベビーカーや車いすでも入場できるのが特徴。
洞内は写真撮影も可能なため、ひんやりスポットの写真をSNSなどに載せたい方にもおすすめです。
施設内にはお蕎麦を楽しめる食事処も併設されているので、お昼時に行かれる場合はこちらもチェックしてみると良いでしょう。
営業時間 | 9:00~17:30 通年営業 |
入場料 | 中学生以上 700円/小学生 300円/3歳以上 200円 |
所在地 | 岐阜県不破郡関ケ原町玉1328-3 |
アクセス | 名神高速道路「関ヶ原」ICより約10分 |
詳細URL | http://www12.plala.or.jp/tamakan/ |
周辺施設 | ・エコミュージアム関ヶ原(関ヶ原鍾乳洞から約940m)・胡麻の里(関ヶ原鍾乳洞から約1.0km)・ウォーランド関ヶ原(関ヶ原鍾乳洞から約3.0km) |
乳岩(愛知県)
乳岩は国の名勝天然記念物に指定されているスポットです。
凝灰岩に含まれる石灰分が溶け出して、天井部に乳房状の鍾乳石を作っていることからこの名が付きました。
足場の悪いポイントが多く、登山口から乳岩峡を一周するまで2時間以上かかることから、装備をしっかりと整えたうえで足を運ぶようにしましょう。
営業時間 | – |
入場料 | 無料(見学自由) |
所在地 | 新城市川合 |
アクセス | 新東名高速道路「新城」ICより約27分 |
詳細URL | https://www.okuminavi.jp/search/detail.php?id=134 |
周辺施設 | – |
岩戸山風天洞(愛知県)
岩戸山風天洞は岩戸山観音寺の境内にあるちょっと珍しいスポットです。
御影石の巨岩が自然に積み重なってできた洞窟で、台風や地震が起きても崩れ落ちることなく存在しています。
千体観音奉安や十二支守り本尊など見どころ満載の寺院となっているので、パワースポットをお探しの方はぜひ岩戸山風天洞を訪れてみてください。
営業時間 | 9:00~17:00 |
入場料 | – |
所在地 | 愛知県豊田市大蔵町横手山5 |
アクセス | 東海環状自動車道「豊田勘八」ICより約20分 |
詳細URL | http://hutendou.jp/index.html |
周辺施設 | ・香嵐渓(岩戸山風天洞から約4.6km)・中馬街道(岩戸山風天洞から約4.0km)・トヨタ鞍ヶ池記念館(岩戸山風天洞から約12.1km) |
まとめ
岐阜県には東海エリアや日本を代表する大規模な鍾乳洞がいくつも存在しています。
また愛知県にもちょっと変わった鍾乳洞・洞窟がありますので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
なお新型コロナウイルスの感染状況によっては、営業時間が短縮されたり入場制限がとられたりする可能性もあるため、お出かけ前に施設のHPやSNSの最新情報をチェックするようにしましょう。