【稲沢市】建築費用の相場は？注文住宅の建築会社選びのポイントを紹介

家づくりは一生に一度の大きな買い物となるので、建設会社は慎重に選ぶ必要があります。
この記事では、稲沢エリアにおける建設費用の相場と、注文住宅を建てる際の建築会社選びのポイントを解説していきます。
ありがちなトラブルや見積もりを行うときの注意点などをチェックして、理想の家づくりを実現しましょう。 

稲沢エリアで住宅を建てるなら？

まずは、稲沢市における住宅事情と、土地の平均単価についてご紹介していきます。
稲沢市内の住宅数と構成比は以下の通りです。（平成30年度のデータです）

 稲沢市には平成30年時点で50,270戸の住宅があり、内約74％にあたる37,180戸が持ち家です。
1住居当たりの居住室数は6.35室、延べ面積は133.74㎡となっており、名古屋市などの都心部と比較して広々とした住宅を建てていることが分かります。 

また稲沢市の平均坪単価は約26万円（令和3年度/参考：https://tochidai.info/aichi/inazawa/）であり、愛知県の中では比較的安いエリアとなります。
このことから、なるべく費用を抑えつつも広めの家を建てたいと考えている方にとって、稲沢市はおすすめのエリアと言えるでしょう。 

注文住宅を建てるならどこに依頼するべき？

続いて、注文住宅を建てるにあたって最も重要となる“建設会社選び”について解説していきます。
注文住宅の建築の依頼先としては「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の大きく3種類があり、それぞれの特徴は以下の通りです。 

ハウスメーカー

ハウスメーカーとは、一般的に全国規模で注文住宅の生産を行っている会社を指します。
個別の設計や施工方法を統一し、住宅を商品として展開することで、品質や生産効率の向上を実現しています。
建築資材の一部が規格化されているため建物自体の原価は低めですが、その一方で広告宣伝費や総合展示場への出展費用をかけており、販売価格は高くなりやすいのが特徴です。 

工務店

前述したハウスメーカーと異なり、地域密着型で運営しているのが工務店の特徴です。
一口に工務店と言ってもその規模は様々ですが、広告宣伝費などの経費率が低く、比較的リーズナブルな価格で注文住宅を建てることができます。
建築資材の規格化などもされていないため、住宅への好み・こだわりが強く、個別の条件を聞いてほしいと考えている方におすすめです。

設計事務所

設計事務所とは、建築士が運営している事務所のことを言います。
事務所を運営する建築士は一般的に「建築家」と呼ばれ、主に設計と施工管理を専門的に行っています。
建築工事は提携の建築会社へ依頼する形となるため価格は割高ですが、住宅のデザイン性を重視したい方におすすめです。

建設会社選びで失敗しないためのポイント

主な建築会社としてハウスメーカー・工務店・設計事務所の3種類をご紹介しましたが、それぞれの建築会社の中にもたくさんの種類があり、工法やデザインなども様々です。
建築会社を決める際は、単純な費用・知名度だけでなく、各会社の強みや評判などを踏まえて比較する必要があります。
最後に、建設会社選びを失敗しないために知っておくべきポイントについてご紹介していきます。 

知名度だけで選ぶのは危険？

大手ハウスメーカーはテレビや雑誌などで大規模な宣伝を行っているため、全国的に知名度が高いのが特徴です。
「誰もが知っている会社だから安心」と思うかもしれませんが、大手メーカーは広告費の一部を建築費に上乗せするため、余計な費用を支払うことになる可能性が高いのです。
ブランド力も魅力の1つではありますが、自分たちの要望をしっかり聞いてくれる会社かどうか、相場と比較して価格が高すぎないかといった点も確認するようにしましょう。 

エリアに強い建設会社がおすすめ

住宅建築後は、当然その地域で生活をしていくわけですから、周囲の治安や立地なども確認する必要があります。
住みやすさを重視するのであれば、エリアの特徴を熟知した地域密着型の建築会社を選ぶのが良いでしょう。
全国展開のハウスメーカーを利用する場合も、稲沢市での建築実績がある会社を選ぶようにすると安心です。

担当者とのフィーリングも重要

建築の技術や施工スピードなどはもちろん、営業や設計を担当するスタッフとの相性も重要なポイントです。
家づくりは一朝一夕の話ではありませんし、住宅引き渡し後のアフターサポートまで踏まえると長い付き合いになると想定されます。
思っていることをしっかりと伝えていくためにも、フィーリングの合う担当者を見つけることは大切と言えます。 

見積もりは複数社で比較することが大切

建設会社を選ぶときは、1社だけでなく複数社から見積もりを取ることが大切です。
複数社の費用を比較することで、そのエリアの料金相場を把握でき、またより条件に合う建設会社を見つけやすくなります。
内訳なども細かくチェックし、余分な費用が含まれていないかといった点も比べてみると良いでしょう。 

まとめ

大手のハウスメーカーと工務店、設計事務所はそれぞれ特性が異なるため、一括りにして比較することは難しいかもしれません。
しかし家づくりは一生に一度の大きな買い物となるため、時間や手間をかけてでも、心から信頼できる建設会社を見つけられるまで比較・検討を続けることが大切です。
費用やブランド力とともに施工力・サービス・担当者との相性などを見極め、理想的な家づくりを実現させましょう。

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