人間らしさ
東新住建が木の家づくりにこだわるには理由があります。木は内部にある無数の細胞が空気を含んでおり、断熱性能は鉄の480倍ともいわれ、いわば天然の断熱材。寒さをやわらげ調湿効果で結露も防いでくれる優秀な建築材料なのです。さらに、東新住建は国産材を取りいれることで、日本の森を守る活動を積極的におこなっています。
国産材
国産材を2×4工法に利用、分譲住宅にも利用しています。
日本の国土の70%が森林という恵まれた国にもかかわらず、日本国内で使用している木材(建材・パルプなど)の内、国内産のものはわずか2割程度に過ぎません。食料自給率と同様、これは国際的に見ても最低水準といえます。東新住建の2×4パネルの一部に、国産材を利用しています。元々、2×4工法は北米で発達した工法であるため、輸入材の使用量がほぼ100%となっています。
その中に国産材を採り入れる事で、日本の森を守る活動を積極的に行っています。
東新住建が取り組んでいる国産材の使用
耐火性熱
木は鉄よりも火に強い!
5×10㎝の断面の木と鉄を燃やすと、鉄は10分後に最初の強度の2割以下になります。ところが木は10分経っても約8割の強度を保っているという実験結果があります。木は着火すると表面に炭化層ができ、それが断熱の働きをすることで燃えるスピードを遅らせます。
ウエルカムハウス
ウエルカムハウス(2005年愛・地球博)
東新住建が提供したウエルカムハウスは瀬戸会場ゲートゾーンに設置され、里山の古民家をイメージさせる萱葺きの伝統建築の中に、東新住建が独自開発した自然換気システム「B.B.D.」をはじめ、太陽光発電システム、屋上緑化、雨水利用のビオトープなど最新の環境技術が投入されました。まさに、東新住建が共感した万博のテーマ「自然の叡智」を感じさせる、伝統の知恵と未来技術を融合させた新しい家づくりの結晶でした。
太陽光発電
国産材を2×4工法に利用、分譲住宅にも利用しています。
太陽光発電とは光が当たると電気を発生する太陽電池を使った、太陽光エネルギーを直接的に電力に変換する発電システムのことです。太陽電池パネルとパワーコンディショナ、これらを繋ぐ接続箱や発電量を確認する表示モニター、電力会社の配電線に接続する売・買電力計などで構成されます。太陽光発電システムには稼働部分がなく、運転時の騒音もほとんどありません。メンテナンスが容易で、長期にわたって一定の発電効率が得られるなど数多くのメリットがあります。
東新住建では、太陽光発電付き住宅を14年前から業界に先駆け商品化するなど先進的に推進。
現在、平成24年からの「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の施行により、住宅用に加え産業用としても一般的に普及していく時代になり、今後も積極的に展開していきます。
太陽光発電のメリット
CO2削減効果により、地球の温暖化防止に貢献できます。
節電意識の向上により、省エネを促進します。
電力会社へ売電することで、家計を助けます。