
企業情報
東新住建の歩み
地域の住宅産業に半世紀東新住建は1976年の創業以来、約2万4000棟の住宅を供給してまいりました。分譲住宅、定期借地権付き住宅、アパート建築を中心に、土地活用から街づくりまで幅広い領域に携わっているのが特徴です。山も谷もあった約50年間の道のりを通して、一貫しているのは常に一歩先を見据える進取の気質。その足跡を振り返ります。 |
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創業15年で東海3県1位に
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1976年、創業者の深川堅治(現会長)は24歳の時に独立して東新住建を設立しました。 地域の土地オーナーと土地を求める事業者との間をつなぐ土地売買から出発し、やがて家づくりへと事業を広げました。深川堅治の父親が木の伐採から製材、家づくりまで手掛けていたことから、東新住建では最初から木を用いた家づくりにこだわってきました。深川は、木造2階建ての社屋で10人ほどの社員を率いながら事業を展開します。 |
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東新住建は当初、柱と梁を用いる一般的な軸組工法で家を建てていました。80年代末、視察旅行で米国を訪れた深川は、耐震性の高いツーバイ工法に着目します。現在こそ木造住宅の約4分の1を占めるツーバイ工法ですが、当時はシェア6~7%程度の時代です。深川の先見の明が発揮されました。早速、1989年に米国の技術者を招いて技術導入を開始。1991年に現本社をツーバイ工法で建設し、その経験を踏まえて家づくりへの本格採用を始めました。 |
1991年/シェアがまだ低かったツーバイ工法で現本社を建設。本格採用の布石に。 |
本社建設では耐久性の高いタイル外壁にも取り組んだほか、同じ91年には木造メゾネットマンション「DUP(デュープ)」を生み出します。これは2年後に開発した賃貸アパート「ザ・借家」へとつながりました。建物の建設にとどまらず運営管理も併せて担うことで、オーナーにも居住者にもきめ細やかなサービスを提供していく賃貸アパート事業の体制を整えました。
1992年には、分譲戸建て着工数で東海3県の第一位となり、以降20年ほどその地位を維持していくことになります。
さらに1994年には、定期借地事業に参入。借地借家法によって定期借地権が創設されて、わずか二年のことでした。注文住宅に匹敵するハイグレードな住まいを低予算にて実現し、土地中心ではなく住まい方重視の社会を目指し始めます。
このように創業15年ほどで、現在の東新住建の事業を支える核となる技術とノウハウを確立しました。
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さらなる質と量の進化を目指して
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1990年代後半から2000年代にかけて、東新住建は分譲住宅、定期借地権付き住宅、賃貸アパートという3つの軸を中心に順調に発展を遂げていきます。質の向上と量の展開は、この時期にも事業展開を支える両輪となっていました。 住宅ニーズの伸長に対応し、1998年には稲沢市に自社工場を建設しました。ツーバイ工法の品質管理の肝となるパネル生産を内製化し、合理化やコストダウンを図りました。これまで中部圏でお客様から得てきた評価を手に、同年には東京の町田市に営業所を展開し、関東進出の基盤を築きました。その後、東京本社を構えるなど事業の発展を進めていきました。 |
1998年/稲沢市に自社工場を建設 |
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東新住建の発展を象徴する出来事が重なったのが2005年のことです。 需要の急増に合わせ、中国の上海に海外工場を建設。分譲住宅や賃貸アパート向けのタイルパネルの生産を開始しました。この年に販売開始した「マザービレッジ岐阜」は、戸建て住宅やマンションに老人ホームも加えた福祉型コミュニティーとして注目を集めました。単なる住宅の供給を超え、そこに住む方々が気持ち良く安心して暮らせる街づくりを目指してきた東新住建の集大成と言えるプロジェクトでした。 2005年は、「自然と叡智」をテーマに愛知万博(愛・地球博)が開かれた年でもあります。東新住建は太い丸太の柱が並んだ「ウェルカムハウス」を出展し、最新の技術と伝統的な知恵を融合した環境共生型建築を提案。多くの来館者を迎え入れました。 |
2005年/中国の上海に海外工場を建設 |
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2005年/「マザービレッジ岐阜」販売開始 |
2005年/愛知万博「ウェルカムハウス」を出展 |
創業から着実に進化してきた東新住建は2009年、試練に直面します。米国のリーマンショックに端を発した金融危機の影響で大きなダメージを受け、の道を辿ることになったのです。一時は工事の中断も危ぶまれたほどの状況でしたが、お客様のご協力と社員の努力によってすべての住宅を無事完成させることができました。
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環境共生をさらなる力に

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以後、東新住建は再び力強く歩き出しました。2011年には民事再生終結決定を受け、2014年には自主再建するまでに立て直しました。 実は再出発の前後も、技術とアイデアに支えられた東新住建の家づくりは変わっていません。2008年には以前より耐震性を大幅に高めた「4.3倍ツーバイ工法」を、2009年には地震による液状化を防ぐ地盤改良法「砕石パイル工法」を相次いで開発しました。2010年には両者を組み合わせた「W工法」の展開を開始します。注文住宅に比べて地盤対策がとどこおりがちな分譲住宅に対してもこれらを標準装備し、安全安心な住環境の提供を大きく一歩前進させました。 |
2010年/「4.3倍ツーバイ工法」と「砕石パイル工法」を組み合わせた「W工法」を開発して標準採用へ |
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環境配慮に対する社会的ニーズが高まったのもこの時期です。 東新住建はこうした流れに先駆けて、自然エネルギーを活用した家づくりを積極的に行ってきました。 |
1999年/ゼロエネルギーの換気システムBBDを搭載した「樹流」が「環境共生住宅」に認定 |
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さらに、これを発展させ、2014年には国の電気買い取り制度を利用し、10kW発電を装備した「発電シェルターハウス」を生み出しました。 また、「地中熱利用」にも早くから注目。地下に埋設したパイプで年間を通じて安定した温度の熱エネルギーを取り込み、効率的な冷暖房を可能にしました。独自の砕石パイル工法による地盤改良と同時施工で工事費用や人件費を削減し、環境にも家計にも優しい省エネ住宅を提供しています。 |
2014年/国の電気買い取り制度を利用した「発電シェルターハウス」が誕生 |
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さらには、2013年には国産材を使った新しいパネルを開発。 |
2013年/国産材を使用したパネルを開発、2014年/全棟に国産材2×4を標準使用開始 |
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住まいのあり方を再定義しつづける
2019年には、東新住建は定期借地権事業の新たな可能性を追求し、「テイシャク平屋」をスタート。平屋住宅は広い土地が必要なため価格的に手が届きにくいとされてきましたが、“土地を借りて建物だけを購入する”仕組みによって、憧れの平屋の暮らしを実現する新しい選択肢を提案しました。 2022年には、分譲住宅においても平屋商品の販売を開始。多くの日本人にとって地に近く、上下移動の少ない平屋は身体的・心理的負担が少ない理想の住まいとされ、原点に立ち返る意味を込めて「平屋回帰」と名付けました。
2017年には、1991年から開発を続けてきた「DUP」を進化させ、駅近エリアに限定した1棟2戸のメゾネットマンション「DUPレジデンス」を発売。2020年には「そだつプロジェクト」を開始し、いつでも誰もが自由に家を持てることを目指しています。この想いは、創業以来変わりません。
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2022年/「平屋回帰」販売開始 |
2017年/「DUPレジデンス」販売開始 |
東新住建がこれほどに多様な商品を展開しているのは、経営理念である「ほしいものを、つくります」に基づき、住宅のあり方を常に再定義しているからです。
お客様一人ひとりのニーズに応えるため、今もなお、幅広い選択肢を提供し続けています。
これからも東新住建は、明日を見据え、お客様により良い生活の場を提供するため、歩みを止めることなく進み続けます。
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