第1章: 不動産投資の基礎 2. 不動産投資の種類
不動産投資にはさまざまな種類があります。主要なものを以下に紹介します。
住宅用不動産投資
一戸建て:独立した住宅を購入し、家賃収入を得る投資手法です。
アパート・マンション:複数の住戸がある建物を購入し、家賃収入を得る投資手法です。
商業用不動産投資
オフィスビル:オフィススペースを提供する建物を購入し、賃料収入を得る投資手法です。
店舗・商業施設:飲食店や小売店などの商業施設を購入し、賃料収入を得る投資手法です。
工場・倉庫:製造業や物流業向けの施設を購入し、賃料収入を得る投資手法です。
土地投資
土地を購入し、将来的な価格上昇を見込んで売却益を狙う投資手法です。ランドバンキングとも呼ばれます。また、土地をリースして収益を得たり、土地に建物を建てて賃貸事業を行うこともあります。
不動産開発投資
土地や古い建物を購入し、新たな建物や施設を建設・開発して、売却や賃貸により収益を得る投資手法です。
不動産投資信託(REIT)
不動産投資信託(Real Estate Investment Trust)は、不動産関連の資産を保有・運用する投資信託です。REITに投資することで、少額の資金から多様な不動産に分散投資し、運用益を得ることができます。
クラウドファンディング
クラウドファンディングは、インターネットを通じて複数の投資家から資金を集め、不動産プロジェクトに投資する手法です。投資家はプロジェクトの利益に応じてリターンを受け取ります。
不動産コンサルティング・アドバイザリー業
不動産投資に関する知識やスキルを活用し、他者の不動産投資をサポートすることで収益を得る方法です。物件選定や運用戦略のアドバイス、マネジメント業務などが含まれます。
これらの投資手法は、それぞれリスクやリターン、投資期間などが異なります。自身の資金力や投資目的、リスク許容度に応じて、適切な不動産投資の種類を選択することが重要です。
次▶ 1-3. 不動産投資のメリットとデメリット