注文住宅の収納スペースで失敗しないために必要なこととは

注文住宅を建てるとき、部屋によって収納をしっかり考えておくことで室内に物があふれかえることなく、生活が送れるようになります。今回は各部屋にどのような収納を作ればいいか解説していきます。

玄関にはウォークインの収納棚があると便利

外から帰ってきたとき、靴やコートを脱いだり雨の日には傘の置き場所になったりする玄関。小さな子供がいる場合、ベビーカーを置いておくスペースは必要ですが玄関先に置いてあると出入りに不便です。またゴルフをやる人ならゴルフバッグを置いて置く場所も確保したいはず。自転車で通勤や通学をしていると雨の日には雨合羽を干しておく必要もあるため、ウォークイン収納棚があると便利です。子供が大きくなると使う靴も増えてきますし、趣味がアウトドアだと泥のついた靴を置いておくには換気がしっかりできるようにしておくと、靴の臭いやカビが生えないようにもできます。

洗面所や脱衣所にはタオルや洗濯用洗剤、バス用品を置く場所が必要

お風呂に入るときに着ていた服や下着を脱ぐ脱衣所には、洗濯物をためておく場所が必要です。洗面化粧台には歯ブラシや歯磨き粉、電動歯ブラシや電気シェーバーを充電できるコンセントが鏡扉の内側にあります。また洗面化粧台の下の配管部分には、各種洗剤を入れておく場所が確保できます。もし洗面所や脱衣所に十分な広さができるなら、トールキャビネットを設置することで下の段には洗濯物を、上の段にはタオル類を入れられますし、シャンプーやせっけんなどの保管場所としても使えます。洗面所兼脱衣所の中に洗濯機を設置することは一般的ですが、洗濯機の上に物を置けるように棚を作っておくと便利です。

キッチン周りはシステムキッチンをうまく利用して

お皿などの食器、調味料やキッチン家電を置いておく必要のあるキッチンは、下手をするとキッチン周辺が物であふれかえり、見た目はもちろんガラス製品を落としてしまうことで危険な場所になってしまいます。システムキッチンは水回り、作業台、コンロ部分に収納が備え付けてあります。シンク下収納の上部には、ざるやボウルなどを入れておき、シンク下収納の下部には水切りややかんなどを入れておきましょう。作業台スペースの下収納の上段には箸などのカトラリーが、中部・下部には調味料などを入れられます。コンロ下の上段の収納には鍋類を、下段には鍋やカセットコンロ、ホットプレートを入れておくのに最適です。

システムキッチンの背面収納には茶碗やお皿を入れたり炊飯器を置いたりする場所として、ダイニング側の背面収納をつけておけば文房具や単行本、リビングで楽しむためのアイテムを置いて置く場所として活用してください。

リビングは壁面収納を利用して収納スペースを増やしましょう

キッチンやダイニングルームと併設されることの多いリビングは、ダイニング部分で先ほど挙げた背面収納でカバーできない物を入れておける場所が必要です。リビングには大型テレビを置くことが一般的ですので、テレビを置く場所に壁面収納を設置しゲーム機やモデム、DVDプレーヤーを置けるようにしておくと便利です。

家族で共有できるファミリークローゼットを作れば衣類の管理が楽

寝室や子供部屋に大きな収納スペースを取らずに、ウォークインクローゼットを家族で共有すると衣類の出し入れが楽になります。子供が大きくなれば、自分の部屋に他の家族が入ることを嫌がるかもしれません。そのようなときには共有スペースに衣類を入れておくことで、親子で衝突することを減らせるでしょう。ウォークインクローゼットは人が歩けるだけのスペースがあるため、収納スペース自体が減ってしまいます。しかし衣類以外にもスーツケースやバッグ、帽子、アクセサリーなど外出するときに必要なものを集めておけることもメリットです。なおファミリークローゼットを設置するときには、湿気をためないように換気用の窓を付けることと、衣類の日焼け防止ができるような窓を取り付けることをおすすめします。

寝室や子供部屋に何を収納するかで奥行きを考える

たとえベッドで寝るとしても、冬に必要な毛布や来客用の布団、こたつ布団などはかさばるため、奥行きのある押入れがあると便利です。布団を収納するためには、奥行きが90cm程度は必要なため、収納スペースが大きくなってしまいます。しかし衣類などを片付けておくには、奥行きがあることがかえって使いづらくなる原因になってしまいます。

もしファミリークローゼットを作る余裕がない場合、寝室や子供部屋にはクローゼットを設置するようにしましょう。一般的なクローゼットの奥行は、服がハンガーで掛けられる約60cmもあれば十分です。なお収納スペースに太陽光が入りにくい場所で、室内灯も陰で見にくくなってしまうことがあれば、収納スペース内に電灯をつけておくことをおすすめします。

収納スペースをしっかり確保することで、気分のいい生活を送りましょう

片付いた部屋で住んでいると、ストレスがたまりにくく気分よく生活が送れます。注文住宅を建てるときに収納のことが気になったら、本記事をぜひご活用ください。