全国の様々な地域で作られ、その土地ごとの文化や材料を取り入れることで豊かな個性を生み出す日本酒「地酒」。
この記事では、名古屋エリアで地酒を扱っている蔵元の中でも、酒蔵の見学に対応している蔵元をピックアップしてご紹介します。
地酒の銘柄や蔵元の特徴などをまとめているので、酒蔵の見学をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
なお、酒造時期など場合によっては見学に対応できないこともあるため、見学希望の際は必ず事前に連絡・予約を入れるようにしてください。
金虎酒造

主な銘柄 | 金虎・虎変 |
蔵元の特徴 | 善光寺街道入口山田村にて初代善兵衛が酒蔵を開いて以来、手作りによる酒造を行ってきた蔵元です。「金虎」は、名古屋城の金鯱と、寅年生まれの三代目から命名されました。淡麗で吞み口の良い味わいが特徴です。中でも、金虎ブランドの「大吟醸 名古屋城本丸御殿」は、昭和20年5月の大空襲で焼失した名古屋城本丸御殿の復元を願って造られた地酒で、2020年の日本酒アワードにて最高金賞を受賞した人気の一品です。 |
創業年数 | 弘化2年(1845年) |
見学できる内容 | 要問合せ(見学可能時期:5月~9月) |
住所 | 〒462-0810 名古屋市北区山田3丁目11-16 |
電話番号 | 052-981-3960 |
公式サイト | https://kintora.jp/ |
公式通販サイト | https://kintora-jousetu.raku-uru.jp/ |
主な取扱店 | 名鉄百貨店・名古屋栄三越・星ヶ丘三越・ジェイアール名古屋タカシマヤ など |
東春酒造

主な銘柄 | 東龍 |
蔵元の特徴 | 無理に機械化をせず、「山廃仕込み」という昔ながらの方法で酒造を続けている点が東春酒造のこだわりです。また酒造りの好適米といわれる兵庫の「山田錦」と、富山の「五百万石」を自家精米して使用するなど、お米選びにもこだわりのある蔵元です。東春酒造で造られる「東龍」は、コクとキレがあり、お米ならではの旨味が活きた地酒となっています。本醸造・純米酒・吟醸酒の他、梅酒なども取扱いがあります。 |
創業年数 | 元治2年(1865年) |
見学できる内容 | 要問合せ |
住所 | 〒463-0090 名古屋市守山区瀬古東3丁目1605 |
電話番号 | 052-793-3743 |
公式サイト | https://www.azumaryu.co.jp/ |
公式通販サイト | – |
主な取扱店 | 要問合せ |
神の井酒造

主な銘柄 | 神の井 |
蔵元の特徴 | 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の「草薙の剣の神話」が伝わる熱田神宮の斎田を三代目当主が寄進したという縁から、御神井の水のようだという意味で「神の井」と命名されました。※御神井は神様が水を飲むとされる井戸のことで、ここからくみ上げられる水は神聖なものとして大切に扱われています。地酒「神の井」では、大吟醸(荒ばしり)・純米大吟醸(寒九の酒)・山田錦純米吟醸(大高)・吟醸(酔ってござる)・特別純米(ん)など、幅広いラインナップの商品を扱っています。地元をイメージしたラベルデザインも人気の理由の1つです。 |
創業年数 | 安政3年(1856年) |
見学できる内容 | 要問合せ |
住所 | 〒459-8001 名古屋市緑区大高町字高見25 |
電話番号 | 052-621-2008 |
公式サイト | http://www.kaminoi.co.jp/ |
公式通販サイト | – |
主な取扱店 | 要問合せ |
山盛酒造

主な銘柄 | 鷹の夢・奈留美・古戦場 桶狭間・浮かれ猩々 |
蔵元の特徴 | 山盛酒造は、明治20年に江戸時代築造の酒造を譲り受ける形で創業した蔵元です。大高の古い街並みに溶け込む昔ながらの佇まいが魅力的な酒蔵で、「鷹の夢」をはじめとする各種銘柄の地酒が造られています。代表銘柄である「鷹の夢」は、「一富士二鷹三茄子」と、酒蔵のある地域「大高」から命名されたもので、大吟醸・純米吟醸・純米・本醸造など多彩なラインナップが揃っています。公式のオンラインストアも用意されており、遠方の方でも手に入れやすい点もおすすめポイントの1つです。 |
創業年数 | 明治20年(1887年) |
見学できる内容 | 酒蔵内の見学・試飲(毎年2月最終日曜日・その他は要問合せ) |
住所 | 〒459-8001 名古屋市緑区大高町字高見74 |
電話番号 | 052-621-2003 |
公式サイト | http://takanoyume.co.jp/ |
公式通販サイト | https://sake-takanoyume.stores.jp/ |
主な取扱店 | 要問合せ |
まとめ
今回は名古屋エリアにある見学可能な蔵元をピックアップしてご紹介しました。
いずれも、時期によっては見学に対応できない場合があるので、必ず事前に見学希望の連絡・予約を入れたうえで訪れるようにしましょう。
また酒蔵見学を行う際は、マスク着用や手指消毒などを徹底し、感染対策にも意識を配りながら安全にお過ごしくださいね。