紅葉狩りや温泉旅行で岐阜県へ行く場合は、高速道路の料金がお得になる「G割」の利用がおすすめです。
この記事では、岐阜県が実施している高速道路の乗り放題プラン「G割」の詳細と料金をまとめています。
名古屋市内から利用する場合の注意点や、岐阜県内の観光名所へのアクセスなども紹介しているので、お得にドライブを楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
岐阜県周遊ドライブプラン「G割」とは?
まずは、岐阜県内の高速道路料金がお得になるプラン「G割」の概要と利用期間・料金について詳しく見ていきましょう。
「G割」の概要と実施期間
「G割」とは、岐阜県内の高速道路が定額料金で乗り放題になるお得な割引プランのことです。
当日だけでなく、連続する2日または3日間で乗り放題ができ、岐阜県内を巡りながらドライブ旅行をする場合におすすめとなっています。
「G割」の実施期間は2020年1月8日(水)~12月25日(金)まで。
出発日の最初の出口インターチェンジを通過する前まで申し込みができるため、高速道路に入ったあとで申し込み忘れに気付いても間に合います。
なお、「G割」の申し込みはETCカード1枚につき5回まで可能です。
「G割」のコースと利用料金
「G割」には、名古屋または岐阜県内からの出発に利用できるコースと、浜松・豊川などから利用できるコースの2種類があります。
それぞれの利用料金は以下の通り。
コース | プラン | 利用期間 | 普通車料金 | 軽自動車等料金 |
A | 岐阜県周遊コース(2日間) | 連続する2日間 | 5,400円 | 4,300円 |
A | 岐阜県周遊コース(3日間) | 連続する3日間 | 6,400円 | 5,100円 |
B | 静岡西部発着・岐阜県周遊コース | 連続する2日間 | 8,500円 | 6,800円 |
岐阜県周遊エリアは以下の通り。
(https://hayatabi.c-nexco.co.jp/drive/detail.html?id=91より)
また静岡西部・愛知東三河エリアの発着エリアは以下の通りです。
(https://hayatabi.c-nexco.co.jp/drive/detail.html?id=91より)
ただし、周遊エリア外から周遊エリア外への高速道路利用の場合は「G割」を適用することができません。
また周遊エリア外から周遊エリア内への移動の場合、エリア外部分の高速道路料金は別途請求されるので注意しましょう。
その他、岐阜県周遊ドライブプラン「G割」の詳しい注意点についてはコチラをご参照ください。
「G割」の申し込み方法
- 「G割」を利用する場合の手順は以下の通りです。
- 「速旅」(https://hayatabi.c-nexco.co.jp/mypage/)への会員登録を行う
- 「速旅」のマイページから「G割」の申し込みへ進む
- 高速道路利用日・ETCカード情報・車種などを登録
- 受付番号が記載されたメールを受信して申し込み完了
「G割」の料金は、プラン利用後にETCカードで決済が行われます。
料金所通過時は通常料金が表示されますが、利用後にプラン料金が適用されるのでご案内ください。
「G割」のキャンセルなども「速旅」のマイページから手続きすることができます。
岐阜県周遊ドライブプラン「G割」を使うとどのぐらいお得になる?
続いて、名古屋市内から岐阜県内の観光地へドライブした場合の往復料金を、プランの利用有無で比較してみましょう。
以下は、岐阜県内の各観光スポットへETC普通車で移動した場合の高速道路料金一覧です。
岐阜県内の観光スポット | 名古屋からの時間 | 通常料金(ETC普通車・片道) |
土岐プレミアムアウトレット | 約40分(名古屋IC-土岐南多治見IC) | 1,090円(往復2,180円) |
千代保稲荷神社 | 約45分(名古屋IC-岐阜羽島IC) | 1,320円(往復2,640円) |
下呂温泉 | 約2時間(名古屋IC-恵那IC) | 1,170円(往復2,340円) |
関ケ原古戦場 | 約50分(名古屋IC-関ケ原IC) | 1,320円(往復2,640円) |
モネの池 | 約1時間30分(名古屋IC-美濃IC) | 1,370円(往復2,740円) |
ちこり村 | 約1時間(名古屋IC-中津川IC) | 1,450円(往復2,900円) |
岐阜城 | 約1時間(名古屋IC-岐阜各務原IC) | 1,450円(往復2,900円) |
養老の滝 | 約1時間(名古屋IC-養老IC) | 1,710円(往復3,420円) |
白川郷 | 約2時間15分(名古屋IC-荘川IC) | 2,470円(往復4,940円) |
例:2日間の旅行で、名古屋⇒千代保稲荷神社⇒関ケ原古戦場⇒下呂温泉⇒白川郷⇒土岐プレミアムアウトレット⇒名古屋の場合
- 通常料金:8,920円
- G割料金(Aプラン・2日間):6,160円(G割5,400円+名古屋-守山間往復760円)
「G割」を利用した方が、約30%もお得に旅行できるということになります。
ちなみに、豊川市から同じプランの旅行をした場合の通常料金は10,360円です。
「G割」のBプランを利用すれば8,500円で済むため、こちらも20%ほどお得になる計算です。
上記の他にも岐阜県内には多くの観光名所があり、巡れば巡るほど高速道路料金がお得になる仕組みとなっています。
まとめ
岐阜県内のドライブ旅行がお得になる「G割」は12月25日までの期間限定です。
車での移動は新型コロナウイルスの感染防止にも繋がるため、今後もニーズが高まっていくと予想されます。
GoToキャンペーンと併用すれば更にお得に旅行を楽しめるので、この機会に車での岐阜旅行を計画してみてはいかがでしょうか。