【名古屋】実は全線乗り放題!市バス・地下鉄定期券の便利な活用方法まとめ

名古屋市内への通勤でバス・地下鉄を利用している方は、定期券の購入が便利です。
名古屋市交通局が発行する定期券を利用すれば、通常の乗車券よりも料金がお得になるだけでなく、乗り継ぎ割引や家族割引など多くの特典が受けられます。
この記事では、定期券を使ってお得に名古屋市内のバス・地下鉄へ乗車する方法を紹介しているので、普段から利用している方はぜひチェックしてみてください。

お得にバス・地下鉄を利用できる名古屋市の定期券

まずは、名古屋市バス・地下鉄定期券の購入費用と、定期券を持つことで受けられる割引について解説していきます。

通学用・通勤用定期

名古屋市バスの定期券は特定区間に限らず、市バス全線で利用できるというのが大きなメリットです。
また地下鉄の定期券についても、区間ごとに料金が異なる通勤定期券と、全線で利用できる定期券の2種類があります。

各定期券の購入価格は以下の通り。
<市バス定期券(全線)>

区分 1か月 3か月 6か月
通勤定期券(持参人方式) 9,320円 26,570円 50,330円
学生定期券 甲(中学生以上) 5,400円 15,390円 29,160円
学生定期券 乙(小学生以下) 3,600円 10,260円 19,440円

<地下鉄定期券(通勤用)>

期間 1区 2区 3区 4区 5区
1か月 8,540円 9,540円 10,470円 11,300円 12,060円
3か月 24,340円 27,190円 29,840円 32,210円 34,380円
6か月 46,120円 51,520円 56,540円 61,020円 65,130円

<地下鉄定期券(通学用・大学生)>

期間 1区 2区 3区 4区 5区
1か月 5,030円 5,500円 5,880円 6,200円 6,440円
3か月 14,340円 15,680円 16,760円 17,670円 18,360円
6か月 27,170円 29,700円 31,760円 33,480円 34,780円

高校生以下の定期料金はこちらをご参照ください。

<地下鉄定期券(全線)>

期間 地下鉄全線
1か月 15,270円
3か月 43,520円
6か月 82,460円

例えば地下鉄の場合、3区間利用したときの片道料金は270円です。
往復で540円の料金を月に20日間支払った場合の料金は10,800円ですから、大学生の定期券料金(3区)と比較すると約半額ということになります。
通勤・通学で頻繫に交通機関を利用する方は、定期券を利用した方が断然お得と言えるでしょう。

連絡定期券(乗り継ぎ割引)

名古屋市バスと地下鉄の両方を利用する場合は、更なる割引料金で購入できる連絡定期券の利用がおすすめ。
連絡定期券の購入価格は以下の通りです。

<市バス・地下鉄連絡定期券(通勤用)>

期間 地下鉄1区 地下鉄2区 地下鉄3区 地下鉄4区 地下鉄5区
1か月 14,300円 15,100円 15,840円 16,500円 17,110円
3か月 40,740円 43,020円 45,140円 47,030円 48,770円
6か月 77,170円 81,490円 85,510円 89,090円 92,380円

<市バス・地下鉄連絡定期券(通学用・大学生)>

期間 地下鉄1区 地下鉄2区 地下鉄3区 地下鉄4区 地下鉄5区
1か月 8,350円 8,720円 9,030円 9,280円 9,480円
3か月 23,790円 24,860円 25,720円 26,450円 27,000円
6か月 45,070円 47,090円 48,740円 50,120円 51,160円

高校生以下の定期料金はこちらをご参照ください。

<市バス・地下鉄連絡定期券(全線)>

期間 地下鉄全線
1か月 18,970円
3か月 54,080円
6か月 12,450円

市バス全線定期券9,320円(1か月)と地下鉄定期券15,270円(1か月)を合計すると24,590円となるので、連絡定期券の方が2割程度お得です。

特得60バス定期

特得60バス定期券とは、60歳以上の方が利用できる名古屋市バスの定期券のことです。
料金は3か月で10,370円となっており、名古屋市バス全線で利用可能。(共同運行区間の名鉄バス・ゆとりーとLINE高架区間を除く)
通勤用の市バス定期券が26,570円(3か月)なので、60歳以上の方は通常の半額以下で市バスを利用できることになります。

定期券でお得になるのは本人だけじゃない!

名古屋市バス・地下鉄の定期券を所有すると、本人だけでなく家族や友達にもメリットがあります。
続いて、定期券をよりお得に活用するための便利なサービスを見ていきましょう。

市バス定期券の持参人方式

名古屋市バスの定期券は、購入した本人以外の家族や友達に貸し出して利用することができます。
通常は定期券に印字された購入者本人しか利用できないという条件になっていますが、名古屋市バスの定期券は貸し借り可能な持参人方式をとっているのが特徴。
なお地下鉄定期券は貸し借り不可ですが、連絡定期券の場合は市バス部分についてのみ貸し借り可能となっています。

ファミリーバス定期

「ファミリーバス定期」とは、土曜・日曜・休日の市バス利用の際に、同行する家族の料金がお得になるというサービスです。
市バス定期券の所有者と一緒に市バスを利用する場合、大人110円・こども50円(通常大人210円・こども100円)で乗車することが可能。
対象となるのは定期券の所有者の配偶者・父母・祖父母・子・孫・兄弟姉妹で、同行者の支払いは現金のみとなっています。

まとめ

名古屋市で定期券を購入すると、乗車料金がお得になる他、家族や友達にもメリットがあることが分かりました。
また名古屋市バス・地下鉄定期券として発行されるマナカカードは、現金をチャージすることで電子マネーとしても活用できます。
日常的に使える便利なカードなので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

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