住民税非課税世帯を対象とした「名古屋市緊急支援給付金(2回目)」の受付期間が間もなく終了を迎えます。
この記事では、「名古屋市緊急支援給付金」の概要と申請の方法について解説していきます。
1世帯当たり7万円と決して少なくない金額なので、まだ申請ができていない方はぜひ参考にしてみてください。
(この記事の情報は2024年1月15日時点のものです。)
名古屋市緊急支援給付金の概要
まずは、名古屋市緊急支援給付金の概要と支給額・支給対象世帯について詳しく見ていきましょう。
名古屋市緊急支援給付金とは
名古屋市緊急支援給付金とは、物価高騰による影響が特に大きいとされる住民税非課税世帯(約28万世帯)に対して支給される緊急支援給付金のことです。
名古屋市が緊急支援給付金の支給を実施するのは今回が2回目で、令和5年12月26日から令和6年1月中旬を目途として支給が進められています。
支給額・支給対象世帯
名古屋市緊急支援給付金の支給額は1世帯あたり7万円で、以下の要件を全て満たした世帯が支給対象となります。
- 令和5年12月1日時点で名古屋市に住民登録がある
- 世帯員全員が令和5年度の住民税非課税である
ただし、上記を満たす場合でも以下に該当する場合は支給対象外となるので注意しましょう。
- 既に他の市町村で緊急支援給付金の支給を受けている
- 世帯員の中に租税条約によって住民税が免除されている方がいる
- 令和5年度の住民税課税者に税法上扶養されている住民税非課税世帯
名古屋市緊急支援給付金の申請方法
続いて、名古屋市緊急支援給付金の受付期間と申請方法について詳しく見ていきましょう。
受付期間
名古屋市緊急支援給付金の受付期間は令和5年12月11日~令和6年2月29日(消印有効)までです。
また受付から支給までの日程は以下の通りとなっています。
区分 | 申請 | 発送日 | 振込予定日 |
「支給のお知らせ」が届く世帯(前回の給付金の支給を受けている世帯) | 不要 | 令和5年12月11日~(生活保護世帯) | 令和5年12月26日~ |
〃 | 〃 | 令和5年12月22日~(上記以外世帯) | 令和6年1月18日~ |
「申請書」が届く世帯 | 必要 | 令和5年12月26日~(6月~11月に市外から転入した世帯) | 書類返送から1か月程度 |
名古屋市緊急支援給付金の申請方法
前回の給付金を受給している場合
前回の給付金を受給している場合は、申請不要のプッシュ方式(自動振込)にて支給が行われます。
- 令和5年12月22日 書類発送(郵便事情によって一週間程度かかる場合があります。)
- 令和6年1月5日 辞退等申出期限
- 令和6年1月18日 口座振込で7万円支給
新たに申請が必要な場合
前回の給付金を受給していない場合は、事前に申請書を提出する必要があります。
- 令和5年12月26日以降 順次書類発送(郵便事情によって一週間程度かかる場合があります。)
- 申請書提出から約1カ月後 口座振込で7万円支給
問い合わせ先
名古屋市緊急支援給付金に関する問い合わせ先は以下の通りです。
問い合わせ先 | 名古屋市緊急支援給付金コールセンター |
TEL | 050-3135-3260 |
FAX | 052-228-2774 |
受付時間 | 9:00~17:00(平日のみ) |
その他、名古屋市緊急支援給付金に関する情報はコチラ(https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000156633.html)をご参照ください。
まとめ
名古屋市緊急支援給付金の支給は今回が2回目となっており、前回の支給を受けている場合は特に申請手続き等なく自動的に振込が行われます。
一方、前回の支給を受けていない方や、新たに名古屋市内へ転入した方等は事前に申請書を提出しなければ支給を受けることができません。
1世帯あたり7万円と決して少なくない金額ですので、自身はもちろん、近隣に心当たりのある世帯がいる場合は情報を共有する等してしっかりと給付を受けられるようにしておきましょう。