【住みよさランキング2020】愛知県からランクインした都市の魅力を解説!

新たな地で生活をはじめるにあたって、まず気になるのは周辺の環境や交通アクセスの利便性といった“住みやすさ”の部分ではないでしょうか。
この記事では、東洋経済新報社が毎年発表している「住みよさランキング」に基づき、愛知県内の魅力ある都市について紹介しています。
愛知県への引っ越しや新築物件の購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

【住みよさランキング】の概要と選定方法


「住みよさランキング」とは、人口当たりの病院数や小売販売額といった全部で20の指標から算出される“住みやすさ”のランキングです。
まずは住みよさランキングの算出指標と、2020年度の全国のランクイン都市をチェックしていきましょう。

住みよさランキングの算出指標

住みよさランキングでは、公官庁の発表した公的統計データに基づいて、全国の都市を安心度・利便度・快適度・富裕度の4項目でそれぞれ偏差値化しています。
詳しい指標内容は以下の通りです。

A.安心度
(1)人口当たり病院・一般診療所病床数(2018年10月):厚生労働省「医療施設調査」
(2)老年人口当たり介護老人福祉・保健施設定員数(2017年10月):厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査」
(3)20~39歳女性人口当たり0~4歳児数(2019年1月):総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
(4)子ども医療費助成(対象年齢・所得制限の有無)(2020年4月):東洋経済調べ
(5)人口当たり刑法犯認知件数(※)(2018年):各都道府県警察調べ
(6)人口当たり交通事故件数(※)(2018年):交通事故総合分析センター調べ

B.利便度
(7)人口当たり小売販売額(2015年):総務省・経済産業省「経済センサス活動調査」
(8)人口当たり大規模小売店店舗面積(2019年):東洋経済「全国大型小売店総覧」
(9)可住地面積当たり飲食料品小売事業所数(2016年6月):総務省・経済産業省「経済センサス活動調査」
(10)人口当たり飲食店数(2016年6月)総務省・経済産業省「経済センサス活動調査」

C.快適度
(11)転出入人口比率(2018年):総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
(12)水道料金(※)(2020年4月):東洋経済調べ
(13)汚水処理人口普及率(2019年3月):国土交通省、農林水産省、環境省調べ
(14)都市計画区域人口当たり都市公園面積(2018年3月):国土交通省「都市公園整備水準調書」
(15)気候(月平均最高・最低気温、日照時間、最深積雪【新】)(1981~2010年):気象庁「メッシュ平年値データ」

D.富裕度
(16)財政力指数(2018年度):総務省「市町村別決算状況調」
(17)人口当たり法人市民税(2018年度) :総務省「市町村別決算状況調」【新】
(18)納税義務者1人当たり所得(2018年):総務省「市町村税課税状況等の調」
(19)1住宅当たり延べ床面積(2018年10月):総務省「住宅・土地統計調査」
(20)住宅地平均地価(2019年7月):国土交通省「都道府県地価調査」

(引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/356816?page=2

2020年度のベスト25を一挙紹介!

2020年度の住みよさランキングベスト25に選ばれた全国の都市は以下のようになりました。

順位 都市名(都道府県名) 総合評価の偏差値
1 野々市(石川) 55.6187
2 文京区(東京) 55.1404
3 武蔵野(東京) 55.1250
4 白山(石川) 55.0679
5 福井(福井) 54.7397
6 倉吉(鳥取) 54.6859
7 金沢(石川) 54.5123
8 小松(石川) 54.5115
9 長久手(愛知) 54.3071
10 能美(石川) 54.1692
11 魚津(富山) 53.9282
12 駒ヶ根(長野) 53.8969
13 渋谷区(東京) 53.8405
14 名古屋(愛知) 53.8158
15 滑川(富山) 53.7424
16 かほく(石川) 53.6769
17 米子(鳥取) 53.6529
18 みよし(愛知) 53.6228
19 つくば(茨城) 53.5872
20 四万十(高知) 53.5863
21 新宿区(東京) 53.5689
22 大阪(大阪) 53.5498
23 立川(東京) 53.5280
24 台東区(東京) 53.5152
25 合志(熊本) 53.4504

生活スタイルの変化を踏まえ、今年から「持家世帯比率」が指標から外されました。
これにより、2019年度のランキングと比較して東京23区や名古屋といった都市部がランク上位に名を連ねる結果に。
特に名古屋市は2019年度のランキングでは50位でしたが、今回は14位と大きく順位を上げています。

愛知県のランクイン都市の特徴と住みよさの理由


2020年度の住みよさランキングにランクインした長久手市・名古屋市・みよし市について、それぞれの特徴や魅力について詳しく見ていきましょう。

ランキング9位【長久手市】

長久手市の住みよさランキングの詳細は以下の通り。

  総合順位 安心度 利便度 快適度 富裕度
全国 9位 565位 46位 3位 37位
愛知県内 1位 13位 2位 1位 12位

活気ある街と豊かな自然環境を併せ持つ

宅地開発が行われた長久手市では、アピタ長久手店・イオンモール長久手店・IKEA長久手ストアといった大型の商業施設が次々オープンしています。
イオンモール長久手店はリニモ駅と直結しているためアクセスも便利。

また都市化が進む一方で、長久手市内には愛・地球博記念公園(モリコロパーク)や杁ケ池(いりがいけ)公園など、広大な敷地を持つ自然豊かな公園が点在しています。
愛・地球博記念公園では現在も様々なイベントが開催されており、ファミリー層に人気のお出かけスポットです。
2022年には新たにジブリパークがオープンする予定となっているため、更なるにぎわいが予想されるでしょう。

若い世代に人気!文教・芸術のまち

長久手市内には市立小学校6校・市立中学校3校・県立高校1校・私立高校1校があります。
また愛知県立大学・愛知県立芸術大学・愛知医科大学・愛知淑徳大学など大学キャンパスも多く、学生街としての一面も。
長久手市内にある「文化の家」では、音楽や舞台、美術など様々なアート系イベントが開催されています。

交通アクセスの良さが特徴

名古屋市の東部に位置する長久手市内には東部丘陵線(リニモ)が通っており、地下鉄や愛知環状鉄道への乗り換えがスムーズです。
また市内を走る循環バス(Nバス)はわずか100円で乗降することができます。
中学生以下のお子さんや妊婦さんなど一部の方は無料で利用できるため、通学や通院にも便利。
その他、高速道路のICや環状線道路も整備されており、車でのアクセスも抜群です。

ランキング14位【名古屋市】

名古屋市の住みよさランキングの詳細は以下の通り。

  総合順位 安心度 利便度 快適度 富裕度
全国 14位 763位 18位 124位 9位
愛知県内 2位 36位 1位 9位 7位

都会と田舎が程よく融合したエリア

五大都市の1つに数えられる名古屋市ですが、東京や大阪と比較するとやや田舎のイメージが強いかもしれません。
百貨店などの商業施設が揃う名古屋駅周辺・栄エリアには、久屋大通公園や白川公園など自然豊かな公園も多く、またどこか懐かしさを感じる商店街も立ち並んでいます。
モーニングの文化が根付いていることもあり、昔ながらの喫茶店から最新のカフェまでバラエティーに富んだ飲食店があるのも特徴です。

東京・大阪などへの移動が便利

名古屋市は本州の中間地点に位置し、東京や大阪への移動がしやすいという特徴があります。
新幹線を利用すれば、東京・大阪いずれも1時間~2時間程度で移動できるため、日帰り旅行もラクラク。
また名古屋駅から電車で40分程度のところに中部国際空港セントレアがあり、空港へのアクセスも良好です。

このように名古屋市は様々な交通機関が発展しており、車を所有していなくても十分生活できます。
しかしその一方で、名古屋市は東京・大阪と比較して持家一戸建ての世帯が多く、トヨタ自動車を中心に発展してきた背景などもあり、自動車の保有率が高い地域としても有名です。
通勤で自動車を利用する人も多いため、名古屋駅周辺だけでもコインパーキングがいくつもあり、休日でも駐車場に困ることはありません。
電車・車ともに利用しやすいというのは名古屋市の大きな魅力となっています。
(参考:https://www.jrta.co.jp/research/nagoya_vol10.pdf

子育てしやすい環境

名古屋市の中心部から少し外れた名東区・緑区などは学力レベルが高いとされ、治安も安定しているため子育てに向いている地域です。
待機児童もゼロの状態が続いており、保育園なども入りやすいのが特徴。(参考:http://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/cmsfiles/contents/0000117/117359/190516_31.4.1hoikusyotouriyoujyoukyou.pdf
緑の多い公園や病院などの施設も充実しているので、ファミリー層の多いエリアとなっています。

スーパーがとにかく安い!

名古屋市と言えば、スーパーの安さが有名ですよね。
大手スーパーの半額程度で食料品を購入できるところも多く、1つの町内に5か所も6か所もスーパーがあるということも珍しくない“スーパー激戦区”なのです。
名古屋市は生活費を節約したい主婦の方におすすめの地域と言えます。

ランキング18位【みよし市】

みよし市の住みよさランキングの詳細は以下の通り。

  総合順位 安心度 利便度 快適度 富裕度
全国 18位 481位 413位 145位 3位
愛知県内 3位 8位 9位 12位 2位

ベッドタウンとして開発の進む地域

みよし市は名古屋市と豊田市の中間に位置し、日進市や刈谷市とも接しています。
地下鉄に乗り換えができる駅がある他、高速道路のICもあるなど交通の利便性に優れているのが特徴。
立地の良さも相まって、名古屋市・豊田市のベッドタウンとして人口を増やしています。
またファミリー層の増加にともない、スーパーやショッピングセンターも充実してきており、子育てにも適した地域と言えるでしょう。

豊富な定住支援策

みよし市内には自動車関連の企業本社や工場・事業所が数多く立ち並び、全国的にも裕福な財政運営を実現している地域です。
そのため以下のような住民向けの定住支援策が用意されており、みよし市の住みやすさ向上につなげています。

住宅取得支援 空き家バンクに登録されている住宅について、同居又は近居を目的として取得する場合に、空き家活用事業補助金により取得に係る費用の一部を補助。
医療費助成 満15歳になる年度末までの子どもに対して、入院・外来の場合の診療費について、医療保険適用後の自己負担分を支給。
子育て支援 満18歳未満で第3子以降は保育料無料。それ以外の児童は、市民税所得割額、世帯状況等に応じて保育料の階層が定められている。
起業支援 創業支援事業計画。市が行う特定支援事業を受けることで、優遇措置を受けることが可能。登録免許税の軽減、創業関連保証の特例、新商業融資制度の自己資金要件の特例。

まとめ


今回ご紹介した3つの都市だけでも、それぞれ個性があり異なる魅力を持っていることが分かります。
ビジネスや旅行の場合は東京・大阪などが優位かもしれませんが、“住む”という観点で見ると愛知県は非常に魅力的なエリアです。
交通網や住環境を比較して、自分にぴったりの地域を見つけてみてくださいね。

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