【体験談】年収300万円から始める住宅購入!20代夫婦が「緑区」で見つけた理想の住まい

20代のAさん夫婦は、年収300万円という限られた収入の中で、マイホーム購入の夢を実現しました。
この記事では、Aさん夫婦が賃貸ではなくマイホームを選んだ理由や、名古屋市緑区での住宅購入を決意した背景、また住宅購入においての資金調達方法などをまとめています。
Aさん夫婦の実体験を交えながら解説しているので、名古屋市緑区での住宅購入を検討している方、また自身の年収でマイホームを持てるかどうかお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

名古屋市緑区での住宅購入を決めた理由とは?

まずは、Aさん夫婦がマイホームを購入するに至った背景や、居住地として名古屋市緑区を選択した理由について詳しく見ていきましょう。
なお、Aさん夫婦の家族構成や収入などは以下の通りとなっています。

  • 夫27歳・妻22歳
  • 夫の片働き(正社員)で年収は300万円
  • 将来的には子どもが2人ほしいと考えている
  • 住宅購入資金として500万円の貯金を準備してある

賃貸ではなくマイホームを選択したワケ

Aさん夫婦が賃貸ではなくマイホームの購入を選択した理由として、大きく以下の2点が挙げられます。

マイホームなら将来的に「資産」となる

賃貸住宅の場合、半永久的に家賃の支払いが発生しますが、家賃を払い続けたからといって物件が自身の資産になることはありません。
一方持ち家の場合は、最終的に“ローン(≒家賃)の支払いがない資産”として手元に残すことができます。

また住宅ローンの返済途中であっても、返済した部分については自身の資産となるため、ある程度返済が進んだタイミングで物件を売却し、手残り(売却にかかる費用を差し引いた金額)を住み替えの元手にするといった方法を選ぶことも可能です。
Aさん夫婦は将来的に子どもがほしいと考えているため、子どもたちに資産を残すという意味でもマイホームの方がメリットが大きいと判断したのです。

年収300万円でも住宅ローンを利用できる可能性がある

住宅支援機構が実施する「住宅ローン利用者の実態調査」によると、2024年4月調査における世帯年収別の住宅ローン利用割合は以下の通りとなっていました。

世帯年収住宅ローン利用者の割合
400万円以下6.8%
400万円超~600万円以下25.4%
600万円超~800万円以下26.3%
800万円超~1,000万円以下19.5%
1,000万円超~1,500万円以下15.9%
1,500万円超6.2%

このデータから、年収400万円以下の世帯であっても住宅ローンの審査に通っていることが分かります。
Aさん夫婦の夫は新卒入社した会社で勤続5年目を迎えており、他の借金なども抱えていない状況であったため、住宅ローンの審査に通る可能性が高いと考え、マイホームの購入を決意しました。

名古屋市緑区の住環境・魅力

名古屋市緑区は名古屋市の中で最も人口が多く、自然環境と都市機能が両立した人気のエリアです。
Aさん夫婦が居住地として名古屋市緑区を選んだ理由には以下のような点が挙げられます。

公園や緑地が多く子育てに適した環境

名古屋市緑区には緑豊かな公園・広場などが数多く点在しており、子育てに適した環境となっています。
中でも大高エリアにある大高緑地公園は100ha超の広大な敷地面積を有する自然施設で、交通公園やテニスコート・野球場などを併設する人気のスポットです。
こうした地域性から緑区は治安の良いエリアとして名前が挙がりやすく、Aさん夫婦も子育てを意識して自然環境の豊富な緑区を居住地に選びました。

名古屋市の治安については以下の記事も参考にしてみてください。

交通機関が充実しており多方面へアクセスしやすい

名古屋市緑区にはJR東海道本線・名鉄名古屋本線・地下鉄桜通線が走っており、名古屋駅まで乗り換え無しでアクセスすることができます。
また名古屋市営バスと名鉄バスが多数運行しているため、駅から多少離れたエリアでも交通機関のみでの通勤・通学が可能といったメリットがあります。
環状道路や高速道路が通っているため車移動の利便性も高く、交通渋滞が比較的少ない点なども緑区の魅力と言えるでしょう。

再開発によって更なる環境整備が期待される

名古屋市緑区では複数の再開発事業が進められており、今後の更なる環境整備・都市機能の向上が見込まれます。

  • 鳴海駅前第2種市街地再開発事業:駅前広場の開設、ビル建設、住宅・駐車場の整備
  • みどり市民病院の移転計画:みどり市民病院を名鉄鳴海駅前へ移転(2030年完成予定)
  • 大高緑地プール跡地の再開発:Park-PFI(公募設置管理制度)を活用したし施設整備・利活用促進
  • 鳴子団地再生事業:UR都市機構による鳴子団地の建て替え など

年収300万円でも手の届く物件が多い

名古屋市緑区の地価・路線価は名古屋市内では比較的安く、新築一戸建てでも手の届きやすい価格帯の物件が多いという特徴があります。
名古屋市緑区の住宅地における2024年度の平均地価は約20万円/㎡、平均路線価は約15万円/㎡となっており、Aさん夫婦のように年収300万円前後の世帯でも複数の選択肢を持つことができます。

名古屋市緑区の路線価については以下の記事も参考にしてみてください。

住宅購入までのステップとポイント・注意点

続いて、実際にAさん夫婦がマイホームを購入したときの流れを紹介していきます。
住宅購入のポイントや注意点もまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ステップ1.住宅ローンの借入限度額をチェック

Aさん夫婦は、はじめに年収300万円でいくらまでの住宅ローンを利用できるのかを調べました。
住宅ローンの借入限度額は「年収倍率」または「返済負担率」で試算することができ、それぞれの計算方法は以下の通りです。

年収倍率

年収倍率は「住宅ローンの金額÷年収」で求めることができ、一般的には年収の5~7倍程度を限度額に設定している金融機関が多いと言われています。
Aさん夫婦の世帯年収は300万円であるため、仮に限度額が年収の7倍だったとすると、Aさん夫婦が組める住宅ローンは最大で2,100万円です。

返済負担率

返済負担率は「年間のローン返済額÷年収×100」で求めることができ、一般的に30%以下を限度額に設定している金融機関が多いと言われています。
年収300万円の世帯で返済負担率を30%以下に抑えるには、年間のローン返済額を90万円(月々7万5千円)以下にする必要があるため、例えば金利1.5%・借入期間35年で計算した場合、借入限度額は年収倍率の場合と同じく約2,100万円となります。

ステップ2.希望条件に合わせた物件選び

Aさん夫婦は、住宅ローンの2,100万円と住宅購入用の貯金500万円を合わせた2,600万円を最終的な予算として物件情報の収集を行いました。
情報収集のやり方としては、不動産情報が掲載されているポータルサイトを確認したり、不動産会社へ相談して条件に合う物件を提案してもらったりする方法が挙げられます。
Aさん夫婦は「通勤に便利な立地」「子育てしやすい環境」などの条件を踏まえて3軒の住宅に絞り込み、各物件を内見したうえで購入する物件を決定しました。

ステップ3.住宅ローンの審査

物件の購入申し込みが完了したら、続けて住宅ローンおよび団信(団体信用生命保険)の審査を進めます。
審査の際は契約者の信用調査や健康状態の確認などが行われるので、過去に大きな病気を患った経験があるといった場合は早めに申告しておくようにしましょう。
後から通院や病気などが判明した場合、売買契約が白紙となる可能性があるため注意が必要です。

ステップ4.代金支払いと物件の引き渡し

住宅ローンの審査に通過したあとは、代金の支払いと物件の引き渡しが行われます。
契約者へ最後の意思確認を行った後、融資のもとで購入費用を支払い、物件の鍵を受け取るという流れです。

金銭面負担を軽減するためのポイント

Aさん夫婦のように、年収300万円の世帯でもマイホームを購入することが可能であることが分かりました。
なお、Aさん夫婦は住宅購入にあたって以下の工夫を行い、金銭面の負担を大きく軽減しています。

補助金・助成金の活用

Aさん夫婦は住宅を購入するにあたって、国や自治体が実施している以下の支援制度を活用しました。

  • 住宅ローン減税:毎年のローン残高の.7%を所得税から控除できる制度(最大13年間)
  • ZEH補助金:太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入した新築戸建を購入した場合に支給される補助金
  • 子育てグリーン住宅支援事業(旧:子育てエコホーム推進事業):子育て世帯や若者世帯を対象とした住宅補助金

太陽光発電を標準搭載している物件を選ぶ

Aさん夫婦は太陽光発電を標準搭載している物件を選んだことで、上記のZEH補助金や子育てグリーン住宅支援事業の対象となり、収入に応じた補助金を受け取ることができました。
また太陽光発電付きの物件であれば、必要な電気を太陽光で発電し、余った電気は電力会社に販売するということができるため、入居後の電気代の大幅な節約にも繋がります。
予算ギリギリではなく、ある程度余裕を持ってマイホームを購入したいという場合は、Aさん夫婦が利用した補助金制度や物件選びのポイントを参考にしてみると良いでしょう。

名古屋市緑区のおすすめ物件を紹介

名古屋市緑区には、2,600万円の予算に収まる物件が多数ありますが、今回はその中の1軒を紹介します。

こちらの物件は名古屋市緑区の桶狭間地区にあり、中京競馬場前駅まで自転車で約7分の立地となっています。
有松I.C.にも近いため、交通機関・車ともに利便性の高い場所だと言えるでしょう。
周辺には公園などの自然施設も複数あり、子育てを考えている方にもおすすめの物件です。
販売価格は2,180万円(税込)、太陽光標準搭載の注目物件です。

所在地愛知県名古屋市緑区桶狭間707番3
アクセス名鉄名古屋本線「中京競馬場前」駅 自転車約7分
市営バス「桶狭間寺前」停 徒歩約2分
周辺施設フィール有松ジャンボリー店:自転車約4分
桶狭間幼稚園:徒歩約5分
まつもとクリニック:徒歩約6分

名古屋市緑区の物件はこちらのページで詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

また名古屋市緑区の特徴や住みやすさ・魅力については以下の記事でも紹介しています。

豊田市山之手
2,880万円~
天白区塩釜口
3,480万円~
熱田区一番
3,480万円~
岡崎市鴨田町
2,980万円~