【土地活用におけるリスク】同じ思いはしたくない!土地活用の失敗事例と回避方法

土地を活用する際には、多少のリスクを伴うため、利益を出せず損失を出してしまう人もいるのではないでしょうか。
そのため、失敗事例からよく学ぶ必要があります。
今回は、土地活用でよくある失敗事例とその回避方法について紹介します。

土地活用で建てた賃貸物件の賃上げによるユーザー離れ

アパートやマンション、戸建て住宅などを建てて賃貸経営する際には初期費用がかなりかかります。
少しずつ利益を出しながら、初期費用の分を少しずつ回収していくのが一般的なやり方です。
しかし、焦って急な賃上げをしたことで失敗してしまった例があります。賃上げをして入居者がこれまで通りなら、家賃収入が増えるため利益も増えるでしょう。
しかし、この例では賃上げをしたことで入居者の多くが退去してしまい新しい入居者もなかなか現れません。
空室が多い状態が長期間続き、家賃収入は激減して利益を増やすどころか大幅に減らしてしまいました。
土地活用は、このような目先の利益だけを追い求めるようなやり方では失敗してしまう可能性が高いです。失敗しないためには、長期的な視野で経営計画を立てる必要があります。

相続税対策ができなかったことで赤字になってしまった


土地活用をするほどの資産を持っている人は相続税対策が必須です。生前に自分の資産がどのくらいあるのかを把握しておく必要があります。
ここでは、地主さんが亡くなった後に把握していなかった土地が発覚したというケースを紹介します。
地主さんで土地を多く所有している場合、相続人である家族でも全てを把握しているとは限りません。
予想以上に相続税がかかってしまい、相続税の金額が金銭相続額を上回ってしまいました。
一方で、相続税は10ヶ月以内に納めなければなりません。
赤字で手元に残るお金はなく、足りない分をかき集めて納税したという例です。
相続税対策は生前からきちんと行い、相続人と家族には所有している土地に関してきちんと知らせておきましょう。

リスク回避はプロに相談

土地活用を行っている人の大半は、リスクを認識した上で管理や経営を行っています。
しかし、それでも予期せぬハプニングに見舞われることも多々あります。
専門的な知識を持ち合わせていない一般の人が、リスク回避に努めようとしても限界があります。
知識不足がゆえにリスクに晒されていても、気が付かないケースもあるでしょう。
プロに相談せず相続税を節税しようとした結果、かえって相続税が多くかかってしまったという例もあります。
そのため、リスク回避に重点を置くなら税理士や司法書士、弁護士などのプロに相談するのが望ましいです。
プロに相談すると確かにお金がかかりますが、リスクは大幅に軽減されます。

まとめ

土地活用で失敗を避けるためには、実際にあった失敗事例から潜んでいるリスクを認識しておくことが大切です。
自分で対策を講じるのが難しいようであれば、無理をせずプロに相談しましょう。

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