【名古屋市】新型コロナワクチンの定期接種対象者・料金まとめ｜2024

新型コロナウイルスのワクチンは、これまで予防接種法の「A類疾病」に該当していたため、費用の全てを市町村が負担する形で接種を受けることができました。
しかし2024年3月末で「B類疾病」に切り替わったことから、今後はインフルエンザ等と同じように“定期接種”という形で接種を受ける必要があります。

この記事では、名古屋市における新型コロナワクチンの定期接種対象者と費用をまとめています。
ワクチンの接種によって副反応等が生じた場合の問い合わせ先も紹介しているので、ワクチン接種をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

名古屋市｜新型コロナワクチンの接種概要をチェック

まずは、名古屋市における新型コロナワクチンの定期接種対象者と費用・接種場所をチェックしていきましょう。

定期接種の期間

名古屋市における新型コロナワクチンの定期接種期間は以下の通りです。

令和6年10月15日（火曜日）から令和7年1月31日（金曜日）まで

対象者

新型コロナワクチンの定期接種は、次のいずれかに該当する名古屋市在住の方で、かつ自らの意思で予防接種を希望する方が対象となります。

• 接種日において満65歳以上の方
• 接種日において満60歳から満64歳の方で、心臓・腎臓若しくは呼吸器の機能障害又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害（いずれも対象となる障害単独で身体障害者手帳1級相当の障害）を有しており、身体障害者手帳の写し又は医師の診断書の原本を接種時に提出した方

使用するワクチン

新型コロナワクチンの定期接種では、国の審議会等で有効性や安全性が確認・承認されたもののみを使用します。
使用するワクチンの種類は医療機関ごとに異なるため、希望がある場合は予約時等に確認するようにしましょう。

接種場所

新型コロナワクチンの定期接種は、市内の名古屋市定期新型コロナウイルス感染症予防接種指定医療機関にて接種を受けることができます。
指定医療機関の一覧はコチラご参照ください。

また長期入院中・施設入所中・単身赴任中など、やむを得ない事情がある場合は居住地以外の市町村（愛知県内に限る）でもワクチン接種を受けることができます。
この場合は事前申請が必要となるため、愛知県広域予防接種事業のページをご参照のうえお申し込みください。

自己負担額

名古屋市における新型コロナワクチンの定期接種費用は3,200円（医療機関の窓口での支払い金額）です。
また新型コロナワクチンの定期接種対象者の方で、次のいずれかに該当する場合は、接種時に証明書類を提出することで免除制度が適用されます。

• 生活保護世帯に属する方
• 市民税非課税世帯に属する方
• 中国残留邦人等に対する支援給付の受給者の方

上記に当てはまる場合は接種費用が無料となるので、事前に証明書類を準備しておきましょう。（※接種後の書類提出は無効）

新型コロナワクチンの接種後に副反応が出たらどうする？

続いて、新型コロナワクチンの定期接種を受けて副反応や健康被害が生じた場合の対応方法を紹介します。

ワクチン接種によって副反応が疑われる症状が出た場合

新型コロナワクチンの定期接種を受けた後に副反応が疑われる症状が出た場合の対応は以下の通りです。

1. 身近な医療機関（ワクチン接種を受けた医療機関・かかりつけの医療機関等）を受診
2. 専門的な対応が必要だと判断された場合は専門的医療機関の紹介を受ける
3. かかりつけ医等の紹介のうえ、専門的医療機関を受診

専門的医療機関の詳細についてはコチラをご参照ください。

またワクチン接種後に副反応（副反応疑いを含む）を発症した場合は、医療機関での治療に伴う経済的負担を軽減する「新型コロナワクチン副反応等見舞金」が県から支給されます。
見舞金に関する詳細はコチラをご参照ください。

ワクチン接種によって健康被害が生じた場合

新型コロナワクチンの定期接種を受けた後に健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり障害が残ったりした場合は、予防接種法に基づく救済（医療費・障害年金等の給付）を受けることができます。
詳しくはコチラをご参照ください。

ワクチン接種に関する問い合わせ先一覧

新型コロナワクチンの定期接種に関する問い合わせ先一覧は以下の通りです。