愛知県では、県内の医療機関協力のもと、新型コロナワクチンの大規模接集団種会場を7か所開設しています。
かかりつけの医療機関がワクチン接種に対応していない場合や、接種希望日の予約が取れない場合には、こちらの利用も検討してみましょう。
なお、会場によって対象となる自治体が異なるので、事前に利用可能な会場の所在地や予約方法を確認しておくことが大切です。
ここでは、県営名古屋空港における大規模集団接種の概要をまとめています。
大規模集団接種会場での流れ
県営名古屋空港をはじめ、愛知県の大規模集団接種会場では、以下の流れで接種が進んでいきます。
受付から終了までの所要時間は45分~1時間程度と想定されるため、余裕を持って予約を行いましょう。
①受付 | 以下に該当する場合は接種不可のため帰宅等の案内へ誘導 ・37.5℃以上の熱がある方 ・接種券(クーポン)を持っていない方 ・本人確認ができない方 |
②予診前確認 | 予診表を記入していない場合は記載台で先に記入を行う |
③予診 | 直近1ヶ月程度の体調やアレルギーなどを確認し、接種可否を確認 接種見合わせとなった場合は帰宅等の案内へ誘導 |
④接種 | 経過観察のため所定の時間待機し、第2回目の予約をしたあと帰宅案内 |
接種場所・対象自治体
県営名古屋空港の所在地および対象自治体は以下の通りです。
会場名 | 名古屋空港ターミナルビル |
会場所在地 | 西春日井郡豊山町大字豊場 |
接種規模 | 1日2,000人規模 |
使用ワクチン | モデルナ製ワクチン |
対象自治体 | 名古屋市・春日井市・小牧市・豊山町 |
当日の持ち物 | 接種券(クーポン)・本人確認書類 |
予約方法
大規模集団接種会場を利用する場合でも、予約は各自治体の予約システムから行うことになります。
交通手段
県営名古屋空港までの移動手段として、以下の場所から無料のシャトルバスが運行しています。
- 名古屋市営地下鉄黒川駅(黒川バスターミナル)
- 名鉄バスセンター(名鉄百貨店メンズ館の3階16番)
- 春日井市役所
- JR勝川駅
- パークアリーナ小牧(南側ロータリー) ※名鉄小牧駅経由
シャトルバスは予約不要で乗車できますが、乗車の際には接種券(クーポン)の提示が必要です。
また本人以外に、付き添いとして1人まで乗車することができます。
その他、名古屋空港南側敷地にワクチン接種者専用の駐車場が設けられています。(マップはこちら)
駐車できる台数は約150台となっているので、混雑を避けたい場合は公共交通機関や無料シャトルバスの利用がおすすめです。
よくある質問
歯医者さんが打つことがあるの?
厚生労働省の通達により、緊急性がある場合、研修を受けた歯科医師が新型コロナウイリスワクチン接種のための筋肉注射をすることができることになりました。全国的にはすでに歯科医師による接種が始まっています。小牧市でも同様の取り組みがされる可能性があります。
しかし、歯科医師が打つ場合でも予診や、具合が悪くなったときなどは直ぐに対応ができるように医師がかならず常駐しています。もし歯科医師の方が担当となったとしても何かが変わることはありません。
最寄りの病院、かかりつけ医で打つことができるの?
各自治体では医療機関での個別接種を実施しており、かかりつけ医がワクチン接種に対応している場合は接種を受けることが可能です。ただし、市内のすべての病院やクリニックなどが対応しているわけではありません。
また、対応している医療機関であっても、入荷数や一日に対応できる件数は限られており、予約対象をかかりつけの患者さんとその家族に限定しているケースもあります。
定期受診の際などにワクチン接種の可否を相談し、接種ができないと言われた場合や、かかりつけ医がない場合などは専用会場での集団接種を検討しましょう。
すでにコロナ感染したことがあり、そこから回復した人は打てる?
一般的に、感染症にかかった人はそのウイルスに対する抗体を持っていると考えられます。いわば1回ワクチンを打ったような状態です。最初の感染から少なくとも90日以上は感染しにくいことがわかっています。
しかし、それ以降についてはまだわからないことや、ワクチンを打っている場合は感染症にかかったとしても軽度で済みやすいことなどから、他の人と変わらずに打つことができるようです。
その場合、回数についても他の方と同様2回の接種が推奨されています。特に心配がない限り、通常通り接種をするのが良いようです。ただし、個人では判断せず、かかりつけ医などともよく相談のうえ接種を検討するようにしましょう。