水回りに拘るときの注意点とは?

注文住宅を建てる際には毎日お世話になる水回りはこだわりたい場所の一つという方も多いことでしょう。特に主婦が頻繁に使うキッチンは、快適な空間で料理を楽しく作りたい奥様にとってワクワクする場所のはずです。そこで水回りに拘る際の選び方や注意点などについてご紹介していきます。

洗面台へのこだわり

洗面台を選ぶ際にはデザイン面にこだわりがいきやすいですが、使い勝手も重要な要素です。特に高さや幅は気を使いたい部分です。高さが合わない洗面台では、顔を洗うのに腰を深くかがめなくてはならなくなったりして、腰への負担は大きくなります。反対に高過ぎれば、水が腕から伝わって床に流れてしまったりします。高さについてはショールームで実際に試してから検討するようにしましょう。

清須展示場(東新住建)
街かどモデルハウス小牧(東新住建)
街かどモデルハウス大口(東新住建)】

また、洗面台は単体で検討するのではなく、後述する浴室やトイレと一体型というのも効率的で広々とした水回り空間作りを実現するには検討の余地があります。特に狭小の家などでは、洗面台と浴室、トイレの3つを一体型とすることでスペースを有効活用できます。

浴室へのこだわり

浴室はタイプ(サイズ)、浴槽の素材、水栓の機能やデザイン、色、扉や換気扇といった付属品から選びます。
また、浴室の汚れはカビなどの他に主に身体から出る皮脂などの汚れが原因となります。
そのような汚れがつきにくい壁や床を採用したものや髪の毛などの掃除が楽な排水口を持ったユニットバスもたくさんあります。
高齢者が家族にいる場合は滑りにくくて、足が冷たく感じにくい床材を使ったユニットバスを選ぶという手もあります。
デザイン性に拘るなら扉は全面ガラス製などで洗面やトイレと一体型にするなど拘る要素はたくさんあります。

トイレへのこだわり

トイレについては、各メーカーから様々な機能を持った商品がたくさん出ています。トイレに拘る際には色やデザイン性だけでなく、機能性や使われ方にも注意して選びましょう。
便器については、掃除のしやすさや自動洗浄機能など衛生面に力を入れた商品があります。
もちろん高機能になれば便利で衛生面でも効果的ですが、値段も高くなりますので必要な機能を上手く見極めて選びたいところです。
便器だけでなく、壁や床についても耐水性や湿気対策のしっかりとしたものを選ぶと快適です。

また、トイレは使われ方でも選ぶポイントは異なります。
家族だけで使うのか、高齢者も使うのか、あるいは頻繁に来客があってその方達も使用するのかどうかといった点です。
家族だけで使う場合には、替えのトイレットペーパーや予備のタオル、掃除用品などが収納できるキャビネットを設置すると便利です。家族に高齢者がいる場合は手摺を設置するなどの配慮も必要です。
また、来客が頻繁にあるような場合にはちょっとした身だしなみの空間を設けたりすることも検討の余地があります。

キッチンへのこだわり

キッチンへのこだわりのポイントとしては、ビジュアル的にも差の大きいレイアウトを検討します。キッチンの広さによっても選び方が変わるのがレイアウトで、主にI型、L型、対面型、U型、アイランド型などがあります。コンパクトで機能的なI型や家族や友人との会話を楽しみながら料理に打ち込める対面型やアイランド型など用途に応じて選びます。ただし、水道管やガス管の位置によっては選べないタイプもありますので事前に確認してから選定に入りましょう。

また、長時間使うことも多いキッチンですので、高さや奥行、幅にも気を付けて選びましょう。高さを選ぶときの参考となる目安が、「身長÷2+5cm」という式です。また、肘を曲げてみて天板から肘までの高さが15cmぐらいになるような高さというのも目安の一つです。奥行や幅も手の長さやよく使う鍋などの調理器が無理なく置けるサイズのものを選ぶようにします。

まとめ

水回りへのこだわりは快適で機能的な空間作りに欠かせませんし、建築コストにも大きく影響を与える部分でもあります。個々の空間を別々に検討するのではなく、なるべく一連のものとして比較しながら選びたいところです。

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