スマホを落として割ってしまった、置き忘れてなくしてしまった、水に落としてしまった・・・・現代ではスマホが使えなくなってしまうと大変です。スマホが使えなくなったことを連絡するにもその連絡の方法がなくなったり、電車に乗れなくなったり、各種ポイントカードも使えなくなりますし、そういった困りごとを解決する方法を検索することもできなくなります。また、最新機種の価格はパソコン並の値段になってきています。必需品だけにすぐに新しいものを入手する必要がありますが、突然10万円を超えるような大きな出費となるとさすがに痛いです。でも、持ち歩くものだけに、そういったトラブルに見舞われるリスクは常につきまといます。
そういったトラブルを未然に防ぐために、スマホを破損したときのための保険サービスが用意されています。どういった場合にどういった保証が受けられるのか。自分はどんなプランに加入しているのか。壊れてしまう前に、しっかりと確認しておきましょう。
ドコモの場合
ドコモは「ケータイ補償サービス」を提供しています。故障、水濡れ、全損、盗難などのトラブルに対応するものです。携帯の全損や故障のときの交換サービスをドコモショップでできるという点が特長です。
内容、料金等 | |
加入条件 | 購入した日を含めて14日以内の申し込みが必要でトラブルが起こっていない端末での加入が必要 |
加入手続き窓口 | ドコモショップドコモオンラインショップ電話 |
月額料金(税込)とトラブル時の負担金(税込) | スマートフォン、タブレットの場合月額550円コース(負担金8,250円)月額825円コース(負担金12,100円)月額1,100円コース(負担金12,100円)ドコモ ケータイの場合月額363円(負担金5,500円)初回加入時は最大31日間無料 |
補償内容 | 水濡れ、全損、盗難などあらゆるトラブルに対応。1年間に2回まで利用可能で交換電話機(リフレッシュ品)を申し込みの日から2日以内に提供。 |
その他サービス | 1. WEB割:My docomoから交換電話機を申し込んだ場合負担金を10%割引2. エクスプレス配送:交換電話機のお届け先が東京都23区、大阪府大阪市の場合は申し込み手続き完了後4時間以内で配送してもらえる。(送料3,300円(税込み))3. 店頭交換:店頭交換取り扱い店舗では当日受取が可能 |
トラブル時の手続き方法 | My docomo、ドコモショップ、電話で申し込みをすると交換電話機が届きトラブルにあった電話機を送り返す。店頭交換が可能な店舗もある。 |
AU
次はAUです。AUは「故障紛失サポート」を提供しています。1回目のトラブルと2回目のトラブルでの負担金(携帯端末の交換等のために支払う料金)が変わること、店頭での交換ができない代わりにコンビニや宅配受取ロッカーが使えることが特徴です。
内容、料金等 | |
加入条件 | au携帯電話の購入時の申し込みに限る |
月額料金(税込)とトラブル時の負担金(税込) | 5Gのスマートフォン、タブレットの場合月額726円(負担金1回目8,250円)4G LTEのスマートフォン、タブレットの場合月額693円(負担金12,100円)3Gのスマートフォン、4G LTEケータイ、3Gケータイ等月額418円コース(負担金12,100円) サービス利用時の負担金:au契約が25カ月以上の場合(長期ご利用特典適用時)1回目3,300円 2回目6,600円au契約が25カ月未満の場合1回目5,500円 2回目8,800円代用機なし(交換までの間使える端末の貸し出しなし)+WEB割引適用後は上記から1,100円割引となる |
補償内容 | 故障、部分破損、全損、水濡れ、盗難紛失に対応。1年間に2回まで利用可能で交換電話機(リフレッシュ品)を申し込みの日から2日以内に提供。 |
その他サービス | 1. auホームページから交換電話機を申し込んだ場合負担金を1,100円(税込み)割引2. 3時間特急便&当日配送:交換電話機のお届け先が東京都23区、大阪府大阪市全域の場合は申し込み手続き完了後3時間以内で配送してもらえる。(送料3,300円(税込み))関東、関西、中部は午前12時まで、九州は午前11時までの申し込みで当日中に配送可能。3. コンビニ、宅配受取ロッカー「PUDO」にて受け取り可能4. 液晶保護フィルム貼り付けた交換電話機の提供5. 同一機種、同一色に交換 |
トラブル時の手続き方法 | Web又は電話で申し込みをすると交換電話機が届き、トラブルにあった電話機を送り返す |
ソフトバンク
ソフトバンクは「あんしん保証パックプラス(あんしん保証パック)」を提供しています。あんしん保証パック with AppleCare ServicesというiPhoneに対応したプランも利用できます。
内容、料金等 | |
加入条件 | 携帯電話購入(新規回線契約・機種変更)と同時の申し込みに限る |
月額料金(税込)とトラブル時の負担金(税込) | あんしん保証パック:550円負担金機種交換 配送交換:8,250円故障(水濡れ、全損を除く):0円破損(塗装剥離、傷):1,650円水濡れ・全損:5,500円または会員価格で機種変更も可能内蔵型バッテリー交換:1,650円~4,950円盗難・紛失:同一機種・ソフトバンク指定機種に会員価格で機種変更できるあんしん保証パックプラス:715円あんしん保証パックに以下のサービスがプラスになるケータイなんでもサポート:ケータイで困ったことがあったときにオペレータのサポートを受けられるサービス iPhoneの契約の場合はあんしん保証パック with AppleCare Servicesに申し込む:iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone X:1,309円その他の iPhone:979円iPad Pro:770円その他の iPad:715円 |
補償内容 | 故障、破損、内蔵型バッテリー交換、メモリーデータ復旧、オンラインサポート、水濡れ、全損、盗難などあらゆるトラブルに対応。前回の利用から6ヶ月以内は水漏れ・全損・盗難・紛失サービスは利用できない。 |
その他サービス | 1. オンライン修理受付割引:水濡れ・全損修理の場合20%オフなど2. メモリーデータ復旧サポート3. 修理受付終了機種を指定機種に会員価格で機種変更が可能4. 午後4時30分までの申し込み完了で最短翌日配送。 |
トラブル時の手続き方法 | My Softbank、電話で申し込みをすると交換電話機が届きトラブルにあった電話機を送り返す。 |
Apple Care+
iPhoneを購入したときに加入することができるのがこの「Apple Care+ for iPhone」です。iPhoneは本体表面がガラスで出来ているために割れやすく、そのため、この保証に入る人もかなり多いようです。
内容、料金等 | ||
加入方法 | ・新しいiPhoneを購入したとき・新しいiPhoneを購入してから30日以内に、オンラインまたは直営店のApple Store、または電話で加入 | |
料金 | 一括払いのみ:25,080円(税込)/盗難・紛失27,280円(税込) | iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone X |
一括払いのみ:18,480円(税込)/盗難・紛失20,680円(税込) | iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 11、iPhone XR、iPhone 8 Plus、iPhone 7 Plus、iPhone 6s Plus、iPhone 6 Plus | |
一括払いのみ:16,280円(税込)/盗難・紛失18,480円(税込) | iPhone 8、iPhone 7、iPhone 6s、iPhone 6 | |
一括払いのみ:9,680円(税込)/盗難・紛失11,880円(税込) | iPhone SE(2020年4月16日(木曜)以降) | |
保証内容 | 過失や事故による損傷に対する修理などのサービスと盗難や紛失に対する保証(1年間に2回まで。内容は選択したプランに応じます。1回につき、画面の損傷は3,700円(税込)、そのほかの損傷、盗難または紛失は12,900円(税込)のサービス料がかかります) | |
その他 | ハードウェアの製品保証だけではなく、iOSとiCloudの基本操作やFaceTime、メール、カレンダーなどのApple純正アプリについてのサポートを受けることも出来ます。 |
スマホ保険・モバイル保険
通信キャリアやメーカー以外にも、サードパーティーの保険会社が損害保険の一種類としてモバイル保険を出しています。中古端末に対応していたり、複数端末同時に補償可能など、価格やサービス内容などでメリットが有ることも多いため、一度はチェックしてみても良いかもしれません。
サービス名 | 提供会社 | 主な内容 |
スマホ保険 | MYSURANCE | 月額200円(1年間ごとの更新)。破損・汚損に対応。自己負担は3,000円。最大10万円まで。 月額470円で水濡れ、故障、盗難・紛失、データ復旧に対応。中古機種にも対応。 |
モバイル保険 | さくら少額短期保険 | 月額700円(月ごとの契約)。1契約で3端末まで補償可能。修理可能な場合、最大10万円(副端末は上限3万円)。週フィ出来ない場合は最大25,000円(副端末は7,500円)事故発生時の自己負担金額0円。 |
まとめ
ドコモ、au、ソフトバンクが提供するスマホの保険の内容、料金、特長について解説しました。受取場所や最短配送などより便利なサービスを競って提供しています。いざというときの対応も携帯の使い勝手を決めるポイント。キャリア選びの参考にしてみてください。
出典:
ドコモ ケータイ保証サービス
au 故障紛失サポート
https://www.au.com/mobile/service/kosho-funshitsu/
ソフトバンク あんしん保証パックプラス(あんしん保証パック)
https://www.softbank.jp/mobile/service/anshinpack/plus/