70代以降の不動産投資!年金生活にプラスアルファの余裕を!

70代になり年金だけで生活していると、冠婚葬祭や入院などの大きな出費が続くと不安になるかもしれません。相続のことも考えるとなおさらです。今回は70代での各不動産投資について、メリット・デメリットをお伝えしていきます。

70代以上で始めるワンルーム投資のメリット・デメリット

中古ワンルームは現金を多く持っている70代以上にも投資可能ですし、相続対策としてもメリットの大きい投資法です。なぜなら現金だと所有している金額がそのまま評価額になりますが、ワンルームマンションだと評価対象がほとんど建物となり、評価額が小さくなるからです。現金や証券をお持ちの方は、税理士と相談しながら買い進めることをおすすめします。ワンルームマンションは流動性が高く、すぐに売却できることもメリットである他、相続をする人数分のワンルームマンションを所有していれば、相続時に争いになりにくいこともポイントです。

しかし、物件を一軒ずつ調べて購入していく手間がかかる、修繕積立金が不足しているマンションだと修繕積立金が値上げされる可能性がある、設備などを導入しづらいため同じマンション内にある他の部屋との差別化がしにくい、などがデメリットです。

70代以上で始める一棟もの不動産投資のメリット・デメリット

一棟もののメリットは収入が0になりにくいことと、設備を後でも導入しやすいことです。銀行からの融資があれば、相続の時に有利に働きます。相続させたい人に連帯保証人になってもらっておけば、銀行も安心して融資をしてくれます。

しかし一棟ものの物件を1年に複数購入することは、70代になってしまうとかなり難しくなってくるのがデメリットです。相続人が多い場合は、物件ごとの格差がないようにすることは不可能に近いことです。だからと言って、1つの物件を共有財産にするということは、相続する人たちにとって争いの種になるため避けたいところ。たとえ仲のいい兄弟姉妹でも、収入の分配方法や修繕費にどれだけ費用を当てるかなど、すべての意見が一致することは難しいでしょう。何かしらの理由でどうしても保有物件を現金化したいときに、すぐに売却できないことは頭の片隅に置いておきましょう。

70代以上で始める駐車場、コインランドリー投資のメリット・デメリット

コインパーキングは駅の近くや繁華街でよく見られます。そのような場所に土地を所有しているならコインパーキング投資について考える余地はありますが、土地探しから始めるならおすすめはしません。コインパーキングは年々増加傾向にあり、価格競争になる恐れがあるからです。

しかし、月極駐車場の場合なら話は別です。大規模マンションの周辺に自動車が3台程度停められる土地があり、土地改良など多額の費用を使うことなく収益化できるのであれば購入の検討をしてみてください。この時に考えたいのは該当物件の利用価値です。駐車場以外に利用価値がない狭小の土地なら、その後の展開が見込めませんので購入を見送ってください。年齢的なことを考えれば、無理をしてまで月極駐車場をやる必要はありません。

コインランドリー投資は、15坪程度の広さであれば、洗濯機や乾燥機の機器購入に約1300万円、給排水や内装工事費に約700万円、計2,000万円必要です。売上は天候に左右されますし、設備が故障すれば売上が入ってこない、競合が現れれば売上が下がってしまう、など外部要因に左右することが多いのが特徴です。現金に余裕があるなら、他の不動産投資を行った方が無難です。

70代以上で始めるテナント、ホテルの不動産投資のメリット・デメリット

テナントやホテルの不動産投資は居住用の不動産投資と比較すると、利回りが高いことがメリットです。しかし今回のコロナ禍で顕著に表れていますが、不景気になると企業の撤退や倒産によってテナントの空室率が上昇し、家賃を減額しないと新規の入居者が見つからないということがデメリットです。年代的にも大きなリスクを背負う必要はないため、居住用の不動産投資を行った方が良いでしょう。

70代以上でゆとりを持った生活を送るためなら不動産ファンドがおすすめ

不動産ファンドとは、アパートやマンションなどをご自身で直接保有することなく、運用会社が投資家から資金を集め、運用益を分配していく仕組みのことです。他の不動産投資と比べ、少額で投資が始められ、ファンドを複数持つことでリスクを分散できることなどがメリットです。それに加え、利率も普通預金や定期預金の利息よりも高い利回りが期待できることもポイント。しかし多くの投資家に資金を募るため、あまり大きな利回りが期待できないことや、ファンドが倒産した時に分配金の回収ができないことがデメリットです。相続時には保有しているファンドの額面が評価額になるところも考慮しておきましょう。

不動産ファンドはこちらに詳しく紹介していますので参考にして下さい。

余裕を持った資金活用をしながら70代以降の人生を生きていく

年を重ねるごとに体力は徐々に衰えていきますが、今までの経験を活かしながら不動産投資は可能です。豊かな生活を送るために本ページをご活用ください。

 

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