名古屋への引っ越しはどこに依頼すべき?名古屋の風習「嫁入りトラックは✗✗✗してはいけない!」とは?業者選びや手続きのポイントを解説

引っ越しの際は荷物の運び出し・運び入れや役所への手続き等、やらなければならないことが山積みです。
この記事では、他の地域から名古屋市へ引っ越す場合の業者選びのポイントと必要な手続きについて解説します。
節約のコツや名古屋独自の“風習”等もまとめているので、合わせてチェックしてみてください。

引っ越し業者を選ぶときのポイントは?

まずは引っ越し業者を選ぶときのポイントと費用を安く抑えるコツについて詳しく見ていきましょう。
また名古屋市に拠点を構えるおすすめの引っ越し業者もいくつか紹介していきます。

引っ越し業者の選び方

一般的に、引っ越し業者を選ぶ際は以下のポイントで比較するのがおすすめです。

  • 業者の対応の早さ・評判の良さ
  • 様々なニーズに合わせたオプションサービスの有無
  • 希望日に引越しできるかどうか
  • 引っ越し費用の安さ

引っ越し業者に依頼する際は、なるべく安い料金で利用できる業者を選びたいと考える方が多いと思います。
引っ越し業者を料金で比較する場合は、相見積もり(=複数の業者に見積もりを依頼すること)を行って名古屋市への引っ越しにかかる費用相場を把握し、そのうえで業者を選ぶようにすると良いでしょう。

とは言え、3月~4月の引っ越しシーズンはどの業者を利用しても料金が高くなりやすいため、業者による料金差があまり出ないケースも考えられます。
こうした場合は料金ではなくサービス面で業者を比較するのがおすすめです。
例えば名古屋市に本社を構える引っ越し業者であれば、周辺の土地勘があるため移動時間の予想を立てやすく、またトラックの移動ルートや待機場所等を把握しているためスムーズに作業してもらえるといったメリットがあります。

引っ越し費用を安く抑えるためのポイント

県外等の遠方から名古屋市に引っ越す場合は、どうしても料金が割高になってしまいます。
遠距離の引っ越し費用を少しでも安く抑えたい場合は、以下のポイントを意識してみると良いでしょう。

  • 繁忙期(3月~4月)を避ける
  • 作業日数にゆとりをもたせ、業者の都合に沿ったスケジュールを組めるようにする
  • 混載便(1台のトラックに複数顧客の荷物を一緒に積載して輸送するサービス)を利用する
  • 家具・家電を新調する場合は1つの店舗でまとめ買いすることによって送料無料で配送してもらえる

家具・家電を扱う店舗では、購入金額が一定額を上回った場合に送料無料となるケースがほとんどです。
実家を出て一人暮らしするケース等、家具・家電を新しく揃える必要がある場合は1~2店舗に絞り込んでまとめ買いすることで配送料を抑えられる可能性が高いでしょう。

名古屋市に拠点を構えるおすすめ引っ越し業者

名古屋市に本店・支店を置く引っ越し業者の中で、利用者の口コミ評価が高い業者をいくつか紹介します。

業者名所在地Webサイト
あすから引越センター愛知県名古屋港区小碓4-427https://www.asukara-moving.com/
アップル引越センター愛知県名古屋市中区錦1-13-33 10階(名古屋本社)https://apple-hikkoshi.jp/
ジョイン引越ドットコム愛知県名古屋市天白区島田2-708https://join-hikkoshi.com/
はじめ引越サービス愛知県名古屋市北区如意5丁目116番地https://www.hajimekyusou.com/
サンコウライフサポート愛知県名古屋市西区宝地町317https://sankou-nagoya.com/

引っ越しの際に必要となる手続き

続いて、引っ越しの際に必要となる主な手続きについて詳しく見ていきましょう。

転出届等の提出

引っ越し前に行わなければならない手続きとして、現住所のある市区町村役所への各種届出が挙げられます。
役所への届出が必要となる主な書類は以下の通りです。

 必要書類申請者届出方法
転出届本人確認書類・印鑑本人・世帯主・代理人窓口・郵送
印鑑登録廃止届本人確認書類・印鑑・印鑑登録証・印鑑登録廃止申請書本人・代理人窓口のみ
国民健康保険資格喪失届本人確認書類・印鑑・国民健康保険証本人・代理人窓口・郵送

国民健康保険資格喪失届は個人事業主・フリーランス・フリーターの方が対象となります。
また現住所のある市区町村でこれらの届出を行った後、新居のある市区町村で再度登録申請を行う必要があるので忘れずに提出しましょう。
住居が役所から離れている場合は、近隣に出張所・支所等がないか確認してみると良いでしょう。

電気・ガス・水道の手続き

電気・ガス・水道といったインフラ関係は引っ越しの直前まで利用があるため、退去時に不備が発生しないように余裕をもって手続きしておくことが大切です。
うっかり利用停止の手続きを忘れると、引っ越し後も継続して料金を請求されてしまうので注意しましょう。

またインフラ関係は引っ越し後もすぐに利用できるよう、新居側の手続きも事前に行っておくとスムーズです。
名古屋市の主なライフライン事業者は以下の通りです。

電気中部電力https://www.chuden.co.jp/
ガス東邦ガスhttps://www.tohogas.co.jp/
水道名古屋市上下水道局https://www.water.city.nagoya.jp/category/tyuushikaishi/index.html

なおガスに関しては開栓の際に立ち合いが必要となるため、希望の日程が限られる場合は2~3週間程度前もって申し込みを済ませておくと良いでしょう。

インターネット回線の手続き

インターネット回線もインフラ関係と合わせて手続きを進めておくとスムーズです。
特にインターネット回線は工事が必要となるケースがあるため、早めに日程を調整することをおすすめします。

またインターネット回線は引っ越し先でも同じ回線を利用できるとは限らない点に注意が必要です。
新しいプロバイダとの契約が必要となった場合、タイミングによっては現在のプロバイダへの違約金支払いが発生する可能性もあるため早めに確認をとるようにしましょう。

【オマケ】名古屋のユニークな“風習”を知っておこう

名古屋市では、「“嫁入り道具”を乗せたトラックは絶対にバックしてはいけない」という独自の風習があります。
昔から名古屋市は「派手婚」文化を主流としている地域で、婚礼の際は嫁入り道具を乗せたトラックに紅白幕を掲げたり、リボンでラッピングしたりして近所に“披露する”のが一般的でした。

この「嫁入りトラック」が道中でバックすると「出戻り(=離婚)」を想起させることから縁起が悪いとされ、細い道で出くわした際は周囲の車が道を譲り、トラックは絶対にバックしないというのが暗黙のルールとなったのです。
また道を譲ってくれた車に対しては数千円程度のご祝儀を渡すといったしきたりもあったようです。
なおこの文化はチャペルの式場が浸透するとともに縮小し、2010年代にはほぼ消滅してしまったため、現在の生活の中で「嫁入りトラック」を目にする機会はまずないと言えるでしょう。

まとめ

他の地域から名古屋市へ引っ越す際は、名古屋市の土地勘がある地域密着型のサービス利用がおすすめです。
引っ越しシーズンはどの業者も料金が高くなりやすいため、なるべく早めにスケジュールを調整し、コストを抑えてスムーズに作業できるよう準備しておきましょう。

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