コラム
ひとり親に手厚い自治体はどこ？三重北勢エリア市町村のひとり親サポート状況
※2023年8月10日時点の情報です。
ひとり親に対しては、様々な公的支援があります。
国による支援だけではなく、愛知県による支援、そして各市町村など、
それぞれの自治体が独自の財源と方針によって支援内容を決定しますので、
住んでいる地域によって受けられるサービスは変わります。
支援名称として多い「遺児手当」（※親の死別のみ、または離別も含む場合もあり）は、
その実施母体が県制度や市制度と地域によって異なるため、手当の申請を行う場合には、どこが実施しているのか確認する必要があります。
地域によっては遺児手当の制度を設けていない都道府県や市区町村も。
国や県によるひとり親向けの児童扶養手当に加えて、
自治体が独自の財源で追加支給するケースは増えており、その場合、
基本的には所得制限が有り、一定の所得を下回っている世帯が対象となることが多いようです。
（一部の自治体では、所得制限がない場合もございます）
また、支給年限についても「5年間」などと定められているところもあれば、
年限に関わらず一定年齢以下の場合はずっと支給される、という自治体もあります。
この記事では、
三重県北勢部エリアの各自治体についてホームページ等に記載されている支援状況を整理しました。
▼三重県共通
児童扶養手当
1人目 全部支給 43,070円/月 所得により一部支給あり
2人目 全部支給 10,170円/月 所得により一部支給あり
3人目以降 全部支給 6,100円/月 所得により一部支給あり
※ 所得制限あり
▼いなべ市
・一人親家庭等医療費
18歳年度末までの児童を扶養する一人親家庭の母または父および児童父母のいない18歳年度末までの児童の医療費自己負担金額を助成
※所得制限あり
▼桑名市
・児童手当
桑名市に住所を有し中学校修了まで（15歳到達後最初の3月31日まで）の児童を養育している方
3歳未満 月額 15,000円 3歳～小学校修了前 月額 10,000円（注：第3子以降は15,000円）中学生 月額 10,000円
※所得制限あり
▼東員町
各種手当・補助
▼菰野町
・幼児教育・保育の無償化
幼稚園・保育園・認定こども園等を利用する３～５歳児クラスの子ども等の保育料が無償化
・相談窓口
子ども家庭課
▼木曽岬町
・児童手当
3歳未満 15,000円（一律）
3歳~小学生 10,000円（第1、2子） 15,000円（第3子）
中学生 10,000円（一律）
▼朝日町
・児童手当
3歳未満 15,000円（一律）
3歳~小学生修了前 10,000円（第1、2子） 15,000円（第3子）
中学生 10,000円（一律）
▼川越町
・一人親家庭児童高等学校等通学費援助金支給
一人親家庭等の児童が自宅より高等学校、専修学校、各種学校、職業訓練学校等に通学する交通費の一部を助成。
・児童手当
川越町に住所を有し、中学校卒業まで（15歳の誕生日後の最初の3月31日まで）の児童を養育している人
3歳未満 15,000円（一律）
3歳~小学生 10,000円（第1、2子） 15,000円（第3子）
中学生 10,000円（一律）
※所得制限あり
▼四日市市
・児童手当
四日市市に住所を有し15歳到達後最初の3月31日まで（中学校修了まで）の児童を養育している人
3歳未満 月額 15,000円 3歳～小学校修了前 月額 10,000円（注：第3子以降は15,000円）中学生 月額 10,000円
※所得制限あり
▼鈴鹿市
・一人親家庭等医療費の助成
一人親家庭等の18歳未満の子およびその子を養育している母または父
医療費の一部を助成
▼亀山市
各種手当・補助
最新の支援状況や、適用条件、必要書類は各自治体の相談窓口よりお問い合わせください。
これらの手当の状況も参考にして、育てやすさを考えると良いかもしれません。
※この記事は、執筆当時の情報を元に構成しています。情報は正確性を心がけていますが、制度等に変更が生じる可能性があります。
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