【2026年10月改定】名古屋城は1,000円に|市の観光施設の新料金とお得な回り方

2026年10月1日から、名古屋城の観覧料が大人500円から1,000円に改定されました。
さらに今回の見直しは名古屋城だけのものではなく、名古屋市が運営する752の施設で使用料が一斉に引き上げられたことで注目を集めています。
東山動植物園や科学館など、休日に家族で訪れる機会の多い施設も値上げの対象に含まれており、こうした施設を日頃から利用している方にとっては気になるニュースといえるでしょう。

そこでこの記事では、主な観光施設の新旧料金を比較しながら、値上げ後もお得に回る方法をご紹介します。
秋のおでかけ計画に、ぜひお役立てください。

2026年10月から名古屋市の施設使用料が改定

今回の料金改定は、市の施設全体を対象とした見直しです。
まずは、改定の理由と新料金の適用時期をチェックしましょう。

料金の見直しが行われた背景

市のサービスにかかる費用は、税金と、利用者が支払う使用料などでまかなわれています。
使用料の収入が費用を下回った場合、その不足分は税金で補うことになり、結果として施設を利用しない人も費用を負担する形になります。
近年は賃金や物価の高騰で施設の管理運営費が増えていることから、市は「受益者負担」の原則に基づき、サービスを利用する人に適切な水準で負担してもらえるよう料金を改めました。

なお、急激な負担増を防ぐため、改定後の料金には原則として現行の1.5倍までという上限が設けられています。
ただし、名古屋城と東山動植物園はこの上限の対象外となっており、他の施設より上げ幅が大きいのが特徴です。

新料金の適用日と旧料金で利用できるケース

新しい料金は、原則として2026年10月1日から適用されています。
ただし、9月30日以前に施設を予約していた場合や、回数券などを持っている場合は、原則として改定前の料金で利用することが可能です。
施設によっては取り扱いが異なることもあるため、気になる方は事前に各施設へ確認しておくと安心です。

主な観光施設の新旧料金を比較

10月の改定では、名古屋を代表する観光施設の料金が大きく変わりました。
ここでは、名古屋城・東山動植物園・科学館・市美術館の4施設について、新旧の料金を比べてみましょう。

名古屋城|上限の対象外で一般料金は2倍に

名古屋城は1.5倍の上限が適用されない施設で、一般の観覧料は500円から1,000円と2倍になりました。
市内在住の65歳以上の方も、100円から300円に上がっています。

区分旧料金新料金
一般500円1,000円
市内在住65歳以上100円300円
年間パスポート(定期観覧券)一般2,000円4,000円
中学生以下無料無料

東山動植物園|大人は800円、年間パスポートは3,200円に

東山動植物園も名古屋城と同じく上限の対象外で、大人の観覧料は500円から800円に改定されました。
東山スカイタワーとの共通券は、大人640円から880円です。
中学生以下は、これまでどおり無料で入園できます。
車で訪れる場合は、普通自動車の駐車場料金も1回800円から1,000円に上がっている点に注意しましょう。

区分旧料金新料金
大人500円800円
市内在住65歳以上100円200円
年間パスポート(定期観覧券)大人2,000円3,200円
中学生以下無料無料

科学館・市美術館|上げ幅は1.5倍以内

FUJIなごや科学館と名古屋市美術館は、1.5倍という上限の範囲内で改定されています。
科学館の展示室とプラネタリウムを見られる観覧券は、一般が800円から1,000円、大学生・高校生が500円から600円となりました。
また市美術館の常設展は、一般が300円から450円、大学生・高校生が200円から300円への値上げです。
どちらの施設も、中学生以下は引き続き無料で利用できます。

施設・区分旧料金新料金
科学館 展示室+プラネタリウム(一般)800円1,000円
科学館 展示室のみ(一般)400円500円
市美術館 常設展(一般)300円450円
中学生以下(両施設)無料無料

値上げ後もお得に回る方法

施設の料金が上がっても、使い方次第では負担を抑えることができます。
ここでは、名古屋市の観光施設をお得に回るための3つの方法を見ていきましょう。

イベント開催に伴う無料開放日を狙う

2026年は、10月18日(日)の名古屋まつりに合わせて、市内12施設が無料開放の対象となっています。
名古屋城や東山動植物園・東山スカイタワー、科学館と市美術館の常設展なども対象で、名古屋城は10月17日(土)も無料です。

たとえば無料開放日に名古屋城と東山動植物園を回った場合、新料金で大人1人あたり1,800円分の観覧料を節約できる計算です。
今後もこうした市内のイベントに合わせて無料開放される可能性があるため、施設情報だけでなく市内のイベント情報もチェックしておくと良いでしょう。

年間パスポートは4回の来場で元が取れる

何度も同じ施設を利用するなら、年間パスポート(定期観覧券)を検討してみるのもおすすめです。
たとえば名古屋城は一般4,000円、東山動植物園は大人3,200円で、どちらも1回券×4回分の金額です。
5回以上訪れるなら1回券より安くなるため、散歩や子どもとのおでかけで繰り返し利用する方に向いています。

中学生以下の無料や各種減免は継続

今回の改定後も、紹介した4施設では中学生以下の観覧料が無料のままです。
東山動植物園は各種減免制度の内容に変更がなく、名古屋城も障害者手帳の提示で本人と付き添い2名までが無料となっています。
子どもの料金がかからない点は変わらないため、家族でのおでかけには引き続き利用しやすいといえるでしょう。

名古屋市の観光施設の新料金に関するよくある質問

Q. 9月中に買った回数券や事前の予約はどうなりますか?

原則として、9月30日以前に予約していた場合や回数券などを持っている場合は、改定前の料金で利用できます。
ただし、施設によって取り扱いが異なる場合もあるため、利用する施設へ事前に問い合わせるのが確実です。

Q. 子どもや市内在住の高齢者の料金も変わりますか?

中学生以下は、名古屋城・東山動植物園・科学館・市美術館のいずれも無料のままです。
市内在住の65歳以上の方は、名古屋城が100円から300円、東山動植物園が100円から200円に上がりました。

Q. ほかの施設の新料金はどこで確認できますか?

名古屋市公式ウェブサイトの「令和8年度使用料・手数料の改定」ページで、施設ごとの新旧料金の比較表が公開されています。
内容の詳細は、同じページに記載されている各施設の担当課へ問い合わせることもできます。

まとめ

  • 2026年10月1日から名古屋市が運営する752施設で使用料が改定され、名古屋城は1,000円、東山動植物園は800円に
  • 名古屋城と東山動植物園は1.5倍の上限の対象外となり、ほかの施設より上げ幅が大きくなっている
  • イベントに合わせた無料開放日や年間パスポート、中学生以下の無料を組み合わせれば、負担を抑えて施設を楽しめる

料金は上がりましたが、名古屋城や東山動植物園で過ごす時間の魅力が変わるわけではありません。
無料開放日や年間パスポートを上手に取り入れて、名古屋の観光施設をお得に楽しみましょう。

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