愛知県・名古屋市でのインフルエンザワクチン接種について

秋も深まると気温が下がり体調を崩しやすい環境になってきます。そこで登場するのがインフルエンザ。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)にかかる可能性もある中、今回はインフルエンザを予防するためのワクチン接種の情報などをお伝えしていきます。

インフルエンザとは?

インフルエンザは風邪とは異なり、インフルエンザウイルスに感染して起こる病気です。インフルエンザの症状は咳やのどの痛み、体がだるい、風邪よりも熱が上がる、関節炎や筋肉痛などがあります。重症化するとインフルエンザ脳症や重症肺炎の合併症を併発することもあるため、高齢者や免疫疾患など持病がある方にとっては大変危険な病気です。

愛知県内の季節性インフルエンザワクチンの接種情報

10月1日より定期接種対象者の方は、インフルエンザの予防接種が受けられるようになっています。定期接種対象者とは65歳以上の方や、60歳から65歳未満の心臓や腎臓、肺の機能障害がある方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫の機能障害がある方、いずれも身体障害者手帳1級を持っている方たちです。なお令和2年度に限り、愛知県は定期接種対象者に対し、インフルエンザワクチンの接種費用を無償化すると報道されました。無料になるのは1回の予防接種で、接種期間は令和3年1月31日までですので気を付けてください。

定期接種対象者以外の方は、10月26日以降に各医療機関へインフルエンザ予防接種の予約をしてください。

定期接種対象者の注意点としては、満65歳以上の方で昭和30年10月8日~昭和30年12月31日生まれの方、満60歳以上の方で昭和35年10月8日から昭和35年12月31日生まれの方は、誕生日を迎えてからでないとインフルエンザ予防接種が無償で受けられません。(本記事では10月8日としていますが、市町村ごとに日付が異なります。理由は実施開始日が異なるためです。)

定期接種対象者のインフルエンザ予防接種の受け方

まず市町村より予診票が送付されます。予防接種が受けられる医療機関の一覧表も送られてきますので、医療機関にインフルエンザ予防接種の予約をしてください。医療機関へ行くときには、予診票と健康保険証などの身分証明書が必要です。60歳から65歳未満で対象の人は、身体障害者手帳の写し、または医師の診断書を持参してください。もし予診票をなくされたら、各市町村へ連絡してください。

また諸事情により、住民登録がある市町村の外にある医療機関でインフルエンザ予防接種を受けられるときには注意が必要です。たとえば名古屋市に住民登録されていて、豊明市でインフルエンザ予防接種を受ける場合です。愛知県広域予防接種連絡票発行申請書(B類疾病)に記入をし、各市町村へ提出します。本人以外の人が提出する場合、委任状が必要です。申請書を提出後、2~3週間で連絡票が発行されます。

名古屋市では妊婦や乳幼児から小学生2年生相当の年齢の人はインフルエンザ予防接種の助成を開始

新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行を防ぐため、名古屋市は妊婦と乳幼児から小学2年生までの方にインフルエンザ予防接種の助成を行うことを発表しました。

助成金額は1回につき1,000円で、妊婦は1回、小学2年生までの対象者は2回まで助成が受けられます。助成対象期間はすでに始まっており、令和3年1月31日までに予防接種を受けるようにしてください。

予防接種を受ける際には医療機関にクーポン券を提出し、妊婦は母子健康手帳、対象になる子供は健康保険証などを見せるようにしてください。クーポン券はこちらからダウンロードできます。

対象者 接種回数 助成金額
乳幼児(生後6ヶ月)から小学2年生相当年齢まで

※平成24年4月2日以降に生まれた方で、接種日時点で生後6ヶ月以上の方が対象

2回まで 1回目 1,000円

2回目 1,000円

妊婦 1回まで 1,000円

生活保護受給者、市民税非課税世帯の人はインフルエンザ予防接種が無料で受けられる

インフルエンザ予防接種を無料で受ける場合、所定の手続きが必要ですのでご注意ください。詳しくは各市町村へ問い合わせてください。

インフルエンザ予防接種を受ける際の注意点

かかりつけ医などにインフルエンザ予防接種の予約をして、実際に病院へ行った後には、新型コロナウイルス感染症の対策も徹底しなければいけません。そのため、ソーシャルディスタンスを保つこと、マスクを着用すること、手洗いを徹底することが必要です。

インフルエンザワクチンを接種することで、インフルエンザの予防はできますが絶対にかからなくなるわけではありません。また予防接種することで副反応が生じることもありますので、体調がすぐれないなどの症状が出たときには病院へ行き、相談するようにしてください。

インフルエンザ予防接種が受けられない方もいる

風邪をひいてしまい、体温が37.5℃以上になっている場合、予防接種は受けられません。また以前にインフルエンザ予防接種をした際に、副反応が出てしまった場合。鶏肉や鶏卵のアレルギーがある人や、アナフィラキシーショックを起こしてしまった場合は予防接種が受けられません。他にも基礎疾患がある場合は、かかりつけ医などに相談するようにしてください。

インフルエンザの流行がはじまる前に予防接種を

コロナウイルス感染症の感染拡大も懸念されますが、インフルエンザはワクチンを接種すれば効果が期待できます。インフルエンザ予防接種を受ける際には、本記事をぜひご活用ください。