あなたの街の地価はいくら?【名古屋市内】

毎年7月1日になると、国税庁より全国の路線価が発表されます。
路線価は税金を計算する際の基準として使用する土地の価格のことで、土地に面した道路ごとに価格が決められています。また相続が発生したときに相続財産価格を計算するための価格を相続税路線価といい、こちらは実際の取引価格とは異なります。

この記事では、愛知県名古屋市内の路線価と前年対比をまとめてみました。
名古屋市内で土地の購入や相続を予定している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

名古屋市内各区の地価を比べてみました

名古屋市内の各区において令和2年度の路線価を調べた結果、次のようになりました。金額は各区の住宅地用土地の中で最も高い地点を選んでいます。また価格は1平方メートルあたりの相続税路線価です。

所在地 価格 前年対比
名古屋市中区(栄2-6-17) 1,050,000円 +9.38%
名古屋市東区(泉1-5-26) 470,000円 +17.5%
名古屋市昭和区(南山町23番12外) 300,000円 ±0
名古屋市熱田区(波寄町14-4) 265,000円 +6.25
名古屋市千種区(清住町2丁目38番1) 225,000円 +4.65%
名古屋市瑞穂区(東栄町5丁目4番2) 225,000円 +2.27%
名古屋市西区(城西3-18-5) 215,000円 +4.88%
名古屋市名東区(一社1丁目53番) 205,000円 +5.13
名古屋市中村区(砂田町1丁目32番) 170,000円 +6.25%
名古屋市北区(元志賀町2丁目76番) 165,000円 +3.13%
名古屋市天白区(井口1丁目706番) 160,000円 ±0
名古屋市南区(鳥栖2-9-8) 155,000円 +3.33
名古屋市中川区(高畑4丁目44番) 140,000円 +3.7%
名古屋市緑区(神沢1丁目1623番) 135,000円 ±0
名古屋市守山区(長栄18-31) 120,000円 ±0
名古屋市港区(九番町4丁目13番4外) 105,000円 +5%

若者に人気の都心エリア【中区】

中区の栄エリアは学校や病院、スーパーなどが揃っており、住みやすい街として人気を集めています。
また最新のファッションやグルメスポットも充実しているため、子育て世代の中でも、子どもだけでなく自分たちも楽しみたいと考える若いファミリー層が集まりやすいエリアです。
現在もマンションの建設ラッシュが続くなど、入居希望者が後を絶たない地区となっています。

豊富な遊び場と良好なアクセスが魅力【東区】

東区は名古屋市内の中でも犯罪が少なく、治安の良いエリアとして評判です。
名古屋ドーム・イオンモールなど若者が集まる施設や、徳川園のように高齢者の方も楽しめるスポットが揃っています。
また金山駅や名古屋駅へのアクセスも良いので、お出かけ場所に困ることのないエリアと言えるでしょう。

学生に人気の街【昭和区】

昭和区は名古屋市内有数の文教地区となっており、名古屋大学医学部や名古屋工業大学、南山大学、中京大学のキャンパスが置かれています。
小中学校や高校も豊富で、住宅を購入する際の条件として学区を重視する方も多いようです。
また名古屋市内最大級の図書館「鶴舞中央図書館」や、多文化共生社会の実現に向けた活動を体験できる「名古屋学生青年センター」なども昭和区にあり、学生街として評判のエリアです。

まとめ

令和2年度における名古屋市の路線価を見てみると、中区や東区など名古屋駅へのアクセスが優れているエリアの上がり率が高くなっています。
特に中区の栄周辺はマンションの入居率が9割を超えるなど人気のエリアとなっており、今後も価格が上昇していくことが予想されるでしょう。
名古屋市内で土地の購入を予定している方は、前年からの上がり率なども比較しながら検討してみてくださいね。

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