2026-05-29
【不動産の話題】6月にまた日銀が利上げ?不動産投資ローンへの影響と今すべき準備
2026年4月28日の日銀・金融政策決定会合では、政策金利が0.75%のまま据え置かれました。
ただし9名の政策委員のうち3名が利上げを主張して反対票を投じており、これは現在の植田総裁体制では初めてのことです。
また、あわせて公表された展望レポートでは、2026年度の消費者物価指数の見通しが前回から大幅に上方修正されており、次回6月15・16日の会合に向けて利上げへの機運が高まっています。
変動金利が実際の返済額に反映されるまでには一定のタイムラグがあります。
多くの金融機関では年2回(4月・10月)の基準日をもとに金利を見直すため、仮に6月の会合で利上げが決定した場合、返済額への影響が出始めるのは早くても2027年1月以降になると考えられます。
すでに変動金利でローンを組んでいる方は、まず金利上昇後の返済額シミュレーションを更新し、手元資金に問題がないかを確認しておくことが重要です。
利上げ局面では元金の減り方が遅くなりやすいため、繰上返済の余力がある場合は早期の検討が総返済額の圧縮につながるでしょう。
これから物件取得を検討している方は、借入時点の金利だけで判断するのではなく、金利がさらに上昇した場合でも収支が成立するかどうかを前提に資金計画を組む姿勢が求められます。
金利が本格的に動き始めた今、「いつ上がるか」を待つよりも「上がっても対応できる状態を整えること」を優先する判断が重要です。
