愛知県豊川市でも2021年5月より新型コロナウイルスワクチン接種が開始されました。高齢者のワクチン接種からはじまり一般の方へと進んでいきます。豊川市では個別接種(かかりつけ医などのクリニック)、もしくはかかりつけ医がいない人向けの集団接種の2つの方法でワクチン接種が受けられます。
2つの方法で予約の方法が異なるため、しっかりと確認する必要があります。
基本情報
接種対象 16歳以上の豊川市民
摂取回数 2回
接種費用 無料
接種に必要なもの クーポン券(接種券等)
使用ワクチン ファイザー社製
接種券がかならず必要です。接種券は対象となった人に順番に郵送で配送されます。接種対象者にもかかわらず接種券が届いていない場合は、問い合わせをする必要があります。
個別接種の予約方法
個別接種の場合、コロナワクチンナビでご自身が接種を受けられる医療機関を探して電話で予約をします。電話をするときには手元にクーポン券と予約日をメモする用紙などをご用意ください。
ここで注意が必要なことは、医療機関によって接種を受けられる対象者を分けていることです。
1.どなたでも可能
2.かかりつけの患者様のみ
3.かかりつけの患者様優先
4.要相談。対象要件を確認してください
上記のサイトにある医療機関の左側にあるマークで予約可能かどうか判断ができます。
〇 予約可能
△ 若干空きがあります
× 予約不可能
◇ 予約は不要
― 予約準備中
集団接種の予約方法
集団接種を受けたい方はWeb、もしくは電話での予約をします。Web予約は5月26日時点では開設されておりません。電話予約を行いたい方は以下の電話番号へおかけください。集団接種の予約開始日は6月1日、集団接種の開始日は6月23日からです。
電話番号 0533-56-2210
受付時間 午前9時~午後5時まで
集団接種会場での予約や、予約無しで直接行って接種を受けることは出来ませんので、予約開始日以降(6月1日)に必ず電話予約またはWeb予約をしてください。
ワクチン接種場所【個別接種】(病院等)
豊川市内の約70の医療機関で新型コロナウイルスワクチン接種が行えます。個別接種が可能な医院などはこちらから探してください。
ワクチン接種場所【集団接種】(会場)
集団接種会場:豊川市民プラザ(プリオ2ビル4階)
時間:[午前]10:30〜12:30 [午後]14:00〜17:00 [夜間]18:00-20:00
午前の部は日曜日のみ。午後の部は日曜日、水曜日、木曜日、土曜日。夜間の部は土曜日のみです。祝日は除きます。接種時間が変更になる場合もありますので、注意をしてください。
接種を行うときに必要なこと
会場に持っていくもの
・クーポン券
・予診票(クーポン券と同時に送られてきます)
・本人の確認ができる書類(運転免許証や健康保険証など)
予診票は会場へ行く前に記入をしておいてください。またクーポン券は切り離さないで持っていきましょう。
1回目の接種が終わったら、同会場で2回目の予約をします。豊川市ではファイザー社のワクチンを使用しているため、予約は3週間の間隔をあけて日程を決める必要があります。2回目の接種が3週間以上開いてしまう場合、なるべく速やかに予約日を決定してください。またファイザー社製のワクチンを接種した場合、2回目も必ずファイザー社製のワクチンを接種する必要があります。
ワクチンの接種後は、15分間その場で経過を観察することになっています。接種後に体調の異常を感じた場合、看護師や医師に症状を伝えるようにしてください。なお過去にアナフィラキシーショックなどの強いアレルギー症状が出た人は、30分以上接種会場でお待ちください。
接種当日の入浴もできますが、ワクチンを打った場所を強くこすったりしてはいけません。ワクチン接種後は激しい運動は控えるようにしてください。予防接種済証は無くさないようにして、大切に保管してください。
豊川市の人口は約18万人、うち65歳以上は4万8千人
豊川市のポータルサイトによると2021年3月末時点の人口は186,554人で、65歳以上の人口は48,613人です。豊川市のポータルサイトによると、令和3年11月末時点で75%の接種率を想定しています。クーポン券は高齢者に送り終わったら、その他の方へ順次送られる予定です。ワクチン接種の順番は高齢者→基礎疾患がある方等→その他となっています。
よくある質問について
クーポン券が届かなかった、無くしてしまった場合
クーポン券が届いていない方は、まずはクーポン券が送られる予定の枠に入っているか確認する必要があります。たとえば高齢者の場合、4月中にクーポン券が送られています。高齢者の方でクーポン券がない場合は豊川市新型コロナワクチンコールセンターへ電話をしてください。紛失してしまった方も同様です。
豊川市新型コロナワクチンコールセンター
電話番号 0533-56-2210
受付時間 午前9時~午後5時まで 土日祝も受け付けています
豊川市に別の市から転入してきたが前の住所のクーポン券が使えるか
転出先で発行されたクーポン券は使用できません。クーポン券を再発行する必要があるためコールセンターへ連絡する必要があります。
歯医者さんが打つことがあるの?
厚生労働省の通達により、緊急性がある場合、研修を受けた歯科医師が新型コロナウイリスワクチン接種のための筋肉注射をすることができることになりました。全国的にはすでに歯科医師による接種が始まっています。春日井市でも同様の取り組みがされる可能性があります。
しかし、歯科医師が打つ場合でも予診や、具合が悪くなったときなどは直ぐに対応ができるように医師がかならず常駐しています。もし歯科医師の方が担当となったとしても何も変わることはありません。
最寄りの病院、かかりつけ医で打つことができるの?
豊川市ではかかりつけ医が対応した医療機関の場合、接種をすることが出来ます。しかし、市内のすべての病院やクリニックなどが対応しているわけではありません。また、対応している医療機関であっても、入荷数や一日に対応できる件数は限られています。
そのため、予約をかかりつけの患者さんとその家族に限定したり、病院ごとに予約方法が違ったりします。
また、ワクチンのためだけに連絡をすると、連絡が殺到して医療機関の業務に支障が出る可能性があります。そのため、岡崎市では、かかりつけ医に定期的な受診に訪れた際に問い合わせをするように指示されています。かかりつけ医がない場合などは公共機関型の接種を検討しましょう。
すでにコロナ感染したことがあり、そこから回復した人は打てる?
一般的に感染症にかかった人は抗体を持っていると考えられます。いわば1回ワクチンを打ったような状態です。最初の感染から少なくとも90日以上は感染しにくいことがわかっています。しかし、それ以降についてはまだわからないことや、ワクチンを打っている場合、かかったとしても軽症になりやすいことから他の人と変わらずに打つことができるようです。
また、その場合の打つ回数についても他の方と同様2回接種することが推奨されています。特に心配がない限り、他の方と同様に接種をするのが良いようです。ただし、個別の判断についてはかかりつけ医などともよく相談のうえご検討ください。