あま市の住みやすさ
愛知県で37番目の市として、2010年に誕生した「あま市」。海部郡七宝町、美和町、甚目寺町の3町が合併し生まれた、新しい市です。七宝地区は江戸時代末期から地場産業として七宝焼きが盛んで有名なのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。美和地区は、戦国武将の福島正則や蜂須賀正勝を輩出している武将のまちであり、甚目寺地区は、国の重要文化財である尾張四観音の一つでしられる甚目寺観音をはじめ、国内で唯一の「漬物の神様」が祀られている萱津神社といった社寺で有名です。
太平洋側気候で、夏は高温多湿、冬は乾燥した晴天の日が多い地域です。「伊吹おろし」という非常に冷たく乾燥した風が吹くため、体感温度は北日本並みに低下する日もあります。
あま市の学区
あま市には、12の市立小学校をはじめ5つの市立中学校があります。高等学校は私立高校1校、県立高校2校が設置されており、充実した教育を推進するべく、環境整備に努めています。
あま市では、子どもたちそれぞれが自分の持つ個性を育み、未来に向けて伸びやかな成長を目標として掲げています。その目標を成し遂げることができるよう、あま市立小中学校では学校の設備をはじめとした学習環境整備を展開。あま市で大切にしていることのひとつに「子どもも大人も一人ひとりが輝くことができる生涯学習社会創造」というものがあります。教育の持つべき普遍的な使命を守りながら、政治的な中立性、継続性、そして安定性を堅持するとともに、教育大綱と教育立市プランを策定。あま市の将来を担う子どもたちの教育に活用するというものです。あま市で育った子どもたちが勉強という意味だけではなく生涯学び続ける姿勢を持つことが出来るように、学ぶ姿勢を身に着ける第一歩としての小学校生活を大切にしています。
あま市の保育園
あま市では、まち全体であま市に住む子どもたち――通称「あまっ子」を育み、あま市らしい人づくりを目指しています。あまっ子の持つ力を「あま力」と名付け、自らの判断と責任において、地域の課題に取り組むことができる市民を育むことを目指しているのです。その一環として、安心して子育てできるまちづくりにも、力を入れています。現在、あま市には市立の保育園9園、私立の保育園が1園、私立の認定こども園が2園あります。健やかな子どもを育むまちづくりこそが、あま市自体の成長に欠かせないと考え、子どもを安心して預けることができる環境整備に力を入れているのです。
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