ソーラーパネルの選び方

ソーラーパネルは太陽光発電にかかせないものですが、実際に導入する際にはパネル単体の価格だけでなく、性能や耐久性など様々な観点から選択することが大切です。
そこでソーラーパネルの選び方を様々な角度からご紹介していきます。

費用

ソーラーパネルの費用ですが、主にソーラーパネル単体の購入費用と設置費用からなります。
ソーラーパネルについては材質やサイズなどによって異なります。
しかし注意しなくてはならないのが、価格の安いパネルが必ずしも高い価格のパネルよりも総コストの面で有利になるとは限らない点です。

これは太陽光発電の場合、たとえ高くても高性能であれば電力会社に売電することで、導入時の初期費用の高さを相殺させることができるからです。
従って、数あるソーラーパネルから購入対象のソーラーパネルを検討する場合には、見積書に記載のあるkW単価で比較することが大切です。
この単価は導入のための総コストを発電量(kW数)で割った数値です。kW単価により、発電量が多い製品なら価格が高くても、低価格でありながら発電量が低い製品よりも結果的に割安になるケースもあるので注意が必要です。

また、費用についてはソーラーパネルの価格だけでなく、設置する場所の屋根の材質や形状といった現場の状況によっても費用に違いが生まれます。
例えば、屋根の素材がスレートの場合は瓦屋根よりも設置費用が安くなる傾向にありますし、屋根の面の数は3面よりは1面のほうが安くなります。
従ってパネル単体の価格だけでなく、設置費用も合わせて見積時にはよく検討しましょう。

サイズ

ソーラーパネルのサイズもパネルを選ぶ際の重要なポイントになります。
当然パネルが大きければ価格も上昇するものの、それだけ発電量も増えますので結果的に割安になる製品になることもあります。
しかし、設置する屋根の大きさや予算にも関わってきますので、導入するご家庭の状況に合った最も効率の良いサイズを業者と相談しながら決めていきます。

耐久性

耐久性についても選択の際には重要な要素になります。
一般的に耐久性の高い製品は価格も高いものですが、耐久性の引く製品よりも故障も少なく結果的にメンテ費用を抑えてくれる場合もあります。
また、ソーラーパネルは使用していくとおよそ20年も経過すれば何かしらの不具合が生じるケースが多いものです。
耐久性の高い製品のほうが耐用年数も長く、それだけ交換するタイミングを遅らせることができるので、結果的に安くつく場合が考えられます。

保証

保証内容の充実も大切な要素です。十分な保証がない製品の場合、故障時には余計なコストが発生してしまいます。
その点、保証が充実していれば、メーカーや設置会社が故障の内容に応じて無償で修理をおこなってくれ、余計な費用負担をせずに済む場合があります。

機能性

機能性の高いソーラーパネルは発電された電気が効率よく利用できるので、結果的にムダが少なく、売電できる発電量が増えます。
一般的に高機能なパネルのほうが割高なものの、予算が許す範囲でできるだけ高機能なパネルの導入も検討の余地があると言えるでしょう。

まとめ

いろいろな要素からソーラーパネルを選ぶ方法についてご紹介してきました。
導入を検討されている方のご参考になると幸いです。

太陽光発電について知りたいなら、こちらの記事もご覧ください。
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