愛知県に残る“鬼退治”の伝説とは?大人気「鬼滅の刃」の関連イベントを紹介

現在、社会現象になるほどの驚異的な人気を集めている「鬼滅の刃」。
この記事では、「鬼滅の刃」の簡単なあらすじとともに、愛知県で開催されている関連イベントをまとめています。
愛知県に伝えられる“鬼退治”の物語やおすすめの関連スポットも紹介しているので、「鬼滅の刃」ファンの方はぜひチェックしてみてくださいね。
(この記事の情報は2020年11月6日現在のものです。)

社会現象を巻き起こしている「鬼滅の刃」

連載終了後も根強い人気を集める「鬼滅の刃」ですが、まだ作品を読んだことがないという方もいるのではないでしょうか。
まずは、「鬼滅の刃」の簡単なあらすじと、愛知県内で開催が決まっているコラボイベントを紹介していきます。

「鬼滅の刃」ってどんな作品?

「鬼滅の刃」は2016年から週刊少年ジャンプにて連載をスタートし、2019年4月にはアニメ化もされた人気コミックです。
原作は2020年5月に完結を迎えましたが、その後もアニメの続編となる物語が映画化されるなど、その人気はとどまることを知りません。

「鬼滅の刃」は大正時代を舞台とした”鬼退治”の物語です。
物語の主人公である竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、一家の長男として日々炭焼きの仕事をしていました。
ある日、炭を売るために少し離れた村まで出かけていた炭治郎は、帰りが遅くなったからと近くの民家で一晩を過ごすことに。

そして翌朝家に戻ると、そこには鬼の手によって殺された家族の姿があったのです。
妹の禰豆子(ねずこ)だけはまだ息がありましたが、鬼の血が体内に入ったことで鬼化してしまいます。

炭治郎は妹を人間に戻すため、鬼殺隊の一員となって鬼との戦いに身を投じていく…というのが序盤のあらすじです。
炭治郎たちの行く末は、ぜひその目で確かめてみてくださいね。

愛知県で開催されている「鬼滅の刃」関連イベント

「鬼滅の刃」人気が社会現象となる中、全国では「鬼滅の刃」に関連したイベントが数多く開催。
愛知県も例外ではなく、現在開催中のものも含め以下のようなイベントが予定されています。

●鬼師×鬼滅の刃 “鬼コラボ”(高浜市)
国の伝統的工芸品「三州鬼瓦工芸品」の産地として知られる愛知県高浜市で、鬼瓦職人の「鬼師」と「鬼滅の刃」のコラボレーションが実現しました。
鬼師の技術を使った限定グッズの販売をはじめ、鬼瓦の体験型ワークショップ、スタンプラリーなどが行われます。

また高浜市役所の庁舎前には、鬼師によって彫刻された「鬼滅の刃」のモニュメントが設置。
鬼師の巧みな技術で「いぶし銀」になった炭治郎たちの姿をぜひご覧くださいね。

開催期間 2020年10月30日(金)~2021年1月29日(金)
所在地 愛知県高浜市内
アクセス 名鉄三河線「高浜港」駅より徒歩約10分(かわら美術館)
詳細URL https://www.city.takahama.lg.jp/soshiki/seisaku/17556.html

●鬼滅の刃×サンシャインサカエ名古屋コラボ(名古屋市)
名古屋栄にある総合商業施設「サンシャインサカエ」にて、期間限定のコラボイベントが開催!
こちらは「劇場版鬼滅の刃 無限列車編」とのコラボになっており、サンシャインサカエのシンボルである観覧車内で映画の予告映像を楽しめます。
また観覧車のオリジナルラッピングや館内装飾、限定グッズの販売なども行われているので、名古屋へ遊びに来た際はぜひ立ち寄ってみてください。

開催期間 2020年10月16日(金)~11月15日(日)
所在地 サンシャインサカエ名古屋(愛知県名古屋市中区錦3-24-4)
アクセス 地下鉄東山線「栄」駅より直結
詳細URL https://www.city.takahama.lg.jp/soshiki/seisaku/17556.html

愛知県に伝わる「鬼滅」の物語とは

「鬼滅の刃」は“鬼退治”を題材とした物語になっていますが、実は愛知県内にも”鬼退治”に関連したスポットがあることをご存知でしょうか。
日本で最も古い”鬼退治”の物語と言えば「桃太郎伝説」ですよね。
愛知県には、この「桃太郎伝説」の舞台になったとされるスポットが数多く残されているのです。

愛知県と「桃太郎伝説」の関係

愛知県犬山市周辺の地名を確認してみると、「猿洞」「雉ヶ棚」「大桃」など桃太郎伝説と関連する場所がいくつも見つかります。
またお隣の岐阜県可児市には「鬼ヶ島」と呼ばれる島があり、犬山市・可児市の間で桃太郎と鬼の戦いが巻き起こったことを伝えています。

この他、桃太郎伝説に関連した地名・スポットと、その由来とされるシーンには以下のようなものがあります。

勝山(かつやま) 鬼を倒した桃太郎たちが勝鬨をあげた場所
取組(とりくみ) 鬼と取っ組み合いをした場所
今渡(いまわたり) 桃太郎たちが川を渡って攻め込んだ場所
坂祝村(さかほぎむら) 鬼退治を終えた桃太郎たちを祝った場所
宝積寺村(ほうしゃくじむら) 鬼から取り返した宝を積んだ場所

犬山市におすすめスポット「桃太郎神社」

一般的な桃太郎のお話は、鬼退治を終えておじいさん・おばあさんの元に戻るところで完結しますが、本来の桃太郎伝説にはまだ続きがあります。

平和が戻った村でおじいさん・おばあさんと仲良く暮らした桃太郎は、2人が天寿を全うした後、近くの山へ入ったまま姿をくらましてしまいます。
以降桃太郎の姿を見た人はおらず、代わりに山の姿がだんだんと桃の形に変化していきました。

このことから、桃太郎は桃の神様の生まれ変わりであったと言われるようになり、村人は桃太郎を崇拝して小さなお社を作ります。
しかし、お社が山奥にあって参拝が難しいということで、昭和5年に犬山市の山のふもとへ移されました。

これが現在の「桃太郎神社」です。
桃太郎神社には桃太郎伝説にちなんだオブジェや桃の形をした鳥居などが設置されており、隠れ名所として人気を集めています。

<桃太郎神社のアクセス情報>

所在地 愛知県犬山市栗栖大平853
アクセス 名鉄犬山線「犬山遊園」駅より車で5分
詳細URL https://inuyama.gr.jp/momotaro-s.html

まとめ

劇場版も大ヒットを記録し、今後しばらくは「鬼滅の刃」人気が続いていくことが予想されるでしょう。
「鬼滅の刃」の元となっている”鬼退治”の歴史を学び、愛知県に残る桃太郎神社へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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