2023年の大河ドラマ「どうする家康」の放送を受け、徳川家康公の出生地である岡崎市に注目が集まっています。
この記事では、岡崎市内にある徳川家康公ゆかりの地を紹介しつつ、岡崎市の交通機関や商業施設、子育て支援といった現在の住みやすさについても解説します。
岡崎市内への引っ越しを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
徳川家康公生誕の地、岡崎
まずは、岡崎市内に多数残されている“徳川家康公ゆかりの地”をチェックしていきましょう。
岡崎公園で徳川家康公の史跡をめぐる
岡崎公園は、徳川家康公が生誕した岡崎城を中心として様々な史跡を見て回れる歴史公園です。
徳川家康公が誕生した際に産湯に使われたとされる「東照公産湯の井戸」をはじめ、徳川家康公のえな(へその緒・胎盤)が埋められている「東照公えな塚」や遺言碑等、徳川家康公の息吹を感じられるスポットとなっています。
また敷地内にある「三河武士のやかた家康館」では、現在「どうする家康」の大河ドラマ館として期間限定の特別展示が行われています。
登場人物紹介や衣装・小道具の展示、また出演者のインタビューやメイキング映像等を見ることができるので、岡崎城に立ち寄った際はぜひこちらにも足を運んでみてください。
開催期間 | 2023年1月21日(土)~2024年1月8日(月・祝) |
開館時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 大人(高校生以上)800円/小人(小・中学生)400円/未就学児無料 |
休館日 | 無休 |
住所 | 〒444-0052 愛知県岡崎市康生町561-1 三河武士のやかた家康館 |
徳川家のルーツが分かるスポット
岡崎市内には、岡崎城の他にも徳川家康公の生き様を感じられるスポットが数多く残されています。
大樹寺 | 桶狭間の戦いに敗れた徳川家康公が岡崎へ逃げ帰った際、住職から「厭離穢土欣求浄土、汚れた世を正し太平の世を目指す」と教えを受けた場所。徳川家康公再起の場として知られています。 |
伊賀八幡宮 | 徳川家康公が大きな合戦の時に必ず参詣したと言われる岡崎随一のパワースポットです。 |
松應寺 | 徳川家康公が亡き父のために建立した寺院です。人質の身であった自分が城主として再び三河の地に帰ったことを喜び「我が祈念に応ずる松なり」として松應寺(しょうおうじ)と名付けられました。 |
瀧山寺・瀧山東照宮 | 鎌倉時代から続く奇祭「瀧山寺鬼祭り」が開催されます。徳川3代将軍以後は幕府の行事にもなっていたとされます。 |
龍城神社 | 徳川家康公が生誕した朝、城楼上に金の龍が現れて昇天したという伝説が残るパワースポットです。 |
菅生神社 | 天下泰平を目指す徳川家康公が厄除け開運祈願を行ったとされる場所です。天下泰平を成し遂げた2月12日には毎年「開運祈願祭」が開かれます。 |
より詳細な情報が知りたい場合はコチラをご参照ください。
岡崎市の特徴と住みやすさ
続いて、現在の岡崎市の特徴や住みやすさについて詳しく見ていきましょう。
エリア別の特徴
岡崎市は約38万4千人(2023年2月時点)の人口を抱える愛知県の中核市・中枢中核都市の1つです。
愛知県のほぼ中央に位置する都市で、豊田市・安城市・西尾市・豊川市・蒲郡市等と隣接しています。
岡崎市は「北部」「南部」「西部」の大きく3つのエリアに分かれており、それぞれ以下のような特徴があります。
北部 | 国道1号線が横断しており、通勤等の利便性が高いエリアです。 |
南部 | 名古屋方面への電車通勤に便利なエリアです。生活の利便性が高く、住環境が整っています。 |
西部 | 自然豊かな落ち着いたエリアです。他のエリアと比較して生活コストが安いのが特徴です。 |
名古屋のベッドタウンとして人気
岡崎市は名古屋市から車で約30分(高速道路を利用した場合)の距離にあります。
また「東岡崎駅」をはじめ複数の駅・路線が通っているため、車・電車共にアクセスに優れているのが特徴です。
名古屋市の中心部と比較して土地の価格や物件の賃料等も安く、近年はベッドタウンとしての人気が高まっています。
大型商業施設も充実
岡崎市には「イオンモール岡崎」をはじめ中型・大型の商業施設が多数存在しています。
ホームセンターや各種専門店も充実しており、生活に必要なモノを市内で揃えることができる点もメリットです。
またファミリー向けの店舗が多いことから、岡崎市は治安が良い街としても高く評価されています。
子育て世帯に優しい街
岡崎市では子育て支援の取り組みが活発に行われており、子育て世帯からの人気が高い街でもあります。
岡崎市の子育て支援事業をいくつか紹介するので、参考にしてみてください。
家庭訪問型子育て支援 ホームスタート | 妊婦または未就学児がいる家庭にボランティアが訪問し、一緒に家事や育児をして過ごします。 |
子育て家庭優待事業(はぐみんカード) | 18歳未満の子どもとその保護者、妊娠中の方に「はぐみんカード」を発行。カードを提示することで店舗ごとの特典を受けられます。 |
児童育成センター | 就労等で昼間家庭に保護者がいない児童のための育成施設です。 |
ファミリー・サポート・センター事業 | 「子育てを手伝いたい方」「子育てを手助けしてほしい方」をマッチングして様々な援助を行います。 |
子育て短期支援事業 | 保護者が傷病・看護・出張等により児童の養育を行うことが一時的に困難となった場合に児童の養育・保護を行います。 |
こんにちは赤ちゃん事業 | 生後4カ月までの赤ちゃんがいる全ての家庭に訪問員が伺い、地域の子育て支援情報を提供します。 |
子ども医療費助成 | 中学校卒業までの子どもの医療費を助成します。 |
より詳細な情報が知りたい場合はコチラをご参照ください。
まとめ
大河ドラマの放送で注目度が高まっている岡崎市。
岡崎市は愛知県の中でも人口が多く、交通や生活の利便性に優れた住みやすい街となっています。
名古屋市と比較して住宅購入のコスト等も抑えられるため、愛知県への移住をお考えの方は、岡崎市での物件探しを検討してみてはいかがでしょうか。