はだか祭りが有名!愛知県稲沢市の人気スポット【国府宮神社】とは

 愛知県稲沢市には、尾張地方の総鎮守神として信仰されている「国府宮神社」があります。
地元住民から親しまれているのはもちろん、日本三大奇祭の1つである“はだか祭り”開催の地として、観光客からも高い人気を誇るスポットです。
この記事では、国府宮神社およびはだか祭りの概要と、はだか祭りの令和4年度の開催情報をご紹介していきます。 

国府宮神社の御祭神・由緒

国府宮神社は愛知県稲沢市にある神社で、御祭神は尾張大國霊神(おわりおおくにたまのかみ)です。
尾張人の祖先が現在の稲沢市に移住・開拓し、日々を生きていく糧の根源である国土の偉大なる霊力を神様(尾張大國霊神)として祀ったのがはじまりとされています。 

現在は尾張地方の総鎮守神・農商業守護神・厄除神として広く信仰されています。
また奈良時代には国衙(こくが:地方政治を行う役所)に隣接していたことから尾張国の総社と定められ、国司自らが祭祀を執り行う神社であったために、通称“国府宮”として全国的な知名度が高いのも特徴です。

 国府宮神社の特徴

ご祈祷

国府宮神社では節分に代わる行事として「儺追神事(なおいしんじ:はだか祭りのこと)」があります。
このため、主に年明けから儺追神事までに厄除け・厄払いの祈祷を受ける方が多く、稲沢市はもちろん、愛知県全域や岐阜・三重などからも多くの方が参拝に訪れます。 

また儺追神事の時期は「儺追殿昇殿参拝」が行われるのも特徴です。
儺追神事には「神男に触れれば厄落としができる」という信仰があり、儺追殿昇殿参拝はその厄落としができる機会となります。

その他、国府宮神社で受け付けているご祈祷の一覧は以下の通りです。

祈祷内容受付期間
厄除け・車祓い・初宮参り・安産祈願・家内安全・学業成就 など通年
会社安全・団体安全祈願通年
新年安全祈願(会社・団体)正月
儺追神事当日祈祷旧暦1月13日(はだか祭りの当日)
総参り(農工業・商売繁盛祈願)4月~6月
御寿々祭11月1日~11月3日
七五三祈願通年(※お下がりの千歳飴は10月~11月のみ)

なおい挙式

国府宮神社は、格式と伝統を重んじた古式の本格挙式を挙げられる神社としても知られています。
安産祈願・初宮参り・七五三・受験の合格祈願・厄除けなどを経て、両親という立場で再び挙式に参加する方も多く、世代を超えて受け継がれていく旅立ちの場所と言えるでしょう。

 挙式の会場となる「儺追殿」は伝統木造構法と現代技術を融合させた日本最大級の建物です。
儺追殿ははだか祭りの神男が心身を清めるために使用する場所でもあり、この神聖な場所から夫婦となる2人の新たな道が始まることになります。
挙式のみ、または披露宴とセットでの利用ができるので、詳細は国府宮神社へお問い合わせください。(問い合わせ先の情報は後述) 

日本三大奇祭の1つ“国府宮のはだか祭”

国府宮神社と言えば、日本三大奇祭に数えられる“はだか祭り”が大変有名です。
ここからは、はだか祭りの概要と、令和4年度の開催情報について詳しく見ていきましょう。 

はだか祭りの由来

“はだか祭り”として知られるこのお祭りは、正式には「儺追神事(なおいしんじ)」という神事の1つです。
起源は神護景雲元年(七六七年)と古く、称徳天皇の勅令によって悪疫退散の祈祷が行われた際に、尾張国司が国府宮神社でも祈祷したことに始まると伝えられています。 

儺追神事では、祈祷と神籤によって選ばれた1人の儺負人(神男)を巡って、はだかの男性たちによる激しい揉みあいが繰り広げられます。
これは「神男に触れれば厄落としができる」という信仰から行われるものです。
またこのとき、はだかになれない老若男女が厄除けの祈願を込めて布を結んだ「なおい笹」を捧げて拝殿へと駆け込んでいくのが習わしです。 

令和4年度の行事日程表

令和4年度ははだか祭りの開催が予定されており、関連行事の各日程は以下の通りとなっています。

日にち時間内容
2月2日(水)9:00儺追神事(はだか祭)標柱建式
10:00儺負人(神男)選定式
2月6日(日)9:00大鏡餅餅米洗
2月7日(月)6:00大鏡餅餅搗(おおかがみもちもちつき)
2月10日(木)17:00儺負人(神男)参籠(なおいにん(しんおとこ)さんろう)
2月11日(金)9:00土餅搗神事並秘符認(つちもちつきしんじならびにひふしたため)
大鏡餅飾付
2月12日(土)13:00大鏡餅奉納(おおかがみもちほうのう)
19:00庁舎神事(ちょうやしんじ)
2月13日(日)15:00儺追神事(はだか祭)
2月14日(月)3:00夜儺追神事(よなおいしんじ)
8:00大鏡餅餅切始(おおかがみもちもちきりはじめ)
2月17日(木)19:00的射神事(まといしんじ)

各行事の意味

前述した各神事には以下のような意味・役割があります。

内容意味
儺追神事(はだか祭)標柱建式「儺追神事」・「令和 年 月 日」と書いた標柱(しめばしら)を第二鳥居前と楼門前に建てることで、神事の期間を標示します。
儺負人(神男)選定式儺追神事の中心的役割を担う神男を選定する神事。志願者の中から御籤によって決定されます。
大鏡餅餅米洗50俵の餅をつきます。つき上がった餅は飾り付けの日まで保管されます。
大鏡餅餅搗儺追神事のお供えとして50俵どりの大鏡餅を供える神事。(高さ2m35cm/直径2m40cm/重量約4t)
儺負人(神男)参籠神男に選ばれた人はこの日より儺追殿に入り、三日三夜お籠りします。
土餅搗神事並秘符認あらゆる罪・穢れをつき込んだ「土餅」をつく神事および、宮司がご神名を奉書に認めて秘符をつくる神事。
大鏡餅飾付大鏡餅を大型トラックで運び入れて飾り付けを行います。
大鏡餅奉納大鏡餅の奉納に合わせてパレードが実施されます。
庁舎神事「一宮 真清田神社・二宮 大縣神社・三宮 熱田神宮・総社 尾張大國霊神社」の四柱の神様を招き、天下泰平・悪疫退散・五穀豊穣を祈る神事。
儺追神事(はだか祭)神男に触れることで自分たちの厄災を祓えるとして、はだかの男性たちが神男に向かって殺到します。
夜儺追神事神男に土餅を背負わせ、境外へ追い出します。神男は帰路の途中で土餅を捨て、これを神職者が土に埋めることで穢れを還すというものです。はだか祭りにおいて最も神聖視される神事です。
大鏡餅餅切始大鏡餅を切り分けて一般の方に授与します。この餅には夏病みをしないという信仰があります。
的射神事はだか祭りの終幕を飾る神事。「山・谷・星」の的を設け、桑の弓にうつぎの矢をつがえて的を射ることで魔を祓います。

国府宮神社へのアクセス

国府宮神社の所在地・アクセス方法などは以下の通りです。

所在地〒492-8137 愛知県稲沢市国府宮1丁目1番1号
名古屋方面からのアクセス国道22号線「中之郷南」交差点左折
岐阜方面からのアクセス国道22号線「中之郷南」交差点右折
電車でのアクセス名鉄本線「国府宮駅」下車 北口より徒歩3分JR東海道本線「稲沢駅」下車 徒歩15分
電話番号0587-23-2121

まとめ

令和4年のはだか祭りは令和4年2月13日に開催予定となっています。

令和3年のはだか祭は新型コロナウィルス感染症に伴い、開催が中止されました。
令和4年については現在の所、予定通り開催されるとのことですが、今後、状況の変化によっては再び開催が見合わされる可能性もありますので、ご注意ください。

また、当日は混雑が予想されます。
参拝に訪れる際は感染対策にも十分にご留意くださいね。

岡崎市稲熊町
3,180万円
長久手古戦場
3,130万円
中村区岩塚
2,880万円
東海市荒尾町北遠鐘
3,180万円