建て替えや大規模なリフォームを行う時の仮住まいで気を付けたいポイント

家を建て替える時、大きく間取りを変えるようなリフォームをする時には仮住まいを探さなければなりません。今回は仮住まいの問題点やポイントを解説していきます。

大規模なリフォームをするときの対処法

リフォームなら基礎まで壊す必要のないため、自宅を上手く使いながら仮住まいをしないで済むようにしたいところです。たとえば家財を2階に移動して1階のリフォームを行い、1階のリフォームを済ませたら2階のリフォームをするために2階の荷物を移動させれば、引っ越し費用を抑えられます。このような対処ができない時は、建て替えと同じように仮住まいを探すようにしてください。

仮住まいにはどのような選択肢があるのか

自宅周辺のアパートやマンション、一戸建ての賃貸を不動産サイトや不動産屋に直接行って探すことが一般的です。もし仮住まいの期間が短い場合、ホテル住まいやウィークリーマンション、マンスリーマンションという選択肢もあります。しかし、ホテルで暮らすとなると経済的な面で無理な人が多いでしょう。

賃貸物件で仮住まいをするときの問題点

建て替えするときには半年~1年くらい別のところで暮らす必要があります。多くの賃貸契約は2年で、大家さんとしては少なくとも1年程度、契約してもらいたいと考えるはずです。そのため半年以内で引っ越されてしまうとなると、希望の物件で契約をしてもらえない可能性があります。賃料が割高になってしまうことも覚悟したほうが良いかもしれません。

費用はいくらかかる?

仮住まいを探す人にとって、費用がかさむことも大きなデメリットです。たとえばアパートを借りるときには敷金、礼金、仲介手数料で最低でも3カ月分の家賃と同額の金額を支払わなくてはなりません。仮に家族5人で暮らせるような物件の家賃が8万円だとすると、賃貸借契約書を結ぶときには最低でも家賃の4カ月分、24万円は支払う必要があります。それに加えて契約期間を短くする代わりに、家賃を高くしてほしいと言われる可能性があります。入居期間が6カ月以下だと、契約時に全額を支払ってほしいと言われることもありますから、資金計画は十分な余裕を持っておくことが必要です。

仮住まいとしてマンスリーマンションも選択肢のひとつです。少人数の世帯であれば比較的簡単に空き部屋を見つけることができます。しかしファミリータイプの物件数はとても少ないため、探している地域で部屋を見つけることは困難を極めます。またファミリータイプのマンスリーマンションが少ないからこそ、いいタイミングで借りられない可能性もあります。

もしペットがいる家庭だと、仮住まいを探すのはさらに難しくなります。普通にアパートを借りるときでもペット可の物件は少ないですし、さらに大型犬を飼ってもいい物件を探すことは困難です。特に小さな子供がいてペットを飼っている場合、同じ学区内で部屋探しをしようとすると範囲が限られるため、なるべく早めに仮住まいを探し始めたほうが良いかもしれません。

賃貸物件で仮住まいを探すときのポイント

いざ引っ越しをしようとした時、思っていたより荷物が多いことに気付くかもしれません。特に長年一戸建てに住んでいた場合、押入れでずっと眠っていた荷物のことはあまり気にしていないはずです。ですから考えているよりも大きめの部屋を始めから探すようにしてください。引っ越しの機会に要らないものを捨てるか、売ってもいいかもしれません。

建て替えやリフォームをいつからはじめたらいいのか、ある程度は自身の都合で決められます。冷蔵庫や洗濯機、大きな家具を運ぶ必要があるなら、引っ越し業者に頼まざるを得ません。わざわざ料金が高くなる、3月から5月のゴールデンウィークまでの期間に引っ越しをする必要はありません。引っ越しのタイミングは、仮住まいへの引っ越しと建て替えやリフォームが完了した後の2回です。建物が完成するときと、引っ越し料金のピークが重ならないように心がけてください。引っ越し先にどうしても荷物が収まらない場合、近隣のトランクルームを借りて預けておくか、建て替える場所に十分な敷地があるなら倉庫を置いて荷物を入れておくといいでしょう。

子供がいる場合、戸建てに住んでいた時の感覚で過ごしてしまうことから、足音や物を落とすなど、生活音で周りに迷惑をかけてしまう可能性があります。騒音トラブルを避けるために、一戸建ての賃貸やメゾネットタイプのアパートを選べるといいでしょう。どちらにしても仮住まいにいる期間は、長くても1年程度です。築古の戸建てしか見つからず、インターネットを自身で引かなければならない可能性もありますが、モバイルWifiの契約をするなどの対応で乗り切るようにしてください。

どれくらい前から仮住まい探しをすべき?

仮住まいの部屋を探し始めるタイミングは、通常は2カ月前から探せば十分です。しかしペット可の物件や、子供の通っている学区内の物件を探す必要があるなら、3カ月くらい前から下調べをしておいても遅くはありません。

仮住まいがなかなか見つからない場合、直接不動産屋に行って自身の条件を伝えたうえで、対応してくれそうな大家さんを見つけてもらいましょう。入居者の希望条件に対し、柔軟に対応してくれる大家さんを不動産屋は知っていることが多いです。仮住まい専用の不動産仲介業者もありますから、そちらに問い合わせてみてください。

仮住まいを探すほうが建て替えやリフォームをするよりも大変

短い期間で部屋を借りることは、多くの大家さんが嫌がるため、考えている以上に時間がかかる可能性があります。仮住まいの入居日や退去日も、余裕を持った日程にしておきましょう。仮住まいを探す際、本記事をぜひご活用ください。