瑞穂区の住みやすさ
瑞穂区は名古屋市の中東部に位置しており、日本のさくら名所100選にも選ばれている「山崎川四季の道」があることで多くの花見客が訪れるエリアです。
瑞穂区の中心に行くと「名古屋市瑞穂公園」があり、広大な規模の公園で様々なレクリエーションやスポーツ、また子供向けの遊び場などを楽しむことができます。
一方で西部では工業関連の企業が多く、工場や事務所も多いので通勤もしやすいところです。
名古屋鉄道の名古屋本線にある「堀田駅」があり、名古屋市営地下鉄の名城線と桜通線が通っています。
道路については国道1号線や名古屋市の空港線、環状線、八熊通、山手グリーンロードが通っています。
瑞穂区の学区
瑞穂区にはかつて名古屋大学の前身でもある官立旧制高等学校の「旧制第八高等学校」がありました。それから学区としての成長は目覚ましく、様々な高等教育施設が瑞穂区にあるので文教地区として特徴がある地区です。
公園の数よりも学校の数の方が多いと言われることもあります。
名古屋市立大学の医学部と看護学部がある川澄キャンパス、経済学部や人文社会学部がある山の畑キャンパス、薬学部がある田辺通キャンパスが位置しています。
また私立大学では、名古屋女子大学や愛知みずほ大学があります。
高等教育以下の学校になると、2つの県立高等学校と5つの私立高等学校、5つの私立中等学校と2つの私立中等学校、11の私立小学校が存在しています。
瑞穂区の保育園
瑞穂区には認定施設および事業所が26ヶ所あります。
利用者定員数の規模でみると、80人~100人規模の施設や事業所が11か所と最多で、次に60人~70人規模が6ヶ所、20人以下の小規模な施設や事業所も5ヶ所あります。
一番定員数が多いのは河岸町にある216人定員の黎明保育園です。また他にも120人を超える定員を持つ保育園は、若葉保育園や新瑞幼児園、とうえい保育園の3つが挙げられます。
産休明けから受け入れが可能な保育園は16ヶ所あり、そのほか6ヶ月未満の幼児を受け入れているところも8ヶ所あります。
また直来保育園、軍水保育園、黎明保育園、天使保育園、たんぽぽ保育園、こすもす保育園、東愛保育園、若葉保育園、中山保育園、さざんか保育園、日向さくら保育園、ななくさ保育園、いくみ保育園、とうえい保育園の14カ所では延長保育も受け付けています。
瑞穂区の学校一覧
幼稚園
- 享栄幼稚園 瑞穂区東栄町2丁目4
- 白竜幼稚園 瑞穂区田光町3丁目30
- 名古屋市立 高田幼稚園 瑞穂区直来町3丁目20
- 旭幼稚園 瑞穂区汐路町2丁目13
- 萩山幼稚園 瑞穂区萩山町3丁目4
- みずほが丘幼稚園 瑞穂区高田町2丁目5
- 陽明旭幼稚園 瑞穂区田辺通3丁目20
- 弥富二葉幼稚園 瑞穂区丸根町2丁目54
- 弥富幼稚園 瑞穂区岳見町4丁目41
小・中学校
- 弥富小学校 日向町4-23-1
- 御劔小学校 亀城町5-4-1
- 堀田小学校 新開町24-13
- 汐路小学校 御莨町1-2
- 高田小学校 宝田町4-1
- 瑞穂小学校 牧町2-46
- 井戸田小学校 姫宮町1-46
- 穂波小学校 河岸一丁目1-38
- 豊岡小学校 膳棚町3-60
- 陽明小学校 密柑山町1-1
- 中根小学校 井の元町50
- 田光中学校 内浜町5-16
- 瑞穂ヶ丘中学校 高田町3-28
- 萩山中学校 市丘町1-48
- 汐路中学校 御莨町4-16
- 津賀田中学校 津賀田町1-38
【瑞穂区の歴史をたどる】ふるさと歴史の道とは
名古屋市瑞穂区のページにふるさと歴史の道という、区内の12カ所寺社を周る散歩コースを推奨しています。
周る寺社の順番は下記の通りです。
散歩コース
- 浜神明社(はましんめいしゃ)
- 東ノ宮神社(ひがしのみやじんじゃ)
- 藤原師長謫居跡(ふじわらもとながたっきょあと)
- 龍泉寺・亀井水(りょうせんじ・かめいすい)
- 長福寺・秋葉社(ちょうふくじ・あきばしゃ)
- 為麿塚
- 秋月院
- 田光八幡社
- 大喜寺
- 白竜神社
- 津賀田神社
- 天聖寺
地下鉄線名城線堀田駅からほど近い浜神明社から始まるコースです。
スタート地点の浜神明社は以下のような歴史があります。
昔、この地域に田園が作られていた頃に害虫を除き五穀豊穣(ごごくほうじょう-穀物や農作物が豊作になることを表す言葉。ちなみにこの五穀は米・麦・あわ・きび(ひえ)・まめ。)を願い、天照大神を祀ったといわれる歴史ある神社です。
旧東海道を通るため、歴史を感じながら散策することができます。途中の東ノ宮神社に立ち寄った後、藤原師長謫居跡を目指しましょう。
謫居とは、昔流罪(裁きを受けて地方に飛ばされる罪)を受けた貴族や武士がその地に住むことを指します。
師長はもともと藤原氏の中でも上位の地位にあり、従一位・太政大臣の職についていました。
しかし、源平の戦いや学校の教科書にものる平清盛の謀反に合い、その地位をはく奪されたうえ、朝廷を追われた歴史があります。
その後、師長は次の目的地の龍泉寺で出家し僧として「理覚」を名乗りました。
歴史を知りながら、謫居跡と龍泉寺を訪れてみてはいかがでしょうか。
藤原師長の歴史を堪能したあと、コースを進んでいくとクスノキとムクノキが立ち並ぶ田光八幡社があります。
境内にある樹高25メートル、幹回り7メートルの巨大なクスノキは必見です。別宮白竜大神の御神体といわれているうえ、弘法大師が手植えをしたと伝えられています。
夫婦円満の木とされる、ムクノキとエノキの和合の木があり、夫婦で訪れれば長い夫婦生活を楽しく幸せに過ごせるかもしれません。
この神社を出て、残りの寺社をまわり天聖寺についたら「ふるさと歴史の道」を踏破したことになります。
今回ご紹介した見どころ以外の場所も歴史をもつ寺社ばかりなので、各所の歴史を学んでから訪れてみると、よりいっそう楽しく歩くことができるかもしれません。
【子育て支援も充実】瑞穂区で子育て
瑞穂区では子育て支援にも力を入れています。
特徴的なのは瑞穂区内の子育てに関わるNPO法人や保育園、幼稚園などで作った「さくらっこ」という子育て支援ネットワークです。
区役所や保健所なども協力して運営しているため、安心して利用できます。
子育てに関するイベントなども頻繁に開催しているため、瑞穂区やその周辺地域で子育てをしている人にとってはかなり心強いでしょう。
子育て中は孤独になりがちですが、「さくらっこ」が開催するイベントに参加することで、同じくらいの年の子どもを育てている親御さん同士で交流を持てるほか、お子さんの友達づくりにもつながるかもしれません。
子育てに関する悩みなども気軽に相談できるので、瑞穂区で子育てをしている人はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
また、瑞穂区では「赤ちゃん訪問事業」を行っていて、子育て中の家庭を訪問して子育てに関する情報提供などを行うという内容です。
地域担当の児童委員に悩み相談や質問をすることができるため、子育ての悩みや相談があれば頼ってみても良いかもしれません。
【博物館や靴づくり体験など】瑞穂区の観光地
瑞穂区に行く機会があれば、ぜひ行っておきたいスポットを紹介していきます。
名古屋市博物館
昭和52年に名古屋市の人口が200万人を突破したことを記念して作られました。
特別展示室と常設展示室の他にギャラリーや部門展示室なども設置されています。
常設展示室には、尾張の歴史に関する資料が多く展示されていて、旧石器時代から現代まで、尾張の人たちはどのような暮らしをしてきたのか学べる場所です。
弥生土器や銅鐸などの古い資料も飾られているので、この時代が好きな方にとっては楽しいかもしれません。
織田信長や豊臣秀吉が生まれた地域でもあるため、戦国時代の武士に関する詳しい資料も多いです。
好きな時代のことを学べるため、歴史が好きな方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
山崎川堤
瑞穂区にある山崎川の両岸にある春にはソメイヨシノが咲き誇る、風情ある「山崎川堤」のご紹介です。
場所は地下鉄桜通線の瑞穂区役所駅から歩いて15分の場所にあり、桜が植えられている範囲は広く、2.8kmにも及ぶ桜並木を楽しめます。
また、長居距離に見合った、桜の本数は600本もあり内50本は夜にライトアップされるので、夜にはまた違った姿の桜を楽しめます。
春以外にも四季折々のお花も楽しめるので、四季を堪能できる山﨑川付近を散策してみてはいかがでしょうか。
まとめ
瑞穂区は特に文教地区としての特徴が強く、子供が楽しく遊べるようなレジャー施設や公園、自然との触れ合いもできそうな地域であることが分かります。

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