2023年の大河ドラマ「どうする家康」の放送を受け、徳川家康公とゆかりのあるスポットが再注目されています。
この記事では、名古屋城や徳川美術館などをはじめ、名古屋市内に残る徳川家康公公ゆかりの地を紹介します。
名古屋市内をお得に巡ることができる「観光バス メーグル」の情報も掲載しているので、市内の観光をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
名古屋市内に残る徳川家ゆかりの地
名古屋城
スポットの特徴 | 名古屋城は徳川家康公の命によって建てられたお城で、1610年築城開始、1612年に天守が完成しました。現在は国の特別史跡となっている他、隅櫓や石垣など、敷地内の多くが重要文化財に指定されています。本丸御殿は10年近く復元工事が行われていましたが、2018年に完成・公開となり、豪華絢爛な城内を垣間見ることができます。 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区本丸1-1 |
アクセス | 地下鉄名城線 「名古屋城」駅より徒歩約5分 |
詳細URL | https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/ |
徳川美術館
スポットの特徴 | 徳川家康公の遺品を中心に、徳川家にまつわる品々を1万点近く収蔵している美術館です。織田信長や豊臣秀吉の手を渡ってきた品も多く含まれており、歴史的・文化的に価値の高いコレクションとなっています。また隣接する蓬佐文庫にも、徳川家の遺愛品や旧蔵書が収蔵されているので、時間に余裕のある方はこちらもぜひ訪れてみてください。 |
所在地 | 愛知県名古屋市東区徳川町1017 |
アクセス | 地下鉄名城線「大曽根」駅より徒歩約15分 |
詳細URL | https://www.tokugawa-art-museum.jp/ |
四間道(しけみち)
スポットの特徴 | 四間道は、名古屋城築城とともに行われた「清須越」によって生まれた商人町の1つです。四間道という名前は、元禄13年に起きた大火をきっかけに、防火を目的として道幅を四間(約7m)に広げたことが由来とされています。現在は名古屋市の町並み保存地区に指定されており、おしゃれなレストランやカフェが続々オープンしています。 |
所在地 | 名古屋市西区那古野一丁目36-36 |
アクセス | 地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩約5分 |
詳細URL | http://shikemichikaiwai.jp/ |
名古屋東照宮
スポットの特徴 | 徳川義直(徳川家康公の9男)によって創建された寺院で、徳川家康公を祭っています。当初は名古屋城三の丸に建てられていましたが、明治8年に現在の場所に移築されました。徳川家康公の命日(4月17日)には毎年例祭が行われています。また東照宮は、出世開運・商売繁盛・厄除・学業成就・勝負運・金運・縁結びのご利益があるとされています。 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区丸の内2-3-37 |
アクセス | 地下鉄桜通線「丸の内」駅より徒歩約5分 |
詳細URL | https://nagoyatoshogu.com/ |
建中寺
スポットの特徴 | 徳川家先祖代々の菩提寺です。慶安4年に、尾張二代藩主の光友が父・義直を供養するために創建したとされています。敷地内の建物は当時のまま残されており、多くが愛知県および名古屋市の指定文化財となっています。 |
所在地 | 愛知県名古屋市東区筒井一丁目7番57号 |
アクセス | 地下鉄桜通線「車道」駅より徒歩約10分 |
詳細URL | http://www.kenchuji.com/ |
笠寺観音
スポットの特徴 | 名古屋城を守る「尾張四観音」の1つとして知られる観音寺です。ここで徳川家康公と織田信広(織田信長の庶兄)との人質交換が行われ、徳川家康公は今川義元の元へ送られました。敷地内には当時の建物が現存する他、宮本武蔵ゆかりの顕彰碑なども残されています。 |
所在地 | 愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83 |
アクセス | 名鉄名古屋本線「笠寺」駅より徒歩約3分 |
詳細URL | http://www.shiroyama.or.jp/index.htm |
徳川家ゆかりの地をお得に巡ろう!
名古屋市内のスポットを巡るなら、名古屋市が運行する観光バス「メーグル」の活用がおすすめです。
ここからは、メーグルの運行日と時間・乗車料金・運行ルートをチェックしていきましょう。
メーグルの運行日・運行時間
メーグルの運行日および運行時間は以下の通りです。
運行日 | 火曜日~日曜日(8月13日~15日は土日・祝日のダイヤで運行) |
運休日 | 月曜日(休日の場合は直後の平日)・年末年始(12/29~1/3) |
運行時間 | 平日:30分~1時間に1本運行土日・祝日:20分~30分に1本運行 |
メーグルは月曜日・年末年始を除いて毎日運行しており、土日・祝日の午前便であればボランティアガイドによるルート案内も聞くことができます。
なおメーグルを利用した場合でも、1日に回れるのは2~3スポット程度なので、名古屋観光を満喫したいという方は午前中の早い便から利用するのがおすすめです。
メーグルの乗車料金
メーグルの乗車料金は以下の通りです。
1乗車ごとの利用料金 | |
大人 | 210円 |
小児 | 100円 |
また複数のスポットをお得に巡りたいという場合は、1日乗り放題が可能な1DAYチケット(大人500円・小児250円)を購入しておくと良いでしょう。
メーグルバス車内および、オアシス21iセンター・金山観光案内所・各旅行会社などで購入することができます。
その他、市交通局発行のドニチエコきっぷ・一日乗車券を持っている場合も、1DAYチケットと同じように追加料金なしでメーグルに乗車できます。
メーグルの運行ルート
メーグルが停車する各スポットの一覧は以下の通りです。
00 | 名古屋駅バスターミナル⑪番のりば |
01 | トヨタ産業技術記念館 |
02 | ノリタケの森西(往路)・ノリタケの森(復路) |
03 | 四間道 |
04 | 名古屋城 |
05 | 名古屋城東/市役所 |
06 | 蓬左文庫/徳川園/徳川美術館 |
07 | 文化のみち二葉館 |
08 | 市政資料館南 |
09 | 中部電力 MIRAI TOWER (旧・名古屋テレビ塔) |
10 | 広小路栄 |
11 | 広小路伏見 |
メーグルは始発が9:30、終発が17:00となっており、17:00発のバスに関しては一部ルート(トヨタ産業技術記念~名古屋城間)が短縮されるので注意しましょう。
その他、詳しい時刻表についてはコチラのページをご参照ください。
まとめ
名古屋市内には、徳川家康公とゆかりのあるスポットが数多く残されており、様々な角度から徳川家の歴史や文化に触れることができます。
市内にはお得な観光バスも走っているので、徳川家ゆかりの地を巡る際はぜひ活用してみてください。