新店舗を開店させたとき、ご近所挨拶はいつのタイミングで行くべき?!

独立をして新店舗の開店までこぎ着けたが、ご近所へのあいさつはいつまでに行っておけばいいのか、何か持参したほうがいいのかなど迷ってしまうことも多いもの。今回は新店舗開店前のご近所挨拶について解説していきます。

内装工事を行う前にご近所挨拶を行うべき理由とは

開店までには時間はありますが、内装工事前にご近所挨拶をすると良いでしょう。なぜなら工事業者が借りているテナントに出入りをすることや、工事をするための資材を運び入れること、工事中に音が出るため少なからず迷惑をかけてしまうことなどが考えられるからです。今後、店舗を運営していくのですから開店前からトラブルになりそうなことは避けておくべきでしょう。挨拶まわりをしておけば、近所の人はどのような人がお店を開くのか分かるので安心してもらえます。

ではいつのタイミングでご近所挨拶に行くかといえば、内装工事を開始する約1週間前からがベストです。テナントが多いエリアだといつが休日なのか分かりませんし、休日が違う可能性も考えられます。営業日に挨拶をしておくためには早めに行動しておくと良いでしょう。ただし、あいさつに行くタイミングは営業が終了するときにしてください。忙しいときに伺ってもいい迷惑になってしまいます。出店エリアが住宅地なら土日祝の夕方、明るいうちに挨拶に行きましょう。

挨拶まわりの範囲ですが、住宅地なら店舗を中心に隣3軒、裏の3軒が目安です。出店するところが商業ビルなら、できれば全フロアを、店舗数が多すぎて難しいようなら同フロアと上下階の店舗には挨拶に行ってください。全フロアにした方がいい理由は、工事業者が階段やエレベーターを使うため、どの店舗にも影響が出てしまうからです。

挨拶に伺う時、挨拶状と手土産にタオルのような使い勝手がよく邪魔にならないものを持っていくといいでしょう。手土産の金額は両隣には1000円程度で、その他は約500円で大丈夫です。

開店前やプレオープン前に挨拶まわりに行く!タイミングや持っていくものはどうすればいい?

内装工事も終わり、開店準備が整ったら近所への挨拶まわりに行きましょう。どのような業種であれ、店舗に近い人が最初に利用する確率が高いからです。何かトラブルが起きてしまった場合、お店の経営者の顔が分かっているのと分かっていないとでは、心象が大きく違います。お店を出す地域の一員になる訳ですから、「知った顔」になることで近所の人に安心してもらえるようにしていきましょう。

挨拶へ行くタイミングですが、内装工事と同様、1週間前を目安にするとよいでしょう。あまり早いタイミングで挨拶に伺っても忘れてしまいますし、2・3日前の挨拶だと興味を持っている人でもすでに予定が入っていて、お店に来てもらえないかもしれないからです。

挨拶を行う範囲ですが、商業ビルに出店するなら全フロアに挨拶に行ってください。また同じ通りにあるビルやマンションや一軒家の住人にも挨拶をしておきましょう。商店街に出店なら集会所、近所ではないかもしれませんが融資をしてくれた銀行、近所の競合店にも顔を出すようにしてください。どうして競合店に挨拶に行くべきなの?と思われるかもしれませんが、挨拶に行かなければライバル店ができてイライラしている可能性があります。顔を合わせておけば、気持ちも落ち着けてもらえるはずですから、億劫がらずに行くようにしてください。交番も挨拶まわりをしておくべき場所です。お店でトラブルが起きたときに、対応してもらうことがあるからです。

持参するものは挨拶状や手土産、クーポン券やメニューです。手土産にはお店で出す予定のものを持っていけば宣伝にもなりますので渡すようにしましょう。美容室ならお店で使うシャンプーの試供品、カフェならお店で出す予定の焼き菓子などが考えられます。特にプレオープンを行うなら、開店前のシミュレーションにもなりますので、割引券やクーポン券を手渡しして、一人でも多くのお客様に来てもらえるように心がけましょう。

挨拶状に書くべき事柄とは?

開店の案内をするために挨拶状を書くわけですから、以下の項目は必要です。

・お店の名前

・開店の日時

・お店の場所(住所)

・連絡先、電話番号など

どのようなコンセプトのお店なのか簡潔に書いておけば、挨拶状を受け取った側も何を売りにしたお店なのかわかるので、挨拶状に書いておきましょう。

他店舗で修行の後、独立開業したなら以前の勤め先にも挨拶をしておくこと

特に美容室などで勤めていて独立をした場合、指名客の個人情報をもらって独立したのなら、開店時には挨拶をしておきましょう。のれん分けした飲食店なども同様です。独立開業までにお世話になったわけですから、きちんと挨拶をして開店後の関係も維持していくようにしてください。

開店後のお付き合いも考えて、しっかりと挨拶まわりをしておきましょう

出だしで心象が良ければ、ご近所の人もあなたの店を応援してくれます。多少のトラブルはつきものですので、挨拶まわりをしておくことで大きなトラブルを避けることも可能です。新店舗を開店したときの挨拶まわりのことについて分からなかったら、本記事をぜひ参考にしてください。