結局、一番暑かったのはどこ?愛知県2020年8月後半暑さランキング

2020年8月は、静岡県浜松市で日本歴代最高気温に並ぶ41.1℃を観測するなど、記録的な暑さとなりました。
関東甲信・東海・近畿地方でも平年より2℃以上高い地点が目立ち、全国的に平年よりも高い気温を観測しています。
9月以降も厳しい残暑が続く見込みとなっているため、引き続き熱中症への警戒が必要です。

この記事では、気象庁のデータをもとに、愛知県内の各観測地点における2020年8月16日~31日の最高気温をランキング形式でまとめてみました。
8月前半のランキングはこちら。

愛知県の暑さランキング~2020年8月後半編~

気象庁のデータを参考に、2020年8月16日~31日の愛知県内各地の最高気温を一覧にしています。
各観測地点の最高気温と、最高気温を記録した日のランキング結果は以下の通り。

順位 観測地点 気温 観測日
1 豊田 38.8℃ 2020/8/17
2 岡崎 38.5℃ 2020/8/16
3 大府 38.3℃ 2020/8/16
3 新城 38.3℃ 2020/8/17
5 名古屋 38.2℃ 2020/8/16
6 豊橋 37.9℃ 2020/8/16
7 愛西 37.8℃ 2020/8/17
8 蒲郡 37.6℃ 2020/8/16
9 伊良湖 36.9℃ 2020/8/16
10 南知多 36.3℃ 2020/8/16
11 セントレア 34.7℃ 2020/8/16
11 稲武 34.7℃ 2020/8/16

8月後半において最も高い気温を観測したのは豊田市で、その気温は38.8℃でした。
その他、岡崎市・大府市・新城市・名古屋市でも38℃以上の気温を観測し、いずれも8月16日~17日の2日間に集中していることが分かります。

2020年の夏が特に暑かった理由とは

2020年は全国的に平年を上回る気温を観測し、猛暑の年となりました。
暑さのピークは8月で、太平洋高気圧とチベット高気圧の“2階建て高気圧”が原因とされています。

太平洋高気圧は、太平洋に発生する亜熱帯高圧帯の1つです。
北太平洋高気圧と南太平洋高気圧の2種類がありますが、日本において「太平洋高気圧」という場合は北太平洋高気圧のことを指します。
中心はハワイ諸島近辺にあり、東西に張り出すことで日本の夏の天気を支配しています。

またチベット高気圧とは、春夏にかけてアジアからアフリカまでの広範囲を覆う高気圧です。
チベット高原が中心となっているためチベット高気圧と呼ばれます。

太平洋高気圧とチベット高気圧は高度が異なるため、双方が上空で重なると“2階建て高気圧”の状態になります。
2種類の高気圧が重なることで1つの巨大な高気圧のようになり、厳しい暑さをもたらすのです。
また都市部においては、ヒートアイランド現象によって夜の気温が下がらず、朝から気温上昇が大きくなることも要因の1つと言われています。

まとめ

9月にかけても温暖な空気が流れやすく、まだしばらくは厳しい残暑が続く見通しとなっています。
今後は台風の発生も増えてくるため、熱中症だけでなく防災対策なども意識して行動することが大切です。

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