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【コラム】親との同居におすすめ!「テイシャク」での家探しのメリット
  • 2023/4/20

    【コラム】親との同居におすすめ!「テイシャク」での家探しのメリット



    団塊の世代が75歳を迎えようとしている中で、介護などを機に親との同居を検討するケースが増えています。

    二世帯住宅を建てる際は2階建ての物件を選択する方も少なくありませんが、親と同居するのであれば将来のことを考えると「平屋」を選択肢に入れてみるのも1つです。

    この記事では“親との同居”という観点から見た平屋のメリットと、平屋物件をお得に購入できる「テイシャク(定期借地)」の仕組みについて解説していきます。


    親との同居で考える「平屋」という選択肢

    まずは、親との同居を検討するうえで平屋物件を選択するメリットについて詳しく見ていきましょう。



    ケース①高齢の親と未婚の子ども世帯の同居

    内閣府が2022年7月に発表した「少子化社会対策白書」によると、日本人の生涯未婚率は年々増加傾向にあり、2020年には男性28.3%、女性17.8%まで増えています。

    また親と同居する未婚者の割合も増加しており、就職などで一度は家を離れたものの、親の高齢化に伴って再び同居を始めるといったケースが増えていることがわかります。
    そのような高齢の親と未婚の子供の同居において、どのような観点を考慮すればお互いに住みやすい暮らしを手に入れることができるでしょうか。


    ■生活コスト
    80代の親と、50−60代の未婚の子というご家庭の場合、一緒に住むことで家賃や光熱費、食費などを分担し、家族で支え合えるため生活コストを節約することができます。
    同居することで日常的な親の健康管理への配慮が病気の予防にもなり、結果として医療費を抑えることができます。
    また将来、親が高齢になり介護が必要になっても家族が介護を行うことができるため、介護費用の削減にもつながります。


    ■平屋で実現する「ちょうどいい距離感」

    平屋の場合、2階建てと違って、互いの空気感を感じることができます。
    高齢の親と未婚の子、互いに相手のことが心配という場合、平屋なら自然に相手を気遣うことができます。
    また2階建ての場合、上階の騒音が下階では気になることも。親子仲良く暮らすためにも、フラットな平屋はおすすめです。


    ■相続や資産形成
    住居選びにあたっては、将来の相続を含めた、資産形成の面も視野にいれるべきでしょう。自宅を親が単独で買う場合、相続税は家の全体にかかります。
    しかし、親子で共同で購入すれば、相続税は親の所有分のみにかかります。
    住宅ローンを組む場合でも親単独では年齢的に難しくても、親子リレーローンを活用して借り入れすることができます。



    ケース②高齢の親と既婚の子ども世帯の同居

    今は「人生100年時代」と表現されるように、ある程度歳を重ねても健康的に生活している方が多い時代です。
    とは言え、高齢の親が1人で生活を続ける状況には様々なリスクもあるため、結婚を機に独立した子どもが配偶者や孫とともに、同居を検討するケースというのは決して珍しくありません。
    高齢の親と既婚の子ども世帯が同居を考える上では、どういった点に気をつければいいでしょうか?


    ■介護しやすい「動線」の確保

    高齢者の家族と同居するにあたって、一番考えたいのが、万一将来的に介護が必要になった場合の介護です。
    平屋は室内が広く階段がないため、車椅子や杖を利用する高齢者でも移動が容易です。
    また、フラットなワンフロアのため、住宅内での転倒や転落の危険性も低くなります。
    一階に出入り口があることも介護にとってのメリットとなります。外部との接触がしやすく身体的な負担が少ないため、高齢者にとっても利便性が高いと言えます。


    ■3世代で「子育て」を楽しむ

    孫のいる子供世代と、親世代が一緒に住むメリットとして、「祖父母と孫が一緒に遊べる」こともメリットの一つです。
    平屋の庭にアウトドアリビングを設置して、夏はバーベキューをしたり、それ以外の季節も安全な庭で一緒に遊ぶことができます。
    もちろん、犬などのペットも一緒に飼うことができます。

    2階建ての場合、子供は学校から帰るとすぐに2階の自分の部屋に入ってしまって、せっかくの同居なのにほとんど祖父母の顔を見ない、ということも。
    平屋なら家族が自然に笑い合ってコミュニケーションできる生活を創ることができるでしょう。



    テイシャクで探そう!親との同居に丁度いい平屋建て

    親との同居先として平屋物件を購入するのであれば、「テイシャク(定期借地)」による物件もおすすめです。
    「テイシャク(定期借地)」とは、一定の契約期間を決めて土地を借りられる仕組みのことです。

    続いて、平屋物件を購入する際に知っておきたい「テイシャク(定期借地)」のメリットを解説します。


    ①広い土地に住める

    お互いのプライベート空間を保てる広さがあるかどうかという点は、親と同居するための家探しにおける重要なポイントになります。
    通常、物件を購入する場合は土地代+建物代がかかりますが、テイシャクなら建物代と月に2~3万円程の土地代だけで済み、大幅に住宅費用を抑えることができます。
    物件選びの際に土地代を考慮する必要がなくなるため、同じ予算でも土地付きより開放感のある広い土地に住むことも可能です。


    ②同価格帯の物件よりもワンランク上の暮らしを実現できる

    本来なら土地代としてかかる費用がテイシャクによって浮くことで、建物の内装や庭づくりにお金をかけられるという点もメリットの1つです。
    家族や用途に合わせて自由に変えられる間取りや、趣味を楽しめるアウトドアリビングの設置などにより、同価格帯の一般物件と比較してワンランク上の生活を実現することができます。
    また物件を購入した後も、残った予算で外構や設備を充実させながら、より自分らしい暮らしを発見していくことができるでしょう。


    ③太陽光発電で電気代を節約

    太陽光発電を設置している平屋なら、生活に必要な電力を太陽光発電で賄う事ができます。さらに、余った電力を売電することで、借地代に回すことも可能。同居にかかる生活費も安心です。テイシャク平屋なら大容量の太陽光発電を標準搭載しています。


    ④余計な税金を支払わなくて済む

    テイシャクでは土地を借りる形になるため、固定資産税や都市計画税などがかからないという点もメリットです。
    期間満了後は土地を返還しなければなりませんが、そもそも築50年が経過した物件は建て替えや大規模修繕などでお金がかかるタイミングでもあります。
    そのため、あらかじめ退去時期が決まっているというのは、将来的に相続や処分の心配を考えなくてよいという意味でメリットにもなると言えるでしょう。


    ⑤ホームシェアリング可能

    テイシャクで購入した物件は、契約期間内であれば戸建賃貸として運用することが可能です。
    介護施設の入居などで親との同居を解消した場合や、単身赴任などで一時的に生活拠点を移す場合にホームシェアリングを導入すれば、物件を収入源の1つとすることができます。



    まとめ

    親と同居する際は、物件の広さや安全性といった様々なポイントについて検討が必要です。
    テイシャクの平屋物件なら、お互いのプライベート空間を保ちながら、のびのびと過ごせる環境を整えることができます。
    太陽光発電による家計の節約なども実現可能ですので、親と同居するための家探しでお悩みの方は、ぜひ一度東新住建までご相談ください。

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