動物彫刻家として有名な“フランソワ・ポンポン”の展示企画が、名古屋市美術館にて予定されています。
この記事では、“フランソワ・ポンポン”の生い立ちや展示会の内容・アクセス情報などを掲載。
涼しい屋内で静かにゆっくり楽しめる人気のお出かけスポットなので、デートプランなどでお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
フランソワ・ポンポンってどんな人物?
「フランソワ・ポンポン展」では、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した動物彫刻家“フランソワ・ポンポン”の作品が展示されます。
日本で初めてとなる回顧展で、パリのオルセー美術館やブルゴーニュ地方のディジョン美術館などからフランソワ・ポンポンの作品が来日予定です。
フランソワ・ポンポンは、ロダンをはじめとする有力彫刻家たちの下彫り職人として豊富なキャリアを積み、20世紀初頭から自身も彫刻家の1人として作品を生み出すようになります。
シンプルな造りでありながら優美な形状で表現される独創的な動物彫刻が認められ、現代でも子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。
名古屋市美術館での展示予定品
フランソワ・ポンポン展で展示予定となっている主な作品は以下の通りです。
シロクマ | 群馬県立館林美術館蔵 |
ヒグマ | 群馬県立館林美術館蔵 |
ペリカン | ディジョン美術館蔵(国立自然史博物館より寄託) |
キリン | ディジョン美術館蔵(国立自然史博物館より寄託) |
ワシミミズク | オルセー美術館蔵 |
ほろほろ鳥 | 群馬県立館林美術館蔵 |
キンケイ | ディジョン美術館蔵(国立自然史博物館より寄託) |
ハゲコウ | ディジョン美術館蔵(国立自然史博物館より寄託) |
牝豚 | 群馬県立館林美術館蔵 |
鳩「ニコラ」 | 群馬県立館林美術館蔵 |
フランソワ・ポンポン展の見どころ
フランソワ・ポンポン展の見どころの1つは、彫刻家として認められるきっかけになった作品「シロクマ」です。
「シロクマ」は長さ2.5mの大きな石膏から彫られたもので、力強い生命感や安定感のある作品として高く評価されました。
また、愛好者向けにつくられた卓上サイズの「シロクマ」も、アール・デコ様式の室内に調和するということで高い人気を集めていたようです。
このように、フランソワ・ポンポンと言えば「シロクマ」が有名ですが、実際はシロクマの彫刻だけをしていたわけではありません。
ペットとして飼っていた猫や鳩、また旅先で見かけたガチョウ・豚・キリン・カバなど様々な動物を彫刻作品として残しています。
展示会では、これらの動物たちの特性を生かした美しいシルエットなども見どころの1つと言えるでしょう。
現在は京都で開催中!ネットでの口コミ・評判
フランソワ・ポンポン展は現在京都市の京セラ美術館にて開催中です。(7月10日~9月5日まで)
京セラ美術館で一足早くフランソワ・ポンポン展を鑑賞した方たちの口コミには、以下のようなものがありました。
- 究極に無駄を省いた線で表現された彫刻は、今にものっそりと動き出しそうな雰囲気があった
- 代表作の「シロクマ」は思わず撫でたくなるような優しい形と表情だった
- とてもシンプルで、でもしっかりと観察された丸みのあるフォルムに癒された
- シンプルで可愛らしいけど、骨格や筋肉の付き方がリアル
- 朝イチで行くと人が少なくてじっくり見られるのでおすすめ
フランソワ・ポンポン展(名古屋市美術館)の概要
展示期間 | 2021年9月18日(土)〜2021年11月14日(日) |
会場 | 名古屋市美術館 |
住所 | 愛知県名古屋市中区栄2-17-25 (芸術と科学の杜・白川公園内) |
アクセス | 地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分 |
営業時間 | 9:30~17:00(最終入場時間:16:30) 金曜日は20:00まで(最終入場時間:19:30) |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日) |
観覧料 | 一般:1.600円(前売り1,400円) 大学・高校生:1,000円(前売り800円) 中学生以下無料 |
TEL | 052-212-0001 |
名古屋市美術館公式サイト | http://www.art-museum.city.nagoya.jp/ |
観覧料に関する注意点
- 障害のある方、難病患者の方は、手帳または受給者証の提示により本人と付添者2名まで当日料金の半額で観覧できます。(他の割引との併用不可)
- 障害者等割引券(お取り扱いはチケットぴあのみ)を購入された方は、当日受付で証明(障害者手帳など)できるものの提示が必要です。(提示できない場合は差額の支払いが必要)
- 名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館の方は100円割引。(他の割引との併用不可)
- 「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日券から200円割引。(他の割引との併用不可)
- 同時に多くの方が入場することを避けるため、団体割引は行いません。
- 「フランソワ・ポンポン展」の観覧券で常設展も観覧できます。
チケット取り扱い店舗
フランソワ・ポンポン展のチケットは以下から購入することができます。
チケットぴあ | https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2171262 |
ローソンチケット | https://l-tike.com/order/?gLcode=42588 |
セブンチケット | http://7ticket.jp/s/090003/p/20211114/1 |
イープラス | https://eplus.jp/sf/detail/3421510001?P6=001&P1=0402&P59=1 |
楽天チケット | https://ticket.rakuten.co.jp/event/museum/rtctppt/ |
窓口 | 名古屋市美術館・オアシス21iセンター・愛知芸術文化センターPG・ユニモールプレイガイド・名古屋市金山観光案内所 |
まとめ
注目のフランソワ・ポンポン展、名古屋市美術館では9月中旬からの展示となります。
新型コロナウイルスの感染状況によっては展示期間などが変更となる可能性もあるので、こまめに公式サイトやSNSの情報をチェックしてみてくださいね。