未来への循環。街を森にする「樹流」。

未来への循環。街を森にする「樹流」。

1999年、B.B.D.で特許取得。
環境共生住宅認定も。

B.B.D.システム概念図
木のチカラにこだわり、自然の力を最大限に引き出す。そして誕生したシステムです。
B.B.D.システムの誕生を振り返ってみる。「木のチカラにこだわり、自然の力を最大限に引き出す」。このことを踏まえながら未来を見据えた家づくりを積み重ねてきた東新住建だからこそ辿り着いたシステムだとも言えます。
自然の恵みを考えぬいた樹流は、新時代の住宅として「環境共生住宅」認定を受けたことも納得です。

環填共生住宅とは、エネルギーや資源・廃棄物などの面で十分 配慮がなされており 、環境と共生しながら快適なライフスタイルを実現できる住宅のこと。ゼロエネルギーで家中を新鮮な空気で満たし、住む人の健康を守る技術が評価されました。

40年前から変わらぬ姿勢。
“循環・共生” への取り組み。

住まいも、生態系の一つと考え、暮らしと環境を同時に守る家づくりを。
東新住建は、2005年「愛・地球博」のウェルカムハウスに込めた想いを家づくりを通して実践しています。その想いとは、住まいも生態系の一つと考え、「循環」と「共生」のある住まいづくりを採り入れていくこと。東新住建は木の家造りや、エコ技術を通じ、社会貢献と住まいの理想を追求していきます。
東新住建が提案した「愛・地球博」のウェルカムハウス
東新住建が提案した「愛・地球博」のウェルカムハウス
日本の木にこだわること。それは未来の循環にだわることでもあります。
国産材の木を利用し、家造りを続けること。それが未来につながり、循環する良い環境につながると、東新住建は考えます。その想いが「4.3倍2×4工法」を誕生させ、約140%の耐力アップを実現させた「Jウッド100」パネルをも生み出しました。東新住建の理念の元、未来の子供や孫、取り巻く環境や社会を考えた際に、日本の森を育て、その木で家を建て続けること。SDGsが注目される現在、東新住建は40年もの前より、この取り組みを続けてきました。
国産材の利用イメージ
東新住建×循環科学研究所

新住宅用建材としての可能性。
スーパーセルロースファイバー。

【あらゆる植物に含まれる食物繊維の一種であり、循環できる資源として注目素材】
【 高い吸水油性と濾過性を活かし、さまざまな抗ウイルス製品へ 】
【 住宅用建材として、高い断熱効果と軽量性を活かした壁材などに期待 】
繊維の中に無数の空気砲を含むセルロースファイバー。高い吸水油性と濾過性、軽量性があります。その特性を活かし、有害物質やウイルスの濾過・除去、災害時の泥水処理など様々な場面で活用され、マスクやパーテーションなどのウイルスブロックへの応用も。さらに住宅用建材として、その構造から、グラスウールやロックウールなどの無機繊維と比較しても断熱効果が高く軽量な建材として壁材などへの応用が期待されています。
  • スーパーセルロースファイバー1
  • スーパーセルロースファイバー2
SDGsが掲げる17の目標のうち、7項目の目標達成に貢献する画期的な資源です。
  • すべての人に健康と福祉を
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 住み続けられる街づくりを
  • つくる責任、つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
循環資源として植物由来のセルロースの可能性を探究
循環科学研究所では自然循環できる資源としてセルロースの持つ特性や可能性に着目し、最大限に活用することで資源の持続性と汚染浄化を同時に達成する製品を作り出すことを目的にしています。それは国際社会共有の持続可能化社会への実現に貢献するSDGs製品の開発でもあります。
山田 國廣
山田 國廣
工学者、エコロジスト、京都精華大学名誉教授
著書
『地球汚染からの脱出 水循環とエントロピー』1991
『放射能除染の原理とマニュアル』2012
『除染は、できる。Q&Aで学ぶ放射能除染』2013
『初期被曝の衝撃ーその被害と全貌』2017 など
大阪生まれ。京都工芸繊維大学工芸学部大学院修士課程終了。
1969年 大阪大学工学部産業機械工学科助手
1986年 「繊維集合体の構造と力学」で阪大工学博士
1990年 辞職して循環科学研究室主宰
1997年 京都精華大学人文学部教授
2014年 定年、名誉教授。エントロピー学会世話人/環境問題を総合的に把握し解決する/環境学の立場から研究活動を続ける
2020年11月 循環資源として植物由来のセルロースの可能性を追求する「循環科学研究所」を設立